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変身 (講談社文庫 ひ 17-9)

感想・レビュー
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にゃん
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大分前の小説、、実現化しているような‥‥
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魔女のキキ
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ネタバレ再読。脳移植により自分の人格が徐々にドナーの人格に侵されていく。非常に怖い話だと思います。主人公がとても気の毒ですが最後にほんの少しだけ自己を取り戻して恋人に気持ちを伝えられたことが救いでした。
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デブライネ
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読書をするものなら東野圭吾は通っておくべきだと考え、本棚から題名のみで気になった一冊を手に取った。主人公の人格の変化を捉えながら読むのが面白かった。結末は意外といえば意外だが驚かさられるほどではなかった。命は肉体に宿るのか、脳に宿るのか、命は神に捧げられたものなのかどうか、命にどこまで介入して良いのか。そんなことを考えさせられた。主人公の闇落ち具合が極端で人をどんどん傷つけていく様は、見ていて少し嫌な気分になった。のめり込みすぎず一歩引いて読書できる人におすすめ
0255文字
AICHAN
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図書館本。脳移植の話。若い男性が拳銃で頭を撃たれ、医者たちは脳の一部を移植した。手術から回復した青年は最初はまともだったが、次第に凶悪になっていく。彼は自分が自分でなくなっていくことに、ある疑惑を持つようになる…。脳移植については、死体の脳を脳死患者に移植した例があるだけらしい。他の臓器の移植技術は進んでいてずいぶん可能になったが、脳は複雑なので移植については現時点では不可能に近いとみられているらしい。東野圭吾はそのことを知りつつ、脳移植をテーマにこの物語を書いた。科学者(医者)とは何なのか?
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。
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愛じゃよ。
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0129
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ネタバレ【12月と1月は東野圭吾月間】12冊目。 『宿命』に続いて倫理観ぶっ壊れ人間に嫌悪感ビシビシ。 京極に意識を乗っ取られ始めても、まさか殺人を犯すとは思わなかった。つらい。 地の文の一人称が〝僕〟から完全に〝俺〟になってしまったことに恐怖を覚えた。 「エディプスコンプレックス」というものがあるのを初めて知った。 他者に支配されていくくらいなら死んだ方がマシかも。そこまでして生きたい世の中でもないし。
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あや
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「アルジャーノンに花束を」と近い感想を抱いた。 脳が他人に支配されても生きていると言えるのか、考えさせられる内容だった。東野圭吾さんは流石理系の人間だなと思った。今後の科学の発展と共に考えていかなければならない問題だと思う。
0255文字
ねじり
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久々の東野圭吾さん。やっぱり安定に読みやすい。今回は脳移植された男性の話。まぁ、そうだろうな…という感じはありつつも最後まで面白く読めた。
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クボショーヘイ
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ネタバレとても考えさせられるテーマです。 脳の一部を移植されて元の人格でいられるならドナーはすでに亡くなっている状態だが、人格がドナーのものに変わってしまった場合、その人は誰になるのか?ドナーになるの?じゃ、元の人は死んだことになるのかなぁ。葬式の遺影はまだ生きているドナーの写真。うへっ。
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あき
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ネタバレ面白かった。フィクションとは思いつつ、脳の可能性、影響はまだまだ人にとって未知の領域だなぁと感じた作品。自分が自分でなくなっていくのは怖いだろうな…
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みわ
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ネタバレアルジャーノンに花束を。強盗事件で右脳に傷を負った成瀬は、その事件の犯人(京極瞬介)の脳と移植の適合をしたため、秘密裏に移植され意識を取り戻す。当初は問題がなかったが、徐々に京極の性格がでてくる。元々は絵が得意だったが興味がなくなり、音楽に興味を持つようになる。京極の性格だった周りを見下す、潔癖症になったりする。
みわ

成瀬のエディプスコンプレックスで、自己肯定感の低下、京極のエディプスコンプレックスで、京極の母親に似た女性(橘)の手を出すなど、最後は書かせてもらえなかった恋人(恵)のヌードデッサンをきっかけに成瀬の意識を取り戻し、手術をした教授(堂元)に移植した部分の除去を頼むが、かなわず拳銃で頭を撃ち意識を失い、後に死亡する。

