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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―(新潮文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
42

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ナツ
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強烈な内容でした…
0255文字
S 2
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すごい本であった。20年以上前に北九州で起こった連続監禁殺人事件。名前だけは知っていたが、こんなやばい事件だったとは…丁寧な取材のもと書かれているようだが、丁寧すぎて感受性の強い人にはきつそう。あと、心が弱っている時には読んではいけない本。それくらいこの事件は胸糞である。
0255文字
ヒロユキ
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あまりに凄惨な事件に言葉を失う 事実は小説よりも奇なりとは言うが・・・ いろいろと考えさせられる本ではあるが、グロい表現が苦手な人にはおすすめしない
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バカボンパパ
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自分の犯した罪を罪と思わない病的な殺人鬼が居るのですね。恐ろしー。
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ウブド
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実際にあった事件のノンフィクション。当時ワイドショーでも取り上げられていたが、家族間で殺人を繰り返す経緯が分からず不可解さだけが残った。サイコパスに支配された一族の殺人事件。拷問虐待によって正常な判断を奪われる恐ろしさ。
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ササ
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北九州連続監禁殺人事件を徹底取材したノンフィクション。こんなことが現実に起きるのか、と戦慄する。残虐な死体の処理よりも、人の恐怖心を支配し家族同士を殺させた手口や、その現実が恐ろしい。
0255文字
こみぃ
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北九州連続監禁殺人事件の裁判の記録。供述を丁寧に拾っており、事件の細かな内容が記載されている。読むのが辛い所は飛ばし読みした。松永太という人間がどのように幼少期を過ごし、どのようなことを考え、ここまでの狂気に走ったのか、また逮捕されて何を思うのかがわからないままなのが読後スッキリしない点である。ノンフィクションだから仕方ない。
0255文字
tomoconan
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内縁関係にあった男女が知人男性、女の両親、妹夫婦とその子供2人を壮絶な暴力と恐怖で支配し殺して解体まで行った信じられない事件のルポ。かなり詳細に事件を伝えており文字を追うだけでも恐ろしかった。
0255文字
さなお
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ウワー!!と思ってたら終わった これも散々wikiとか掲示板で漁った事件だけど、何と言うか…言葉にならない事件  誰が悪いとか何が悪いとか私がどうこう言える話じゃないけど、何か…人って人に対してここまでできるんだなと複雑な思いに駆られる
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zuccalove
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現実は小説より奇なり…。人間が一番怖いと感じられる。40代ですがこの事件を知らなかった。こんな事件があったとは。残虐シーンの多い本などを読んだことがありますがこの事件は胸糞悪い。人が良いほど騙され易いのか、なぜ?なぜ?が多く浮かんだ。
0255文字
Visor
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ハラハラ一気読み。そして、自分が、これをファンタジーみたいに「面白い」で処理してそこらにいるかもしれない松永的サイコパスから目をそらしている事実にふと気づいて、恐ろしい。インターネットでいくらでも情報が手に入る現代ならまた違った展開もあったのだろうか。まあ、でも尼崎とかも起こってるしな。。とはいえ、この事件が有名になったことで多少なりとも世にこういった事例への警戒心が高まったことは意義だと思う。緒方純子についてはやはり本作を読んでも死刑相当に感じたが、それは単に怖いから臭いものにふたしてるだけなんだろな。
0255文字
ちゃんみー
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自分は手を出さずに殺人を犯す狂気殺人。まさか家族が殺し合うことになるとは?と疑問符から読み始めたが、殺人と遺棄の描写が頭に残って気持ち悪くなる。私はこの事件を知らなかった。最後まで生き残った(子どもだった)彩が可哀想。もう取り戻せない過去だが、純子が松永と会うことがなければ贖罪の意識を持つことさえない楽しい日々があっただろうに。松永だけなんで、みんなでやっつけちゃえば良かったのに。
0255文字
わに
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★☆☆☆☆ 事件の内容があまりにも凄惨なので何度も中断しながらでないと読み通すことができなかった。本の評価ではなく、もう二度と事件を自分の頭のなかで想像したくはないので★ひとつ。読書だけで食欲がなくなり眠れなくなったのは初めてでした。
0255文字
まさや
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ウシジマくんの洗脳くんの元ネタですね。学習性無力感というものの怖さがよくわかります。 メモ「心的外傷と回復」「強制収容所における人間行動」
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OHNO Hiroshi
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実際の犯罪の話には直立するしかない。なぜ、逃亡とか班員を集団で取り押さえれれなかったのか、とか、そんなのはできなかったのだ。最後に一人が逃げて、完全犯罪がなくなるとはいかにもリアル。でも、どこかでいまだに監禁されている人はいるし、完全殺人犯罪もたくさんあるのだろう。でも、是非に及ばず、か。
0255文字
ena
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ネタバレこの事件はフィクションではない、実際に七名の人々が松永の指示によって殺害された。読み進めいくうち、無常さに涙が止まらなかった。この内容では断念する人が多い理由も理解できた。しかし実際に起きたこと、文章で表すよりももっと残酷だろう。暴力や殺害方法の記載はあるが、それぞれの当時の胸の内は一部の人しか語ることができない。殺害された方々にはそれぞれ、優貴くんでさえ、松永に出会うまでの数年間という物語がある。風化させてはいけない事件だと思った。
0255文字
茉莉花
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「天才殺人鬼」松永太は、一家をマンションに監禁し、「殺す者」と「殺される者」を指示した。彼らは抵抗も逃亡もせず、互いを殺し合った…。7人が抹殺された史上最悪の密室事件を描く、衝撃のホラー・ノンフィクション。
0255文字
shetland.
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一文字も無駄がない、魂の込もった描写。少女が逃げ出さなければ発覚しなかった7つの殺人。初めから最後までひどく怖く、布団をかぶり温かいものが飲みたくなる。松永太という異常者が、同級生の緒方純子を手玉に取り、その両親、妹夫婦と子供、利用できる他人とその子を監禁し、暴力や制限でお互いを疑心暗鬼にし、脱走を監視させ、殺させ、解体させ、外にそれを棄てさせる。松永は何もせず、ただそういった方法もあると匂わせるだけ。松永の異常性に気付けない密室の怖さを思い知る。松永は自分がした通りのことされ、少しは痛みを知って欲しい。
shetland.

