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小袖日記 (文春文庫 し 34-9)

感想・レビュー
697

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935(=^ェ^=)
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読みやすいんだけど、思ってた内容と違い過ぎてなかなか進まなかった。
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若黎
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買ってからずっと忘れていたが、今日読了。わりと短時間で読めたので、私的におもしろかった、ということで。
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めご
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上司との不倫のあげく捨てられて、死んでやるーと思ったもののやっぱりやめた、と決めた途端、雷にうたれて平安時代にタイムスリップ。しかも人格だけ。体は別人、平安時代の小袖という女性になってた。その人は源氏物語を執筆中の香子・紫式部を手伝う情報収集係だった。ここまではおもしろい設定だと思ったのですが、?だらけの終わり方でした。現代とは繋がっていない平行宇宙?道長や紫式部はいるのに?小袖や洋子はどうなった?なるほど、とは思ったけれども、源氏物語や当時の男性への貶し方がすごかった。
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ユキタ
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何年ぶりかの再読。落雷の衝撃で精神だけが平安時代の女房・小袖の脳に間借りするようになった現代OLが出会う源氏物語の元ネタとなる出来事の数々を描くSF系時代小説。モデルは強い想いを貫いたという結末の明石の帖が好き。
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TakeROC
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私には妻子持ちの男性との交際に散った女性を笑わないとならない事情があって、ネットでその手の小説を検索したらヒットしたので決めました。不純な動機で始めたものの、予想を越えたスペクタクル大河で、間違いなく源氏物語を検索することになります。薄らでも頭に入れておかないと日本人の嗜みとまで思います。なんら説明がないから、諸々が時空を越えたのかは分からずじまいですが、そこらは回収しなくとも良いような構成に気がつき感嘆しております。嫌な人がいないミニ大河。奇しくも本家の次作は紫式部が主人公ですのでタイムリー(館)
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meemee
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21世紀。不倫の恋に破れた女性が、別の次元の平安時代の紫式部の女房に転移し、リアル源氏物語を体験する。 なるほど、あの帖はそういう解釈もできるのか、と。これは小説家ゆえなのか、学生時代に学んでいたのだろうか、などと思いながら。 私、明石の君をいやな女って思ったことなかったなあ。
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秀玉
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秀作。読み応えがあった。小説家の仕事を感じた一作。源氏物語は光源氏ぐらいしか知らないが。平安時代の生活や風習を知ることも出来た。武家社会の女性の生きづらさ、男性中心の世。平安時代はもっと男女ともにおおらかに生きていたんですね。読み終えて見れば、生きるということ、生きている自分を見つめる物語だった。最初のほうで主人公が、まわりのおかめ顔にびっくりする描写があり、おかめ顔にも良い顔とそうでない顔の区別がつき、でか頭に低身長、子供っぽく見えるとの下りはおもしろくなるほどと納得。最後は小紫と再会を期待したのだが。
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かっこちゃん
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ネタバレタイムスリップ。源氏物語を下敷きにしてるけど、少しずつあるいは、大いに違う。夕顔、末摘花、葵、明石、若紫。まあ、それなりに楽しめました。あの頃の都の現状が諸脳内映像に来て、複雑な気分です。
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きのぴ
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平安時代にタイムスリップした主人公は、女官・小袖として「源氏物語」を執筆中の香子さまの片腕として働き、ネタ探しのため平安の世を取材して歩くことになったー。この小説では源氏物語に新たな解釈を与えているけれど、もともとの源氏物語の詳しい内容を知らない私は本来の源氏物語に興味がわいた。夕顔とか六条御息所とか名前は聞いたことあるけれど。ここでの源氏物語は優しい世界で好きだった。てか作者をずっと宮木あや子さんだと思い読んでいたらとんだ勘違だった。なんで間違えたんだろ(笑)
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白井たま
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話のあらすじは皆さん書いていらっしゃるので省略します。タイムスリップ、源氏物語が好きな方はとても楽しめる作品です。フランクな語り口で始まりますが、ぐいぐい世界にひきこまれます。タイムスリップが好きな私は楽しく読めました。
