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サイラス・マアナー〈上巻〉 (1952年) (岩波文庫)

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エイダ(K.595)
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大学生協にて半額(100円)で上巻だけ購い、ぐずぐずしていたらそのままになり、いつか1巻本に変わり、今さらそれを買うのも業腹で、さらに放置すること世紀をまたぐ。放っておくとは愚かしかった。プロット完璧、いやしかしそれはよく知られてはいるのだ。なんというのか意を尽くさないのだが、正確無比の心理分析、巧まざる情景描写、もうそれはそうでしかありえない文学というか、だれかが考えて書いたとは思えない、できあがったものがこの世に現れたような書きぶり。論評がびしびしはまるのに、それでいて生きた物語として無類に面白い。
エイダ(K.595)

虹屋に集う人々の心の内や人柄や、ろくでなしダンシーのろくでなしぶりや、よい娘ナンシーの揺れる心や、何やかや。冷静な洞察力。温かな眼差し。

08/08 00:07
0255文字
Ribes triste
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ネタバレ孤独な変わり者と思われていたリンネル織工のサイラス・マアナー。彼には、親友であった男の裏切りで冤罪をきせられた悲しい過去があった。全てに絶望した彼の唯一の心のよりどころはお金だったが、そのお金がラヴィロウの人々を巻き込む事件を呼びおこし、サイラスの人生を変えていく。地主のカス家の息子たちの登場(どっちもロクデナシ))で、がぜん話が面白くなってくる。さて下巻へ。
0255文字
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