★メモ★第126回(2001年下期)芥川賞受賞作品。片や母と子の二人暮らし。片や母が家出して父と子の三人で暮らす。このプロットだけでも何処か暗さを感じさせるが明るく粋なキャラが暗さを感じさせないストーリーを作り上げる。鏤められるサブカル的な場面が読者の心を擽る。Wikipediaで調べる。『猛スピードで母は』は子供時代の私小説にも感じるし、「サイドカーに犬」は”ブルボン小林”の一面を垣間見ることが出来る。ごく日常を描く物語での芥川賞。『パーク・ライフ』吉田修一にも相通ずる。感性なんですかね。感性磨かねば。
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