一方、特捜部の方、特に主役のカールは格好良さはまるでないのはいいとしても、カールとアサドのラストでの生存は何かお情け的で助かるわけで、キツネにも助けられ、犯人女性にまで助けられ、作者の意図なんだろうけど、どうにもスカっと感がなくわだかまりが残った。新メンバーのローセがインドア的役割に徹底したところも気になったが、次回以降もっと脚光が浴びるキャラになるかもしれない。いずれにしても、読むのを止めようというつもりはないので、3作目に期待したい。
総じて北欧ミステリの犯罪は残酷なところがある気がしてて、ややもすると一線を踏む超えた惨状も特徴かなとも感じてて、立て続けに読むのは考えた方がいいかもしれない。
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