読書メーター KADOKAWA Group

雨のなまえ

感想・レビュー
4

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
らびぞう
新着
素直な文体で表されている。日常的に見えるけれど、観点を変えると非日常が垣間見えてくる、それが、共通する雨の部分で表される。短編が5編。読み進めると、だんだんと胸が苦しくなって行く。「雨のなまえ」は、どっちに選ぶんだ?今まで二人の女の間でいい思いをしただろ。「記録的短時間大雨警報」突然やって来る介護、それもワンオペ、儚い夢に頼るのも理解できる。「雷放電」夢か現実か頭がクラクラする。「ゆきひら」過去を引きずる教師が陥る。「あたたかい雨の降水過程」救いになった。
0255文字
aoi
新着
ネタバレ窪さんにしては微妙な、、 どれも後味が悪く、どの主人公も共感できませんでした。 窪さんの書く、ままならないけれどいとおしい登場人物たちが好きだったのですが、 今作品はままならないにもほどがある。
0255文字
ISBN vs ASIN vs OPAC
新着
窪さんの小説を読んでいて常に思わされるのは、なんでこいつら逃げないんだろう、という純粋な疑問だ。家族から、逃げたいなら逃げてもいいし、逃げられないと思っているならそれはどこかで認識が歪んでいるだけだ、というおれの認識自体が歪みきっているのか、疑問はつきないが、どろどろとするはずのテーマをさらりとこなしつつしかし鼻にはつかない、というバランス感覚なのか技術なのかそれが窪さん自身の視界なのか、また疑問はつきない。なにものだきさま!グレートっすよマジで!
0255文字
kei
新着
誰もがとても優しくて、優柔不断で、少し自分勝手で、そして食い違ってしまう。予約までして読んだ本は久しぶりだったが、それでも十二分に期待を超えてきた。いい物語だと思った。
0255文字
全4件中 1-4 件を表示

この本を登録した読書家

loading...
雨のなまえ評価31感想・レビュー4