11/15 10:57
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プロミネンス
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やはり、大人しく東野圭吾を読んでおけということか…。脳移植。「自分」と「知らない自分」を行き来しながら自己嫌悪を積もらせていく。主人公は、自分に施された手術に疑いを持ち、真相を探ろうとする。最終的なゴールとなるのは別にあったのだが、これがかなり心をえぐられた。今まで大好きだったガールフレンドを可愛く思えなくなってしまった恐怖、夢中になっていた趣味に吐き気を感じるようになってしまう焦燥。絶望は計り知れない…。とても面白かった。恵さん素敵。
0255文字
Kumi
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どんどん引き込まれていき引き返せない主人公に息苦しさを感じた。恵のまっすぐさはあり得ないだろうと思ったが、設定自体があり得ないことだったと納得した。濃密な内容だった。
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エム
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ネタバレ東野圭吾氏49冊目。他人の脳を移植し、性格が変わっていくという話。凶暴化していくあたりから、犯罪者の脳を移植したのではと思ったが、まさか事件の加害者の脳だったとは!途中からは読むのも辛いくらい京極の脳に支配された純一が壊れていくが、やめられなくて一気読み。橘助手は殺されるし恵もあわや殺されそうになるが最後の最後で踏みとどまった。この本は講談社80周年記念書き下ろしで書かれ、東野氏は、売れなくて、売れたのは映画化とドラマ化のあとと書いている。自分的には十分面白かった。フィクションであることすっかり忘れてた。
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りょうこババ
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脳移植? 怖い話。脳を移植され生き返ったジュン。段々今までとは違う自分に戸惑う。知らない脳の提供者に自分が侵略されて来る。医療関係者や彼らを操る上の人達も怖い。フィクションだけど、以外とあったりして。
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月子
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ネタバレあと少し、あと少しと夜明けまで読み進めてしまった。徐々に元の自分が消えて行くって怖いな…今回は現実には中々実現しなさそうな脳移植が原因とされていたけど世の中には脳の損傷などで人格が変わってしまう実例も聞いたことあるし、けして起こりえないことでは無いと思った。
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らぷとる
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ネタバレあらすじの脳移植を受けた青年ってところに惹かれて買った東野圭吾の本。 はじめにゾッとするシーンがいくつかあったせいでどこまで行っても続きが気になって気になって、、、主人公が変貌していく様がただただ恐ろしくて怖かった、、。 「君を愛したことを忘れない」 その言葉がキャンバスに描いたソバカスに現れてるのを見て無意識にでも恵を守ったんだなぁって読了後なんだか泣きそうになった🥲 助かったとしても自分がどんどん自分じゃなくなって他人に飲み込まれてしまったらそれは死んでしまったということにならないのだろうか。
0255文字
naoko
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壮絶な物語だった。フィクションだとわかっていても、実際このようなことは起こりうるのではないかと思った。人それぞ生まれながらに顔が違うように、全てにおいて遺伝子レベルで組み込まれた何かがあるのでは?と感じることが多い。それが脳ともなれば、、恐ろしい。  本来のジュンと恵は本当に素朴で素敵な2人だったと思った。
0255文字
あっと
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テーマが面白く期待したが、展開が読めてしまった… ただただ可哀想な主人公と二人の女性。 ラスト、堂元の言葉が心に残っている。これからも答えが出ないだろう問題。
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れぼん
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ネタバレなんだこれは…すごすぎ…。30年前の作品とは思えない。 とても読みやすく、特に大きな事件が起きないというのに一瞬で50Pほどを読み終え、その後はまさにノンストップ。予想がつく場面(ドナー)は有るものの、そんなことはどうでもいいくらいのめりこめた。 なだらかな「変身」の様子。周囲の人間への苛立ちともどかしさ。じわじわ蝕まれる感覚を一緒に味わえた。 恵が不憫で…ソバカスのくだり😭若生の雑魚キャラ感が好き。 映画では玉木宏さん主演とのことですが、脳内ではジュン=京極=マツケンで想像してました。あ、松山のほう。
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YUUUUMI
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脳移植手術で一命を取り留めた主人公が凶暴化したりと、だんだんと変貌していってしまうが…。重症を負い、回復したというところで物語が完結するのではなく、ここからが物語の始まりで、世界初の移植、そこからの経過観察など、主人公の心の変化によって周りに影響を与えていく様子が恐ろしい。今までの自分が自分ではなくなってしまったら、今までの自分の感情はどこへ行ってしまうのだろう。とても複雑な状況の中で進行する物語だが、とても面白かった。
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ねむ
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ネタバレすごくいろいろ感じ、考えさせられた。脳を移植されたことで本来の人格をだんだんと失っていく、移植された脳の人格に乗っ取られていく恐怖とか。とすると人間の死ってどこからなんだ?とか。脳移植を推進するバッグには老政治家の思惑が、とか(実際にありえそう)。きっと脳って明らかになっていないことも多いんだろうな。だからこういう小説も描かれるし、そこに希望も持てたりするんだろうな。おもしろかった。
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固太り
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ネタバレ人体とは精神とは不思議なものだ。実際、臓器提供によって食べ物の好みが提供者に似たという話を聞いたことがある。科学的に説明できないことはまだまだたくさんあるのだろうな。意識ははっきりとあるのに自分がどんどん変わっていく愛しているはずの人も愛せなくなっていくのはつらいんじゃないかな。小さな女の子を助けたという褒められるべきことをしたはずなのにあまりにも可哀想な結末だと思う。
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アヴィ
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現時点でも、脳移植はオーバーテクノロジーでありSF作品におけるアイテムの一つだが、近未来において本当に脳移植が実現したらどうなるか、理工系出身の作者らしいシュミレーションがミステリアスに描かれます。脳科学の進展で随分解明されてきたとはいえ、未だ謎多き臓器であり、人を人たらしめている脳。果たして本作のように1部の移植だけで、こんな風に人格が変わったり乗っ取られるような事態になるのだろうか。
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はる
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ドラマ化されてたんですね。見てみたい。なんだか、主人公がかわいそうすぎる。
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もりもり読書202312
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ネタバレ予想を全く裏切らない さすが東野圭吾の作品です まあ 最終的にはとても残念な結果になるし 悲劇の話なんですがドラマ化されてるということも確認したので 早々に借りて見てみたいと思います
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のりさん
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身体は生きていても、元の人格が失われてしまう状態は生きていると言えるのか。倫理観的にも非常に考えさせられる小説だった。
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aya-ha
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事件に巻き込まれて脳を撃たれ、脳移植を受けた男性の話。ネタバレになるのであまり詳しく書けないけど、主人公の男性が徐々に変わっていく様子が見て取れます。先が気になってどんどん読み進んでしまいましたが、とにかく、なんともやりきれないですね…。
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べぇ
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面白いテーマやなぁと。人の死を如何にして判定するのか、確かにねぇ。
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よっしー
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銃で撃たれた主人公。ドナーの脳移植をして、一命を取り留める。しかし、ドナーは、自分を打った犯人だった。脳はだんだん自分らしさをうしなっていく。
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キタムー
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もし自分が純一と同じ状況になったらと考えたらゾッとしてしまう…。この作品自体はだいぶ前に書かれたものだけど、この技術ってもしかしてそろそろ可能だったりするの?
KAKAPO

