形式:文庫
出版社:筑摩書房
以下メモ★生きている人間の動きが体癖の出発点。色は3原色・音は7音階の如く、人間は12種類が混じって個性を作り、48類によりその特性が生じている。確かに読んでいてそれぞれに当てはまる部分が少しずつあった。身体や行動について気付いたことも多い。比較的当てはまる部分が多いのが9種(開閉型=9・10種)・7種(捻れ型=7・8種)。エネルギーが余ってくると鳩尾の左右どちらかが固くなる。アル中は自浄反応? 対人間、特に子供に対しての接し方は興味深い。故障のある椎骨は下に落ちている。見慣れない漢字が多く調べた。
緊める(しめる)は、著者の造語?→緊=かたい。きつくしめる。かたくしまる。ひきしめる。ちぢむ。
人間の行動の源泉は、エネルギーを平衡に保とうとする働きであると述べられている。エネルギー過剰なときは自分の中にあるエネルギーを外へ発散する鬱散要求が、欠乏しているときは、自分の存在を主張して他の注意を惹こうとする集中要求が発生する。鬱散要求は自分が主体だが、集中要求には必ず対象が存在する。
個人の身体運動は、その人固有の運動焦点の感受性が過敏であるために生じる、固有な偏り運動に支えられてる。この運動焦点の感受性で12類型の分類が行われている。
自分が何型か選ぶと、9って選ぶ人が多そうな現代感。
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