読書メーター KADOKAWA Group

日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書)

感想・レビュー
86

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
★エレミヤ2911☆
新着
Twitter @MuhoNoelke ご本人から私のTwitterにコメントがありました😊ご本人曰く、『このくらい褒めてもらわないと』でした。その意図する所は何かはよく分かりませんでしたがやっぱり褒めてもらいたいですよね。様々な考え方価値観がありますね。
★エレミヤ2911☆

日本人は優れた宗教観にあるのですね。しかしながら、私は一見宗教には寛容に見えてキリスト教の話題になると途端に嫌悪されていると感じますが。それなのにクリスマスやゴスペルソングは喜んで受け入れたり日本人の宗教観はむしろ頓珍漢にあると感じますけど。また日本人の宗教観に対する寛容さが仇となりカルト宗教などの被害が急増している事も忘れてはなりませんね。

03/21 21:24
★エレミヤ2911☆

そもそも、この著者は元キリスト教徒だったのに何故仏教に変えたのか?そこが最も気になる点である!私がキリスト者になったのもそれは聖書の教えが人間が信じる極自然な内容だったからです。<神ははじめに天と地を創造された。>人間はこの創造主なる唯一の神によって造られたのだから!その他にこのような神は存在しないのだから!人間が本来の人間の姿にするために教えたのが聖書です!自分とは何者か?何故人間関係に争いが起こるのか?など人間のアイデンティティが壊れたのも人間には<原罪>という罪があるからです!

03/21 21:38
4件のコメントを全て見る
0255文字
osakanazuki44
新着
日本とドイツの親子関係、仏教・神道とキリスト教、宗教と哲学の各違い等を比較。多くの事柄が優劣をつける類いのものでもない。書名には反発心が湧くが読後、内容には同感する事が多い。
0255文字
はと麦茶
新着
ネタバレ子どものころから不思議だった「善人は救われる。いわんや悪人をや。」が解消した。キリスト教圏では仏教は哲学としてみてる人が多いとか、親子関係と宗教観とか腑に落ちることが多かった。これからの日本人にも「宗教は要らない」と言えるのか心配になった。
0255文字
tapioka
新着
ドイツから禅を学びに来日し、僧侶となったドイツ人の著者が、日本人の宗教観などについて述べた本。日本人には八百万神、身の回りのあらゆる物に神が宿っていて、大切にするような考えが昔からあった。そのため、特定の神を奉る必要は無く、他の宗教での神の存在について寛大な考え方は、非常に納得のいく内容でした。また、キリスト教が日本でなかなか普及しない理由として、キリスト教の唯一の神以外は認めないから、というのは興味深い視点でした。ドイツと日本の文化の違いも散りばめられており、最後まで興味深く読める作品でした。
0255文字
福
新着
マルクス・ガブリエルも「幸せになりたいと願い求めると幸せになれない。幸せになりたいと思っている今が幸せなのだ。」というようなことを言っていた。確かに納得できる。
0255文字
三木 伸一
新着
日本人は、見慣れないモノに対して極めて「寛容」である。たとえそれが外国の異文化由来のモノであったとしても、自分たちの生活にとって大きな問題がなければ、それと共存しようとする態度があることで分かる。日本では古くから在来の八百よろずの神と大陸由来の仏教とが共存していた。日本人は、外国の宗教にも「寛容」なのである。日本人は伝統的に、争いやもめ事を嫌う民族である。この本の著者によれば、日本人はいまのままの状態で生きるのがベストだと言う。なるほど西洋人の目からは、そういう見方もあったのか!と妙に感心してしまった。
0255文字
Buffalo2004_TYO
新着
■著者出身地のドイツと比較して浮かび上がる日本人の宗教観についての印象論・感想論。■日本人は日々の生活に宗教性を伴っている。特に一神教の教えに執着するのではなく、非常に肝要なおおらかさをもった宗教心である、と。■その他、読んだ後に個人的な印象メモ:・これまでは「いいかげんさ」「曖昧さ」「柔軟さ」「受動性」を否定的に捉えていたが、これらに肯定的な面もある。 ・日本語の中に根源的な宗教心がある;「ありがとう」「すみません」「いただきます」「ごちそうさま」「もったいない」「お互いさま」。■期待しすぎずにどうぞ。
0255文字
海
新着
3/5点。今年は著者の本を沢山読んだので重複部分がけっこうあった。言わんとするエッセンスがブレてなくて良。葬式仏教や日本人の宗教観は善し悪しだと思った。
0255文字
mec
新着
★★★★
0255文字
ふうせん
新着
書き手の思考がとてもロジカルなので、偏った考えの押しつけみたいなものがなくて良かった。ドイツ人の宗教観の話はとても興味深かったです。『なんとなく無宗教』なのと『無神論者』ではスタンスが全然違うことなど…。
0255文字
tsumahiro
新着
出稼ぎ系外国文化人の日本礼賛または批判かと思わせるセンセーショナルなタイトルだが(どうせ出版社の営業あたりが介入して大げさにしたのだろう)、中身は元プロテスタント・現禅僧のドイツ人著者による、日本人の宗教観と日本仏教の役割について考察した本。日本人に宗教が必要ないのではなく、大方の日本人の生活様式には、伝統的に禅の精神が内包されており、古来より八百よろずの神の信仰と仏教が共存できた日本では、他宗教にも寛容。いまさら一神教信仰をする必要はなく、日本人はこのまま柔軟な宗教観で生きるのがベストと説く。深く納得。
0255文字
るるぴん
新着
元プロテスタントのドイツ人が仏教に改宗した理由と、長年日本で暮らし感じた比較文化論。氏の主観的なことも一般論として語っているので、ホントかな?と思う部分も多いが、なかなか面白かった。日本人は木造家屋に住み、自然の脅威と共存してきた歴史があるので、自然と禅の教えがDNAレベルで刻まれているのかも。日本人の寛容な在り方は過当競争社会で疲れた世界中の人に癒しをもたらすだろうと、よい部分を誉めてくれていて嬉しい。
0255文字
カフェオレ
新着
ネタバレ私は今インドネシアにいるので、ムスリムの知り合いに、君の宗教は何?君は祈る行為をする時に誰に対してするの?という質問をされて困り果てて次同じ質問が来たら答えたい!という思いでヒントを探すためにこの本を読んでみた。祖先に対して仏壇で手を合わせる行為が一番きちんと対象が見えているなとこの本を読んで気づいた。日本人は宗教というより(日本独自の)仏教と神道が既に日常的な文化、習慣になっているので自身の信じているものに気づきにくくなってしまう。けれど、私はそれによって息苦しさをずっとかかえてきた、作者と同じように、
カフェオレ

