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和泉式部日記注釈: 三条西家本

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ダリア
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ネタバレ当時、相当のスキャンダルであった恋愛沙汰を当事者である和泉式部の手による暴露本といった感じで読んでみる。和泉式部擁護の向きはあるけれど読んでいて純愛という気がするのは著者の目論見通りかしら。改めて、登場人物がとても少なくてこれもあえてそうしているように思われる。あくまで和泉式部と宮の二人がメインであると言っているようだ。
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ヒロミ
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文庫版の和泉式部日記が欲しかったのですが、行きつけの書店にはこれしかなくて購入しました。瑞々しい現代語訳で素敵でした。情熱的で恋に生きる魔性の女流歌人、和泉式部。自分とは間逆の生き方なせいかフィクションとして楽しみました。しかし兄弟と付き合うってすごいですね…。他の現代語訳本とも読み比べしてみたいです。
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ひろゆき
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感動しました。恋人が亡くなったばかりなのに、そこから始まる新たな恋。現代小説なら随分と言い訳めいた前置きが長くなりそうなのに、なんの違和感もなく自然に展開する冒頭から引き込まれた。視点が動くので、日記というより、自由自在の物語。古典を読む楽しみの一つが、現代の感覚との共通点を見つけることにあるなら、まさにこの作品かと。映画的な技法の書き方で表される感覚。舞踊のような歌のやりとりで一見繰り返しのようだが、飽きさせず、結末の凱歌へと進行する。彼女のプライド!注釈も理解しやすく、ためになりました
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