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徳川家康(5) うず潮の巻 (山岡荘八歴史文庫)(Kindle版)

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かなえ
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金ヶ崎の退き口、三方ヶ原の戦い、そして信玄の死。三方ヶ原での家康が予想以上にボロボロだった。身代わりに突っ込んでいった夏目も登場。大河のあのシーンを思い浮かべたよ…。瀬名の策略は、それを利用する男たちの手によってもっとのっぴきならないところまで進んでいく。信康ももう少し思慮深ければ、というところかな。徳姫のそばに仕える小侍従を切るんじゃないぞーと祈りつつ次巻へ。
0255文字
ずん
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ネタバレ徳川家康ではあるのに家康側の話になるとなんとも反吐が出るような話。それに対して織田信長側の話は志高く、スカッとする。濃夫人との仲も睦まじく、微笑ましい。家康と築山御前の仲は胸糞悪い。築山御前の元々の個性もあるかもしれないが、やっぱり家康も悪い。家康の志に共感できない築山御前を悪くいうが、どっちもどっち。こんな家康が今後どう天下人になっていくのか、不安にすらなってくる。それにしても大賀弥四郎、減敬、うごめく悪意たちにも魂を宿らせる展開には唸らされる。家康最大の悲劇がすぐそこに迫っている。信康がどう動くか。
0255文字
若隠居
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ネタバレ信玄が死んで、築山御前の企みが露見するあたりまで。
0255文字
オチョモコ
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家康の人生の中で人質時代も含め、この三方ヶ原の頃が一番厳しかったに違いない。さらに内憂が追い打ちを掛け暗澹たること極まれる。か弱き者の世は散々であるが、強き者の世も決して安楽を望めるものではない。ドロドロの愛憎劇に引き込まれる。
0255文字
としき
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自分も含め今の人は幸せなことに死と真剣に向き合うことがほとんどない。生きていることが当たり前で、毎日の生活の中で死について考えることはあまりない。戦国時代は当たり前に、いつも”死”と向き合っていた。その死にどんな心境で立ち向かったかがその武将の生き様だった。今、コロナが席巻すると死への恐怖から、今良ければいい、ここだけ良ければいい、自分さえ良ければいいという刹那的症候群が芽生えつつあるという。我々も今、戦国時代同様に試されているのだと思う。生きていることは当たり前ではない!と肝に銘じなければならない。
0255文字
Jumblesoul
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前半のメインは負け戦だった三方ケ原の決戦。勝てるはずもない戦にどう負けるかを考えぬいた家康の苦悩を描く。 後半は武田勝頼が仕組んだ岡崎城のクーデター計画が中心。家康の正室築山殿の醜い暴走ぶりと、家康二世のバカ殿ぶりが哀れ。
0255文字
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