形式:文庫
出版社:早川書房
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初めまして。本格ミステリーマニアの轟直人です。本書は実際の誘拐殺人事件をふまえて被害者のほうを許しがたい極悪人に設定したためにこのしめかたがありになった感じですね。中には極悪犯罪者成敗のために探偵が犯人になる作品もひとつならずありますね。文字だと複数の片仮名の登場人物をおぼえるのに苦労させられますが映像ならその苦労は軽減されますね。1975年の本作の映画は映像が活字のミステリーを越えた数少ない例のひとつだと思います。
轟直人様。 初めまして、コメント感謝しますm(_ _)m 映画も観てみようと思っていましたが、いくつかあったので困っていたところでした。活字のミステリーを超えたと仰っていますので、1975年のものを観てみようと思います。原作をどう映像に落とし込んでいるのか、楽しみです(^^) 実際の誘拐殺人事件を参考にしている件も、コメントにて伺い初めて知ったので調べてみましたがなかなか興味深いものだったので、映画を見て事件のことも知った上で再読してみたいと思っています。ありがとうございます。では良い読書ライフを(^^)
初めまして。本格ミステリーマニアの轟直人です。「王道ミステリー」。まさにそうですね。江戸川乱歩が探偵小説(ミステリーの古い呼び方です)は「途中の退屈が最後まで読むと退屈でなかったと分かる話」だと語っていますね。本書はまさにその王道を行っていると思うのです。結末の意外性は群を抜いていますが途中経過の無味乾燥単調退屈もまた群を抜いていると感じます。1975年の映画は豪華キャストの投入で途中経過もオールスター競演を楽しむことで飽きさせないようにしていましたね。アクロイド殺しも同様です。三谷幸喜版はいいですよね。
はじめまして。確かに謎解き問題を出題されているような単調さを感じる部分もありましたね。それでも私は途中経過も楽しく読めました。そもそもが好みの時代、舞台設定だったので、時代背景にそったキャラクター描写や特有の偏見を面白く感じたというのもあると思います。1975年の映画版、ぜひみてみたいです。
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