キタムーさん、こんにちは。この頃の東野圭吾さんの作品には、キタムーさんが仰るように、「もし自分が主人公と同じ状況になったら」と思わされるパワー?がありますよね。

10/19 13:16
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megu
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ネタバレ世界初の脳移植を受けた成瀬純一。日常生活を取り戻したものの、違和感が日に日に増していき、ドナーの影響を疑う。 自分が自分で無くなる感覚は想像し難く、怖い。多重人格とも違い、やはり、脳移植の実現の難しさ、怖さがわかった。
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ZIMA
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面白かった
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たまはがね
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ネタバレ脳移植を題材にした初期のSF作品。脳移植で九死に一生を得た主人公がだんだんと変わっていく様子は凄い現実味を帯びていていたし、生死の概念も考えさせられる。せっかく助かったのに、自分が自分でなくなっていく苦悩や悲しい結末に、読んでいて不憫で嫌な気持ちにもなったが面白かった。
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エスパー
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ネタバレ事件に巻き込まれた主人公が拳銃で撃たれ脳死状態となったが、脳部分移植を受ける。徐々に性格が変化していくところなどの描写は素晴らしい。が主人公が可哀想すぎて救いがない。
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カイジ
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きっとハッピーエンドにはならないなとは漠然と思ってはいたけど、その結末がどうなるのかは想像できなかった。自分にとっては読了感が得られない作品で残念。
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Koh Hincha
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ネタバレ個人的には珍しく東野圭吾作品に少し嫌悪感を覚えたかな。 脳を移植して、ドナーの性格に変身してしまう主人公の葛藤が描かれてるけど、何となく序盤でドナーが誰なのか解っちゃったし。 その後の性格の変遷が、少し気分悪い感じだった。 でも、医学的に脳の移植が可能になり、法的な整備が進められるような時が来たら、起こりそうな話で、少し怖い感じもした。
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ねこっち
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恵がええ奴。現実離れした話。これはこれで。
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いい
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ネタバレ一人称が僕から俺に変わる表現が面白い 主人公の苛立ちや変化、緊迫感がよく伝わり飽きずに読み終えた 結末については無意識の世界での幸せ、のようなものがでてきたが唐突に感じてあまり理解できなかった
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ねこ
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脳移植手術を受けた青年が、少しずつ別の人間になっていく恐怖を描いた物語。主人公の性格が徐々に凶暴になっていく描写がリアルで恐く、それに怯える周囲の人間の様子もつらい。心が荒んでいる状態でこれを読んだ時に、凶暴な人格の主人公に共感してしまい、そんな自分にショックを受けたこともありました。医療には詳しくないけど、実際に脳移植が可能になったらこういうことが起こるのかな…。「本当の自分が少しでも残っているうちに」と焦りもがく主人公がせつなくてただ悲しかった。ラストの一文に心がギュッとなりました。
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