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名臣伝 (双葉文庫)

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ぜんこう
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紀州五十五万石の藩祖の徳川頼宜の家臣の侍たち14名の物語。徳川初期なので戦国時代に活躍した猛者だらけ。 でもなんで紀州?若山城(←昔はこう書いたんや)? 知らんかったけど津本陽さんが和歌山市生まれなんですね。 雑賀宗とかの話も以前読んだし、なるほど納得(^^)
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ホワイトノイズ ^^* @ 環境順応と技術習得の日々
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8代将軍吉宗の祖父であり紀州徳川家の祖・徳川頼宣に仕えた家臣それぞれの物語(エピソード集という方が的確?)既読の津本陽作品同様に剣術戦闘シーンの描写が素晴らしく頼宣公の若さ故の粗暴な振る舞いも家臣たちのエピソードに深みが加わっているよう思えた。 忠義に篤い漢たちをまとめ上げ頼宣公にさえ意見できた安藤直次の存在の大きさが後の頼宣公の人としての成長にも繋がっていたのでしょう。我が故郷の和歌山で魅力的な家臣を従えた頼宣公は名君であったと私は思う。
0255文字
あきこ
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紀州家、頼宣の家臣たち。この時代の武士は、日本人の気質の基本となる心構えを持って生きていたのだ。今の世の中にもこの気質を受け継ぐ人が出てくれたらなあ、なんて思ってしまった。
あきこ

意外です。そして歴史好きにとっては残念な気持ちになりました。明治維新のときに徳川の治世は無きものとされたのかもしれませんね。素直な県民性がそれをすんなり受け入れたのではないでしょうか。なんて私の想像ですが。 面白いエピソードを聞かせていただきありがとうございました。

09/08 09:28
南海龍門山

いいえ、こちらこそ。 ただ誤解のないように補足しておきたいのですが、全く無視されてる訳ではなく、来月から「紀州徳川400年」の記念展覧会や、記念のテレビ番組放送など最低限の取組はあるんです。徳川時代を高く評価する歴史ファンも少なからずいる。私は頼宣公に大変興味があり、検索してる内にここにたどり着きました。地元の歴史偏見風潮には不満で、つい愚痴が出ましたが、和歌山が御三家城下町だった事実は変わりません。今後、自分一人でも徳川頼宣主従の魅力を広く伝えたいと決意してます。発言の機会をありがとうございました。

09/08 23:41
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maito/まいと
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徳川御三家の一つ、紀州藩創設時の名臣たちを取り上げた短編集。戦国乱世と太平の世の狭間の中で、腕っ節だけでもなく、実績だけでもない、本当に大切な根っこのものを持ち続けた、漢の生き様を見せられた気がします。名臣たちのいぶし銀さが引き立ちすぎて、主君・頼宣のやんちゃぶりは大丈夫?と気になるけど・・・
南海龍門山

若殿の頃はかなり激しく無茶な部分がある頼宣ですが、ちゃんと調べれば、年を重ねるごとに偉大な明君に成長していく、さすがあの徳川家康に幼少時から目を掛けられていただけの事はあると思います。和歌山城の天狗退治や友ヶ島の大蛇退治、和歌浦の捕鯨漁参加など武勇伝逸話も多くて、付いたあだ名が「南海の龍」、略して南龍。 孫の吉宗が「暴れん坊将軍」なら、この祖父こそ元祖「暴れん坊大名」と言っても過言じゃない。和歌山みたいな西国じゃなく、東国の大名だったなら間違いなく人気が出て、名臣ともども、きっとドラマ化されてたと思える。

09/07 20:13
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アイゼナハ@灯れ松明の火
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紀州徳川家、頼宣家中の名臣列伝。名臣伝というより豪傑伝の方が近いかも。山風の「魔界転生」に出てきた人がいるかも?と思って読んでみましたが…次からは目次をちゃんと見てからにしたらって話でした(^o^;
アイゼナハ@灯れ松明の火

柔術師範で関口弥左衛門って人がチラッと出てくるのですが、この人が関口柔心なのかも…。うーむ、どうだったっけかな。

06/26 22:37
南海龍門山

関口流始祖 同一人物の可能性はありますね

09/07 18:37
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