形式:単行本
出版社:講談社
形式:その他
出版社:情報なし
主なストーリーは結婚生活三十年で夫が死去し、そこから始まる葬儀や残された子供達の事、また再婚の申し出等々。日本と違う箇所もあれば同じのもあった。人生の至る所で女性というただそれだけの理由で差別されて不利益をこうむる。 一夫多妻制も否定し、一夫一婦制の方が愛情が深くなるし、夫が複数の妻を平等に愛する事など不可能だという。そして妻同士での諍いが家庭内で勃発してしまう。 1980年頃の日本と比べても男女同権の意識は決して低くないし、日本では少し前からやたらと言われるようになった「女子力」なんて噴飯ものだ。→
女性がゴルフを楽しむのも男性がお菓子を作るのも自由だ…本作の主人公は支持しないだろうけど。 本作のテーマはうなづける事が多いものの、もう少し創作としての工夫が欲しかった。最初から最後まで女性の愚痴まみれの手紙が続くので、小説としての出来があまりいいとはいえない。
確かにアフリカ人は優しいかもしれないけど、紛争が多いのはじゃあどうしてなんだろな。西側が入り込んでるから?辛い出来事の中でも女性はポジティブに明るく生きていくという話ではあったが不幸がデフォルトの中で頑張る世界なので、年末年始に読む気分の本ではなかった笑
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主なストーリーは結婚生活三十年で夫が死去し、そこから始まる葬儀や残された子供達の事、また再婚の申し出等々。日本と違う箇所もあれば同じのもあった。人生の至る所で女性というただそれだけの理由で差別されて不利益をこうむる。 一夫多妻制も否定し、一夫一婦制の方が愛情が深くなるし、夫が複数の妻を平等に愛する事など不可能だという。そして妻同士での諍いが家庭内で勃発してしまう。 1980年頃の日本と比べても男女同権の意識は決して低くないし、日本では少し前からやたらと言われるようになった「女子力」なんて噴飯ものだ。→
女性がゴルフを楽しむのも男性がお菓子を作るのも自由だ…本作の主人公は支持しないだろうけど。 本作のテーマはうなづける事が多いものの、もう少し創作としての工夫が欲しかった。最初から最後まで女性の愚痴まみれの手紙が続くので、小説としての出来があまりいいとはいえない。