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hi7ko
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・平安時代へタイムスリップ、ファンタジーな世界観 ・源氏物語はベースとなった事実があり、それは必ずしも物語と一致しない、という新しい切り口 ・辛いことも乗り越えて前を向こう、というメッセージ性
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ひいる
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よかったです。 いままで源氏物語を読んだこともそれぞれ誰がどういう役割かもほとんど知らなかったので、源氏物語関係の本は敬遠していたのですが、これはよかった。 タイムスリップした現代女子からのツッコミ、と思いきや今と同じように苦悩、涙する女性たちやそれをうまく物語に昇華する紫式部。この本に出会えてよかったと思いました。 どうしても色恋沙汰の本、というイメージが拭えずにいた私の視界を広げてくれた本です。 それを抜きにしても面白かった。
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カッパ
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【2238】なんとトリップものです。不倫してわかれた女性が自暴自棄になった瞬間に平安時代の小袖という女性のなかに。彼女は源氏物語の作者にネタを提供していた雇われ人です。チートがあり、生活習慣や言葉などはわかるという設定なので無駄に苦労することはありません。そこも含めて楽しめます。エンタメ小説!
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まいさん
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現代のOLが雷に打たれ、平安時代にタイムスリップし、女官・小袖として『源氏物語』を執筆中の紫式部こと香子様のために話のネタを探しに走り回る。「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」それぞれに謎があり、意外な真相が面白い。単純なタイムスリップではなく、タイムパラドックスというSFやミステリの要素もあってなかなか楽しめた。
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Caracal
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愉快な作品でした。現代の感覚を持つ小袖からみた平安時代の人々の生活や恋バナ。平安時代では生霊のたたりと言われていたものが実は、毒だったりとか。源氏物語執筆にこのような背景があったとしたら、なおおもしろく源氏物語を読むことができるのではないでしょうか。
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レコ
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意識だけタイムスリップした話。雷と言えば、バックトゥーザフューチャー。 源氏物語もじっくり読んではいないのですが出てくる女性は、わかる。女性だけは、実在していた設定です。光源氏は、道長がモデルと習ったような気がしますが、違う人がモデルらしい。
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ASTurubami
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現代から平安へタイムスリップした「あたし」が、入れ替わった身体の持ち主は、紫式部の助手である「小袖」だった。 源氏物語に登場する女性のモデルたちに出会い、触れ合っていくうちに、自身の考え方、自分や周囲との向き合い方などを学んでいく、そして最後の「若紫」では同じ境遇の女性と出会い、現代へと戻る算段をつけていく。 「若紫」こと、現代の洋子さんの強烈なキャラクターで強引に締めた感じがありますが、面白かったです。洋子さんがどうなったかが気になります。
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mame
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けっこうおもしろかった。最後の章と、くどい設定説明はなくていい(河)
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rara
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とても面白くて心に沁みるお話でしたが…源氏物語に絡めたストーリーなので源氏物語をちゃんと読んでいたらもっと楽しく読めたのかもしれません。あらすじはなんとなく知ってるんだけどしっかり読んではないんですよね…源氏物語。やっぱり読んだ方がいいのかな…いつでも読めるように買うだけ買っておこうかな…と源氏物語に思いを馳せてしまいました。
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タイ子
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現代のOLが不倫に破れて生きる望みを失った時、いきなり雷に直撃される。目が覚めた時、そこは千年前の平安時代。普通のタイムスリップと違って小袖という女官の脳内に戻っちゃうという話。そして、助けたのは源氏物語を目下執筆中の香子さま。彼女の片腕として物語のニュースソースを探し始める。一度は目にした源氏物語のあの姫、この姫、この噂、あの事件。意外な真相を暴きながら小袖の宮中生活が面白おかしく、時には切なく過ぎて行く。終盤の若紫の編がいい。小袖が現代に戻れるかどうかの話は泣きそうになるぐらい素敵だ。読んで良かった!
mirai.R 