日本は宗教に関して独自のものを持っているし、その分他の宗教を受け入れやすい。否定しない。それに関してはたしかに素晴らしいことだと思うが、正直知らないから口出ししないでおこう、知らないし自分は宗教に属してないから、何かの宗教で食事とか礼拝で困っているならビジネスのために、観光立国のために作ろう、という面の方が大きいとも思ってしまう。知識がある上で、それを尊重できることが一番大事なのではないだろうか。日本人に宗教心があるっていうのは言い過ぎな気がした。ただ知らないだけだと思う。

01/19 18:03
osakanazuki44

元プロテスタントの著者から日本人の行動を見ると宗教が無意識レベルで身に付いているということでしょか?インドネシアにいるんですね。

02/11 10:09
4件のコメントを全て見る
0255文字
星辺気楽
新着
やはり外人さんが語る日本人感は、客観的で大変興味深い。日本人の常識を改めて考えさせられた。
0255文字
ふゆ
新着
仏教本としてそれほど深い話ではない。「ドイツ人僧侶が見た日本」として普通に面白かった。 平安貴族の死ぬ直前出家ブーム&死後出家ブームの話と、自殺したいと思ってるのは心だけという話と、キリスト教が愛愛言ってるのは彼らの中に愛がないからだよ、日本人が震災後やたら絆絆言うのと同じだよ。のあたりが面白かった。
0255文字
大島ちかり
新着
日本人は無宗教でないと何かの本で読んで認識していた。まさに私のあいまいさは仏教が染みついている。 「隣人愛」というのは愛がないからだ。愛があるなら、愛について人にいう必要がないから。 日本人と違うものの見方が楽しい本だった。
0255文字
みにもる
新着
宗教にこだわりすぎている人には、本当の宗教心がない。宗教が必要だと強く主張する人には、宗教心が足りない。宗教心が本当に自分の中にあふれていれば、宗教を問題にする必要がない(p.22) いま生きているその瞬間をないがしろにして、ほかに何をするのか。(p.28) 当たり前にしていることを、人は確認しない。(p.170) いつもハッピーでいなければいけないというのは幻想である。(p.183)
★エレミヤ2911☆

彼の言う本当の宗教心とはどのような意味だろう。その意味を深く調べたい。私はキリスト者ではありますが信仰熱心に見られたらそれはとんでもない話です。人間が決められる話ではないし。キリスト教も宗教の一つとされていますが、私は宗教という捉え方より関係の中で信じている信仰に過ぎないのかなと。キリスト教は世の宗教のような単なるご利益宗教ではありません。それを考えればキリスト教は単なる宗教ではないという事も分かるのではと。

