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文化財の保存と修復15: 日本における「西洋画」の保存修復 (文化財の保存と修復 (15))

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2012年開催の公開シンポジウム、日本における西洋画の保存修復をテーマとした講演とパネルディスカッションを収録したもの。人類の社会の中に過去をどう記憶させていくか。修復と保存の意義とは。西洋画の歴史が浅い我が国にも卓越した保存修復の技術があり、これを後進にどう伝え育ててくかという視点で語られる。修復とは修復技術だけでなく、材料、画家の技法をも研究すること。修復に携わる方々からの視点で、島霞谷、川村清雄、髙島野十郎といった名前が挙がっていたのがとても興味深かった。
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