タイちゃん、見っけ~♪装丁違いだったかー😵💦大河ドラマ「光る君へ」と 合わせて読んで😄源氏物語のモデル女人たちに興味覚えたよ。 これは「源氏物語」読みたくなるわ。もしかして「小袖」登場するんやないかと😆🙌️❗ タイ子ばん〜( ・_・)/ 凸 ありがとう✨

02/05 19:29
タイ子

miraiちゃん、見っつかっちゃった♪フィクションでも源氏物語の女人たちってこうだったんだって想像できていいよね。時空を超えてってところからすでにかぐや姫の世界に入ってるけど(笑)小袖登場したら面白いだろうね♬

02/05 21:04
18件のコメントを全て見る
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くるみるく
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ネタバレ失恋直後の落ち込み時、かみなりにうたれ、紫式部の部下と体が入れ替わってしまったOL。平安時代のさまざまな習慣に驚きつつ、源氏物語を検証。なぜ入れ替わってしまったのか、はたして元に戻れるのか?
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ひつじちゃん
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雷に撃たれ突然に平安時代の小袖の体に入れ替わりおかめ顔になったあたし。香子様が書く源氏物語のネタ探しをし、関わる女性達が幸せになれるように、源氏物語とは別に解決していく。やはり現代からタイムスリップした洋子さんと現代に戻る前に、悩みを抱えた小袖と小紫のために絶望した問題を解決してから、雷に撃たれるのは喝采です。本当に面白かった! 平安時代の糞尿、腐る死体と生活するには無理。源氏物語を読むときにこんな事がチラついてしまいそう。それにしても紫の上が観音菩薩だと分かり、光源氏が腰を抜かすのに大笑いでした。
misalyn

この作品、面白いですよね。柴田さんの初読みがこの本だったと思うのですが、他の作品との違いが大きくて🤣

04/19 23:06
ひつじちゃん

面白かったです! 源氏物語(もち現代訳)を読んだら、光源氏の恋より小袖を探しそう(笑)

