「ジグロは、"王の暗殺の真相を知っている友"の娘であるバルサを助けた故、ついこの間まで苦楽を共にした仲間から追手として命を狙われることになる。身を守るためには彼らを皆殺さなければならぬ。相手も家族を人質に取られ、ジグロを殺さねばならぬ」このような設定がある作品はあまり見ない気がするのだが、自分は何となくそれがどれだけ彼らにとって惨いことなのかは、読者個々の温かみを試されている気がする。
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