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のび太・ジャイアン症候群―いじめっ子、いじめられっ子は同じ心の病が原因だった

感想・レビュー
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リリパス
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「最近、ADHDって、きいたことあるけど、そもそも、ADHDの子供って、どんな子なの?」というのを、のび太やジャイアンの行動にたとえて、説明している本です。難しい専門用語などは、ほとんど使っていないため、読みやすく、わかりやすかったです。
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シルク
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ネタバレ「ドラえもん」ののび太つったらーー集中力に欠け、自分をコントロールする力が弱い。宿題やらなくっちゃと思っても、それよりあれやりたい、これやりたい。目の前の誘惑に、フラフラっとなる。意気地無しで、自分の力で何かしようという気が薄く、何かっていうと「ドラえも~ん」。実は空気が読めなくて、そして極端なほどに要領が悪い。そしていじめられやすい。...そしてジャイアンはと言えば。カッとなりやすく、とにかくムシャクシャして手が出る。集中力はなく、勉強は苦手。目の前のおもちゃが欲しけりゃ、「お前のものは俺のもの」。→
シルク

オレ様の思う通りにならなくちゃ我慢ならねー。そんなでは人に好かれるはずもなく、実はとても孤独。...この、「いじめっ子」と「いじめられっ子」って、まるで真逆に思えて、実はいずれも「ADHD(Attention-deficit/Hyper-activity Disorder)」の特徴なんだよなあ~と、いう本。のび太もジャイアンも、脳内の化学物質の分泌の具合がうまくいってなかったり、バランスが悪くなっていて、あんな風にめそめそっ子だったり怠け者に見えたり、あるいは乱暴者の嫌われ者だったりするのかも知らんのと。

08/08 18:04
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navi-labo
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ADHDをのび太ジャイアン症候群と例えたのは取り掛かり易いと思った。教育現場にいて、この子ADHDじゃないか?と思うことはあるが、1章にある診断チェックの項目がなんと厳しいことか。この項目を全て満たしている子はそうそういない。で、あるならば今ですら集団活動が難しいプチADHDに輪をかけて、ADHDは集団活動が破綻的に厳しいのではないか。それを普通学級に入れて、しかも40人の生徒を教員1人で見ろとか無茶苦茶だ。教員も研修を積み個別対応は理解できるが常に個と集団という壁に当たる。小中学校に強制力はないのだから
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みーちゃん狼
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とてもわかりやすく ADHDとアスペルガーについて 発達障害について書いてあります。
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GOLD SEVEN
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両親からの遺伝的な要因によりADHDの子供が適切な療育、教育を受けづらい環境にあるケースや、養育不全や虐待等によるPTSDなどでADHD的症状が出現するケースには触れられずに、当事者児童に「親は理解者である」というファンタジーを押し付ける7章には激しく違和感を覚える。そのほかにも「脳の気質的な問題」を「心の病」と表現する雑さなどは気になったが、発行年は平成9年、当時この本に救われた人は多くいるだろうと思った。違和感はあるが当時の認識も含むADHDの入門書としては良書ではないでしょうか。
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Naccho
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著者自身もこの病気であるとのこと。自身の家族の話も交えながら分かりやすく解説されていた。子供へ、親へ、教師へという形で書かれている。日本では2比較的最近わかってきたが、アメリカでは1960年代から研究され始めていたらしい。
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必殺!パート仕事人
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ネタバレ一日のうちに何度も自分に言ってあげよう。「きょうのことだけ、考えよう。今やっていることをがんばろう」
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とうふ
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小さい頃の自分を思い出しながら読んだ。多動・衝動は無かったが不注意はあったしそれは今でも続いている。薬については情報が古いがADHDの入門としては最適だと思う。確かこの著作が日本にADHDを紹介した最初の本だと聞いたことがある。ADHDを「のび太・ジャイアン症候群」として紹介したのは著者の気遣いだったんだろうなと思う。
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Yuuki  Takahashi
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注意欠陥・多動性・衝動性の入門編という感じでしょうか。読んでいると知識が精神の安定をもたらしてくれるように感じます。
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嶽浦かな野
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読みやすい。非常に。けれど、なんか、違和感。なんで?図書館本。
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やもち
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ちょっと前に、自閉症スペクトラムについての本をよんだので、次はADHD の勉強と思い読んでみた。読んでると「あれ、うちの子、のび太型!?」…。ま、注意力の問題は幼児にはよくあることと、自分でフォローしつつも気になる。心の片隅には置いておこう。いじめっ子、いじめられっ子の心の病について大まかわかった。正しい診断を受けたら、薬物治療。「へぇ、薬があるんやぁ」って驚き。それと並行して、環境の調整がもちろんだいじ。18年前(平成9年)発行。内容は古い?
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tsuitsui
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かなり自分あてはまっているきも… だから他の人の症状を察せれたらいいのですがら難しい。
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123456789wanko
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学問的に正しいかは判断しかねますが、ある種の病気であるとする診断が本人や家族の福音となるという部分はよく理解できます。タイトルのキャッチ―さから、発売された1997当時はかなりの話題にもなったようで、それが逆に現在、何かというとADHDだ、アスペルガーだ、鬱だという風潮の一端を図らずも担ってしまった面もあるように思えます。著者の実体験に基づいて書かれており、その面においては少なくとも誠実であると感じます。
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みにみに
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ちょっと古い感じがした。
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あーちゃん♪
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数年前、初めて情緒・自閉症学級担当になって、最初に読んだ本。この本でADHDやアスペルガーを知った覚えがある。今はたくさん本も出てメジャーになったけど、当時はあまりなかったもんなぁ…と懐かしく思い出した。
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七篠
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分かりやすく書かれており、ADHDについて理解するのにいい本なんじゃないかと思いました。
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みゃーこ
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リタリンの処方など、今となっては若干古い情報が含まれているがADHD当事者であるという著者だけに当事者の気持ちに立った非常に温かい目線で書かれているため様々な対処法が非常にわかりやすく書かれている。世渡りベタの人を指して「ナントカ障害」と命名することの弊害と名付けてしまうことによって開かれる新しい視点と、両方のバランスをとりながらそれぞれが生きやすいような戦略を模索していくことが何より大切だと感じさせられる。障害に張り付くイメージを超え、人間すべてが愛情と承認欲求を持っていることに立ち返るとどんな人間にと
みゃーこ