04/20 06:13
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Hana
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平安時代の暮らしなどもわかり、とても魅力的な作品でした。時代もの、ミステリー、恋愛など色々なジャンルが組み合わさっていて、面白かったです!
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kitapon1221
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ネタバレタイムスリップ異世界ミステリー。「源氏物語」については、〈あたし〉と同じくざっくりとした知識しかなかったけれど、充分楽しめた。時代や文化、風俗が違っても、愛されたいと思う気持ち、嫉妬心、思いやりの心は変わらない。遠い遠い平安時代に生きた人々を身近に感じられたし、前向きな気持ちになれるラストも清々しい。最終章、小紫(in洋子さん)の突き抜けた力業には、声を出して笑ってしまった。洋子さんがメインのサイドストーリー、あればぜひ読んでみたいw。
0255文字
jinya tate
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図書館本 SFにしてミステリー。普段あまり読まない分野で、作家さんも初見。源氏物語の記憶もそれなりにあったので、楽しめました。
0255文字
な
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ネタバレ三浦しをんおすすめ3冊目。どストレートにフェミニズム小説で、私のレーダーが拾えてなかっただけで2007年にもこういう本があったんだなあってしみじみした。
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西夏
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メーターに入ってないけど、多分再読。非常に読んだ気がする。不倫に破れた主人公が、源氏物語の時代にタイムスリップ。源氏物語の作者のネタ集め人員として、元ネタというか、お話のモトに関わっていく話。何となくさっぱりした話。
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のりのり
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転生物は数あれど、ひと味違う。 さすが 柴田よしき。
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イヴ
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Twitterで見かけたものです。とても面白くて読みやすい作品でした。不倫の恋に破れ自暴自棄になったアラサー女性が平安時代にタイムスリップ。紫式部の助手・女房の小袖として、歴史的名作『源氏物語』のネタ集めをする事に⁉︎モデルとなった女性たちの真の姿と紫式部が本当に書きたかったこととは…?今も昔も楽しいだけが恋愛じゃない。女性の真の幸せとは何か。現代女性の視点から見た新解釈・源氏物語。現代的な視点と平安時代の華やかさが交錯して、ミステリアスな雰囲気になっています。
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
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現代に生きる会社勤めの女性が、ある出来事によって平安時代にタイムスリップする話。平安時代と言っても、ちょっとパラレルワールド気味な世界。主人公は紫式部に召し使われる女房、小袖。現実(?)世界を取材して、紫式部に源氏物語のネタを提供。夕顔、末摘花、葵、明石、若紫の元の話が描かれてます。葵の巻の六条御息所の扱いが好きです。明るくてちょっと沁々する件もある楽しい源氏物語パロディでした。
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なー
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不倫の末に失恋したOLが雷に打たれて平安時代にタイムスリップして小袖という平安時代の女官と中身が入れ替わる話。どこの乙女ゲーの出だしだよと思ってしまった。源氏物語の原作者に仕え、彼女に物語のネタを提供する事になったのだけど、モデルになった女性達の現実をうまく書き換えて物語にしていく様子はなるほどー!と思いました。女性の生き辛さや不自由さ、逆に女性ならではの強さや連帯感、気持ちの持ちようなどは平安時代も今もそれ程変わらない部分もあるんだとしみじみ思います。平安時代か…行きたくないな(笑)
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3月の読書猫
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名前から男性かなと思ったんですが、とても柔らかい文章で読後調べたら女性でした、納得。 タイムトラベル物で、お気に入りは『明石』です。
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りん
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タイムスリップし、平安時代の人に入れ替わるSF。源氏物語を書いた紫式部の話が進んでいくと思いきや、実は紫式部は女官「小袖」の提供するネタを題材に彰子の教育係「香子」が執筆していたという面白い設定。源氏物語に出てくる女性たちの物語を作るべく、ネタ提供者の小袖は物語のモデルの女性たちと親交深めていきます。かの有名な生霊に取り憑かれて命を落とす不運な女性たちも、実は生き霊ではなく事件だったというカラクリも面白いです。平安時代の生活様式も楽しめました。主人公が浅はかな考えをしがちで少し残念でしたが面白かったです。
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EMiri
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源氏物語には様々な女性が登場しますが、末摘花や六条の御息所については読んでいるこっちが辛くなってしまう。でも実は各物語には“モデル”がいて、語られない事情があったとしたら…!? 夕顔、末摘花、葵の章では、これが真相だったら…と、思わずにはいられなくなりました。香子の“ペンは剣よりも強し”がカッコいい。
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ちげー
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現代に生きる女性がタイムスリップ。 みんなおなじみの源氏物語が出て来る話。 設定も面白く、パラレルワールドの概念を打ち破る作品でした。 柴田先生の本は2作目。どれも面白く女性心理が細かく描かれてて、共感したり感心したり。 とてもいい作品でした。
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あきほ
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ネタバレ60/30 平成時代に生きる女性が雷に打たれ、源氏物語の作者香子さまに使える小袖に入れ替わる話。小袖の噂好きにより香子さまの執筆をサポートすることになる。 源氏物語を読んどことある人も教科書で読んだことがあるレベルの人も楽しめる1冊。
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あすか
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失恋したOLが雷に打たれ平安時代に転生?し、小袖という名の女性として源氏物語を創りつつ、源氏物語の裏に隠れた真相を解き明かしていく。正直、どうなの?と思う設定だったけれど、とても面白かった。源氏物語を創るだけでなく、モデルとなる女性一人一人が幸せになれるように奮闘するところもいい。
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読書家さん#mdQf51
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みんな存在していた。生まれて生きて、そして死んだ。時がその痕跡を消し去った。でも、彼女たちがいたから、今、がここにある。 自分の時代、自分が生まれた世界から逃げ出してはならない 自分が生まれてしまった時代の中、その時代の様々な呪縛にとらわれながら、懸命に幸せを探して生きていくしかないー  さまざまな呪縛の中生きる女性たちを目の当たりにして、その時を生きる、ということ掴む〈あたし〉。過去ではなく、実際に存在しない物語という虚構の世界を舞台にしながら生の本質に迫る。軽やかな描写の中におけるバランスが見事。
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優希
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面白かったです。タイムスリップものは色々ありますが、平安時代というのが興味深いですね。『源氏物語』も絡みながら紡がれる物語にハマります。
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maki
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ネタバレ不倫に破れたOLがひょんなことからタイムスリップし平安時代で生きることに。って何だかうすっぺらく聞こえるが、いや、そうでもなかった。源氏物語を読んだことない私にとって、とても新鮮。ミステリー要素も含まれ、本当に楽しかった。洋子さん、どうなったんだろ。これを機に毛嫌いしていた源氏物語、読んでみるか。
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