読書メーター KADOKAWA Group

7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源 (角川oneテーマ21)

感想・レビュー
17

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
しょう
新着
2012年に書かれたため少し古いが、松下電器産業、ダイエー、トヨタ自動車、サントリー、阪急電鉄、セゾングループ・無印良品、ファーストリテイリングを題材に、宗教学の分析法が企業研究にも応用できることを示している。全ての会社の創業者が宗教に熱心だったというわけではない。しかし、自分自身に確固たる哲学があり、会社の利益だけでなく社会を良くしようとしていたことは共通している。
0255文字
Akiro OUED
新着
結局、この本に登場する大企業を動かす宗教哲学は存在しない、というのが結論らしい。カリスマ経営者が、宗教にハマって、会社を傾けたとかの実例があると面白かったんだけどね。会社の敷地の片隅に祠があったり、事務所の中に神棚があったりするのはよく見かけるけど、結構不気味だと思う。
0255文字
ちくわん
新着
企業経営者を知るには、まあまあの本。特に興味がある人は伝記を探せばよい。タイトルは企業と宗教とあるが、純粋な宗教が登場するのは、松下電器だけでは。本書で取り上げられた企業とは真逆の「財閥」を今度読んでみたい。中にわが目を疑うようなトピックスがいくつかあった、これって本当?
0255文字
さきん
新着
企業と宗教の似ている点を事例を挙げて解説。会社の結束力を上げるために、天理教から学んで神様を各部門に祀っていた松下電器。唯物論、マルクス的な思想を抱えた西武グループ。宗教と大企業との重なっている所が見れるのが面白かった。
0255文字
sai
新着
内容はそこそこに面白いが、なんというか「フツーの本」であり、宗教学者が書く意味が見出だせない。松下幸之助とかは良いが、他は宗教的なモノ(あるいは視点)を無理矢理こじつけて押し込んだ感が否めない。島田裕巳が副業で、7人の経営者の哲学を読みやすくまとめてみました、という本。
0255文字
KB
新着
ネタバレタイトルの切り口が面白そうだったので読みましたが、このアプローチでの分析が思ったより少なくこの経営者はこんな人という感じにおさまっていたのが残念。
0255文字
すうさん
新着
私は京セラの稲盛和夫氏を尊敬していて、その思想に仏教的な要素がたくさんあり、まさに宗教とのかかわりを感じていた。他の企業のトップがどんな宗教に影響されているのかを知りたかった。しかし、最初に出てくる松下幸之助以外は、さしたる宗教に影響されているということではなく、かえって宗教と縁遠い感じを受けた。自分がカリスマになっていく段階で、誰かの影響を受けたことは隠してしまうものなのかしら。だから企業のトップを知るということでは楽しく読めたが、彼らがどのような宗教に影響を受けたかは書かれていなかったように思う。
0255文字
田中峰和
新着
宗教学者の著者が宗教教団と企業を同じ角度から分析するという視点が面白い。「金融恐慌とユダヤ・キリスト教」でも著者の経済への造詣の深さは感じていたが、今回は7つの日本企業を取り上げているので、納得できる点が多かった。企業分析で面白かったのは、柳井氏(ユニクロ)の理想の人材が過去の自分であるとすれば、求められているのはユニクロに入社してこない人材ということになるという箇所。
0255文字
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
新着
ヤオハンみたいにさ、宗教を拠り所としている企業の紹介かと勘違いしていた私を許してください。経営者は教祖たれ、というとこかな。宗教が人を引きつけお金を集めるシステムを真似れば、高収益の企業ができるってことですかね。無印良品には反体制思想と共産主義が込められていた、ユニクロを着た村上春樹、この2つぐらいかな、目新しかったのは。
0255文字
太田青磁
新着
企業の創業者には、新宗教の教祖と同様にカリスマが備わっている。カリスマ的な経営者は独自の経営哲学を持ち独自の手法で消費者に生活上の救いをもたらし、構成員は経営哲学に信服し組織を運営する。企業と宗教教団の類似性に驚きます。・独占的な販売体制による適正価格維持(松下)・単品を大量に計画的に売っていく(ダイエー)・トヨタ生産方式を体験しトヨタ語に精通する(トヨタ)・道楽を忘れない船場の旦那衆(サントリー)・乗客は鉄道が創造する(阪急)・無印は消費社会へのアンチテーゼ(セゾン)・店長は会社の主役なのだ(ユニクロ)
0255文字
たぬき
新着
本業じゃないよね
0255文字
のっぽ
新着
「時代をリードするような企業には、独自の哲学や理念が存在し、それが実際の企業経営に生かされている。それらはお題目として唱えられるだけでは意味をなさない。経営者や社員に内面化され、血や肉とならなければならない。そのためには哲学や理念がしっかりとした基盤に根ざしている必要があるし、内面化していく仕組みが確立されていなければならない」本文より。 企業経営研究を宗教研究と絡めた視点は秀逸。ただ、論考は浅め。取り上げられている企業は、パナソニック、ダイエー、トヨタ、サントリー、阪急電鉄、セゾン・無印良品、ユニクロ。
0255文字
pigebs1
新着
経営哲学や企業理念みたいなものは一種の宗教的な面がありますもんね。いろんな切り口から根底に迫っていて面白いです。
0255文字
nizimasu
新着
大手企業の宗教哲学かと思っていたら必ずしも宗教に限ってはいない。前文には経営哲学について書いたものということでちょっとタイトル倒れ。実際、セゾンの堤清二とか全然宗教は関係ない。でもそれでもこの本は、企業と宗教組織の関連性。リーダーの振る舞いと聖職者や宗教の教祖とも通じるものがある。その点では類似点が感じられ、ある種の宗教論にも連なっているのが面白い点だ
0255文字
gokuri
新着
有名企業の創業者とその発展過程がコンパクトにまとめられており、非常にわかりやすい。もちろんその精神的側面に光が当てられているので、やや単純化されている気もするが、経営者の思いや信念がよくわかる。 特に、サントリー佐治、セゾングループが興味深かった。ユニクロはこれからどうなっていくのか興味ぶかい。
0255文字
tori
新着
切り口は面白い。が、全般的に著者の感想が中心であっさり。企業というより創業者の精神的背景が語られている。最終章のユニクロにおいてはタイトルと全くが関係ない。正直買ったことを後悔した。ユニクロを入れることで部数が相当違うのだろうがこれはない。いくつか面白い視点があっただけに非常に残念。巻末の「おわりに」を読めば大方は要約されている。
0255文字
芸術家くーまん843
新着
松下電器産業(現パナソニック)、ダイエー、トヨタ自動車、サントリー(サントリーホールディングス)、阪急電鉄(現阪急阪神ホールディングス)、セゾングループ、ユニクロ(ファーストリテイリング)といった日本を代表する企業の哲学を、宗教学者である島田裕巳さんが論じた一冊。・ヤオハンの和田一夫氏は、「生長の家」の熱心な信者だった・松下幸之助氏の水道哲学は、天理教から生まれた・トヨタの根底には、日蓮主義の説くナショナリズムと、二宮尊徳の報徳思想が流れているなど、ゴシップ的にも楽しめる一冊ですが、実際の読みどころは、そ
0255文字
全17件中 1-17 件を表示
7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源 (角川oneテーマ21)評価65感想・レビュー17