驚くのが、脱走した恭子は監禁されている時、通学している。家で寝るのは冷たい床の上か風呂場で与えられる保温具の新聞紙の枚数まで決められていた。授業中は疲れで居眠りし怒られていた。授業が終わると松永に連絡を入れる。帰宅すると、監禁されている者が並んで直立不動で立たされている。排泄も極度に制限され、扉を開けたまま便座に尻をつけずに排泄させ、拭けたかどうか尻を開いて監禁仲間に確認される。父の死体解体も手伝った。この状態でも恭子はちゃんと帰宅した。なぜ、学校の先生は少しでも気付かなかったのだろうか。

01/22 11:51
0255文字
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
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ネタバレ途中で何度も本を閉じようとしたが、一旦読むのを止めたら二度と開かなくなると思い一気に。人間の不気味さにぞわぞわする。事件の報道当時は何故に家族全員?誰かひとりくらい脱け出す道はなかったのか?とどこかで思っていたが、ものすごく巧みだった。絡めとられたら逃げられないように出来ている。巻き込まれた子どもたちを思うとやりきれない。
0255文字
中玉ケビン砂糖
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「猛毒書」リスト、レベルMAXの一冊。普段は感想コメントとなると多弁になる自分でも、言葉が思いつかない。怖気云々の前に、どうしてもリアリティが湧かなくて呆然としてしまう。当事者の誰も彼もが、想像力の彼岸に存在しているような気がしてならない……。
0255文字
あんくみ
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どのページにも救いがなく、本を開くたびに憂鬱になった。首謀者について理解しようとしても何も書かれていない、つまり法廷でも取材でも彼は本来どのような人間なのか、見えなかったということで、不気味でしかない。法廷では彼が話すたび笑いが起こったという。これが全く理解できない。笑う傍聴人すら恐ろしく感じてしまった。人を人と思っていないというのはどういうことなのか、本書を読めばすぐわかる。尊厳もへったくれもない死を迎えさせられた被害者には気の毒という言葉では足りなさすぎる。ノンフィクションを読むのは精神力が必要だ…
0255文字
ユキユキ
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「ケモノの城」の後に読んだ。本当にひどい事件。松永の口のうまさが気持ち悪い。どうやって松永のような人間が出来上がるのか解明して欲しい。
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りんだ
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虐待シーンはあまりに恐ろしく、飛ばしながら読んだ。 暴力は人格を破壊する。 一人の男に出会ってしまったことで、こんなにも恐ろしい人生になるとは・・・ では、どうすれなよかったのか・・ 読み終わってからもしばらく、頭から離れませんでした。 緒方純子が友人だったら、姉だったら、同僚だったら、彼女に何ができたか、自分が緒方だったらどうだったか、考えてしまいます。
0255文字
ペコ子
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松永の反省がまったく見られないのが一番怖かった。サイコパスって恐ろしい
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崩紫サロメ
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この事件の犯人夫妻の長男を扱った『人殺しの息子と呼ばれて』を読んで再読。この事件は松永太自身は手を下さず、内縁の妻である純子が自分の親族を殺害し、解体し、遺棄しているのだが、本書の著者は、純子が犯行に及んだ背景として松永によるDVを指摘し、結果的には純子は死刑から無期懲役に減刑された。心的外傷研究を専門とするハーマン医師によると、強制収容所における囚人達の最終的な心理段階とは、生きる意志や自殺する気力さえも 失 くし、絶対的受け身の態度に徹することだという。
崩紫サロメ