ってもここに書かれていることは有用であり、学ぶべきところがある社会的課題であり、その解答でもあると思える良書である。

12/27 16:25
pino

みゃーこさんのような視点を持ってくださる方がいらっしゃると心強いです。感謝です!

12/28 08:36
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タール
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やたら連呼される「のび太・ジャイアン症候群の子供」という言い方が気になった。ただ、読み終えてみたら、身近な子供たちのことを、あの子はジャイアン型でこの子はのび太型、という区別をして納得している自分に気づいたので、症状をわかりやすくするための呼び名の意義はあったのかとは思う。後半は、(お母さんは)『大きな耳とやさしい目』を持って子供に接するべき、などなど、子供との接し方について具体的な示唆があり、母としてとても参考になりました。
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Humbaba
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子育てにかかる労力は,その子供によって異なっている.普通の子供を育てるのには10の労力が必要であるとして,ADHDなどの発達障害を患っている子供を育てるのには20の労力が必要であるとする.この時,親が15の労力をかけたとしても,子供が問題を起こすかもしれない.そして,親の教育が悪いと言われることが多い.それは,たとえ労力的には周りよりも多くを行っていても変わらない.
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cPu
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買う価値は亡かった本。
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豆まゆ
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わかりやすいとは思うけど、この本の説明では誰しも当てはまるところがあってみんな障害にしてしまう危険性もあるし、書き方がどうしてもこの障害の人を擁護する内容に偏っている気がしてならない。
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けん
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「大人によく見られるのび太・ジャイアン症候群の症状」として、70近く列挙されているもののうち(P.136-137)、 「あちゃー」と思うほど自分にあてはまるものがたくさん。 「のび太・ジャイアン症候群」とは、今はやりのADHDのこと。 まったくもって、「あちゃー」としか言いようがない。。。
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