形式:文庫
出版社:新潮社
出版社:講談社
形式:Kindle版
出版社:雨ざらし文庫
出版社:名著頒布会
形式:単行本
出版社:情報なし
形式:単行本(ソフトカバー)
形式:その他
出版社:歴史浪漫文庫
出版社:グーテンベルク21
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城太郎を認めた沢庵が、その行為の愚かさについて諭すのだが、それが冒頭の鮮明に蘇った場面だった。 変革は必要だが、それが時代に逆行するものであっては決して許されない。その記憶が強く残っていたのだろう。 また、武蔵と小次郎を巡って幕閣や細川家が動き出している。 これが後の舟島の決戦に繋がっていくのは説明するまでもない。
伊織と城太郎の邂逅と、伊織とお通の関係、丑之助との出会い。 伊織と旅をする夢想権之助があの母子と出会うなど、様々縁が繋がる巻だった。また、メインの剣客以外にも次の世代の伊織たちも描かれるあたりに剣が人と人をつなぐ一つのツールであり価値が大きかったであろう時代を感じさせる。次はいよいよ最終巻。
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