「自分の判断などはなく、松永の指示を絶対視し、彼の利益を最優先させる。これは純子のみならず、緒方一家の集団心理であった。  続いて彼らは、 虐待 者、すなわち松永に依存するという、倒錯的な心理段階に至ったようだ」と著者は分析する。これは『人殺しの息子と呼ばれて』の中で長男が母親についての印象を語っているが、事件のことを悔いたり自分のことを案じたりする母の姿に違和感を覚えているようだった。それはこの状態から脱することができたからではないのか、などと思った。

07/17 22:59
0255文字
のき
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これほどに他人をコントロールできるのかと驚愕。
0255文字
abcdefg
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怖い、キモイ、可哀想の三重苦。 しかし上には上がいるもので、解説で紹介されている『殺人ケースブック』(H•H•ホームズなんて初めて知りました)なんてのも読んでみたくなってしまう。嗚呼。。。
0255文字
ヤマトGTサムライ
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松永に永久の通電の苦しみを
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てんてこまい
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淡々と語られていくが、読んでいておぞましく読み進めるのが辛かった。 圧倒的で継続した暴力を前に、どれだけ強靭な精神であれば立ち向かえるのだろう…。 本書の焦点がその部分になく心情を理解するのは無理なのだろうが、松永被告の本質が見えてこないのが恐ろしい。
0255文字
hapim
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信じられないほど凄惨な事件。その裏側には20年間に及ぶDVがあった。読んでいて辛かったけれど、読んでよかった。
0255文字
nmkg-2020
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自分の周りに松永のような人間がいませんように。。。と祈りたくなりました。闇金ウシジマくんにもこの事件がモチーフとなったエピソードありましたね。
0255文字
sho_kisaragi
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この犯人の持つ特性や行動そのものがサイコパスそのものすぎるので、実際の検証の内容を把握したく。痛く残念なところは、犯人の心理的側面について、精神的な鑑定などがなされておらず、その結果が一切ないこと。首謀者の内縁の妻について詳しく書かれていたが、そこは興味のないところだった。犯行の一切合切は供述のみで語られているため、その記憶が自白どおりかどうか検証不可能で、これが本当の事実かどうかを把握できないが、必要十分な事項は盛り込まれてるだろう。首謀者はサイコパスだったが、頭の回ってない部分が多く犯行は稚拙。残念。
0255文字
銀雪
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関係ないけど、世田谷一家殺害の日に読了。気分が悪くなって読むのをやめたりもしたけど、途中から一気読み。私も九州に住んでいたので、垣間見える九州弁が切ない。概要は知っていたものの、どういうことなのかよく理解できないところも多かったが、この本を読んで詳細が理解できた。家族同士で殺し合ったり、子どもも殺害に加わるというのはそういう感じなのか。特に服部清志への虐待は凄惨すぎてとにかく可哀想だった。最近、寝屋川でも監禁事件があったけど、監禁虐待をするのはどういう心境なんだろう。松永太サイドの事情も知りたかった。
0255文字
hea☆co
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★★★★★
0255文字
ひろか
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そういえばこのような事件もあったな感じたが、これ程の事件であってもすぐに忘れてしまうことに我ながら落胆。丹念な取材に基づくノンフィクション。
0255文字
こうじエムファイブ
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ウシジマくん関連でこの本を知った。場を支配する何か。その何かが一番怖い。恐怖・痛みからの逃避で無意識に何も考えなくなる。他者の目を気にする親族の行動がすごく印象にのこった。最後の防壁がここだったんじゃないかなと。。。
0255文字
まかあい
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生涯で最も恐ろしい本……
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Marie726
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初めて実際にあった事件のドキュメンタリーというものを読んだけれど、あまりにも常軌を逸すること甚だしく、理解できず、ただただ気持ち悪い。きっとどこにでもあるアパートやマンションだったんだろう。その一室で、こんな悲惨で常軌を逸っしたことが起こっていたなんて…
0255文字
yoshi
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0255文字
natsu
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洗脳ってこわいなあ
0255文字
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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―(新潮文庫)評価91感想・レビュー42