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マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン (集英社文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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Hashy
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東京バンドワゴンの第四弾。今は亡き堀田サチと勘一の馴れ初めが描かれる。読み出しで躓き、しばらく放っておいた本書をようやく読了した。書かれたのは2009年だが、ウクライナ戦争後の今日に読むと何か別のしみじみとした味わいがある。敗戦からサンフランシスコ講和条約締結までの戦後間もない日本が再び独立国として復興していく時代を舞台としている。筆者が執筆当時どのような思いでこの時代を描いたのか、本書に特別な政治的な意図が込められていたとは思えないが、2022年に読むといろいろなことを考えるきっかけとなる。
0255文字
みゆ
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番外編だから、最初はなかなか読めなかった。 だけど、読み始めるとそれは正しく本編を担う一冊だった。やっぱり優しい気持ちになれる本。
0255文字
しぇるぱ
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東京バンドワゴンシリーズの番外編です。時代は終戦直後、進駐軍がたんまりいる時代のお話しです。語り手は亡くなったおばあちゃんのサチ、ほとんど出番がなくて不憫じゃありませんか。子爵の五条辻家の長女、咲智子、両親から小箱を預かります。中身は手紙、天皇陛下の書簡なのだそうです。絶対に奪われてはいけない。某所まで届けなさい。追手がかかって窮地に陥ります。その時、助けたのが堀田勘一、古本屋東京バンドワゴンに匿います。勘一と偽装結婚しなさい。サチと名前を変えて近所に取り繕いましょう。堀田一家と進駐軍の戦いが始まります。
0255文字
バウバウ
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図書館本
0255文字
TR40
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4作目なんだけど、エピソード1。スターウォーズのファントム・メナスのポジション。いつもの語り部サチさんの真相!・・・終戦直後のどさくさの時期なので、何でもありと言えば、そうで、物語の運びが浅田次郎の諸作品と被ってしまう。3作続いた物語がここらで少し視点を変えてマンネリ逃れの作戦と見た。で、ま、作戦は成功している。間で口直しが食べられて、5作目も食べられそうです。
0255文字
nonnon
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★★★★☆
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モアイ
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サチさんは何者?と思っていたら 今作で判明!続きが気になり一気に読んでしまう!相変わらず、心がほっこりします!
0255文字
り
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連作通りかと思いきや、すこしびっくり、秘められた過去のお話でした。ハーフタイム終了。また堀田家の毎日です。
0255文字
にこ
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東京バンドワゴンシリーズの番外編。みんな若い!サチを守るみんながかっこいい!続きを読もう!
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響霞
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こちらもKindle版で再読。勘一じいちゃんとサチばあちゃんの若かりし頃。こんなに劇的な人生ってないなぁ。色々ある中でも皆で楽しく暮らしている姿は今の東京バンドワゴンと変わらない。そんな気がする。
0255文字
しまっち。
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戦後の日本も堀田家から見ると明るく見える。サチさんと堀田家が直面したのは些事ではない出来事だけど、解決に向かう心意気は受け継がれている。すてきな番外編。
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K
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東京バンドワゴンシリーズの番外編。今は亡きサチさんが主人公です。勘一さんとサチさんの馴れ初めには、かなりハードな出来事があったのですね。いつものほんわか系と違い、スリルとサスペンス系です。我南人の変なしゃべり方も、伝説のミュージシャンになったことも、ちゃんとした理由があったのですね。この話をふまえてシリーズに戻ると、また楽しめそう。
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