03/20 22:11
みにもる

エレミヤ2911さん、コメントありがとうございます。著者の考えもエレミヤさんの考えも尊重したいです。私見ですが、どんな宗教にも、敬虔な信者もいればご利益目当ての人もいると思っています。私にとって大事なのは、「サムシンググレートと己」との関係です。愛と光に近づけるよう個人的に模索しています。偉そうなこと書いて、ごめんなさい。

03/20 22:29
4件のコメントを全て見る
0255文字
もちもちかめ
新着
今年のベストワン決まった。人生のベストテン入りも確実。結婚して子供産んでから人生変えた唯一の本かも。人生楽になった!!わーわー!!昨日と違うってはっきりわかる。一切皆苦を人生のマジックワードとする。ツラク苦しいのは当たり前って仏陀様の悟り。知ってたけど、バーンと雷に打たれたみたいに解った。ツラク苦しいのは全てのスタートラインだ。私がそれからどうするかなんだって解ったの。ツラク苦しいから悩んでたけど、それは当たり前で、さあどうするを考えるのが知恵と工夫と優先順位なんだ。
さっちも

結構、講演しているので、お近くに来られた際は行ってみると良いかもしれません。http://antaiji.org/ja/muho/events/ てらいのない正直な方ですよ。

11/09 23:20
もちもちかめ

ありがとうございます。自己流の内容とはかけ離れた感想でお恥ずかしいです‥近くであれば是非参加してみたいです。

11/10 06:02
3件のコメントを全て見る
0255文字
Takeshi Saito
新着
禅僧として務ドイツ人が20年近く日本で見聞した、日本人の宗教観について書かれている。日本人は「意見をはっきり言わない」とか「信仰心がない」とか、マイナス面で捉えられがちな日本人の性格を、『柔軟性』という観点で再評価している。日本人は意識せずに、私たちの祖先が大事にしてきた神道の教えを生活に活かしているということを、外国人僧侶として深い経験を積んだ著者だからこその視点で、気付かされる。クリスマス、ハロウィン、他国の文化にすぐに調和して、自分たちのものにしてしまうのは日本人の優れた特質だなあ、と改めて感じる。
0255文字
かいん
新着
図書館で借りて。 ちゃんと一所懸命と表記されててびっくり。日本人でも間違う人いるのにー。やはり仏門に入って修行された方は違うのだろうか。 この本で1番は、悪人正機についての説明だと、個人的には思っている。 今までも宗教関連の本は読んでいたので、悪人正機についても知っていた、が、納得はできていなかった。 この本での定義は、善人=自覚のない人、悪人=自分がいい人ではない、凡人であることを自覚している人。 これを読んで、はじめて悪人正機が腑に落ちた。自覚がなけりゃ救われないよね。 ソクラテスの無知の知と同じ感じ
0255文字
欣喜雀躍ちゃん
新着
エッセイ集。「本来」「はず」「ように見える」が中心で、背景と理論を知りたくて読んだので肩透かし。
0255文字
静岡ニート
新着
外国人から見た日本の宗教観が知りたくて読みました。 "日本的なもの"を礼賛や全否定に流れることなく語られています。ネルケさん独自の考察(廃仏毀釈が仏教を救った!?)もあり、ドイツのキリスト教と日本仏教の比較も大変面白いです。 日本人の宗教観は独特なので、自覚しないと外国人に説明し難いので、読んでおくと役に立つかもしれません。 ドイツのキリスト教の実態については初めて知りましたので、興味深かったです。
0255文字
なつき
新着
新書『日本人に「宗教」は要らない』読了。ドイツ出身、元プロテスタント、現在は曹洞宗の住職の著者が、日本人は宗教に無関心だが無宗教ではない、と主張。生活レベルでの例を挙げながら、そこには「宗教」があるのだとする。適切なクリティカルリーディングができないと、ちょっと危険な本かも。
0255文字
あゆみ
新着
全く宗教についての知識はなく、好奇心で購入。日本はすごい、等日本人が言っているような著書を入口としては避けたく、客観視できる本をと思い選びました。善し悪しバランスよく述べられ、素直に読み進められました。実感できることもあればできないこともあり、私達の宗教について心得た!というのでなく、これを機に学んでいくこと、自分に気付いていくこと、実践的に日々懸命に生きていくことなどを、教えてくれているようです。日本という場所のもつ独特な苦悩に、少しずつ手を差し伸べてくれている、特に後半は考えるきっかけとなりそうです。
0255文字
Kentaro
新着
著者はドイツ人で元プロテスタントのキリスト教徒で、現在は曹洞宗の住職であり、本書の中で日本と欧米社会、日本人と欧米人の死生感や価値観の違いなどを比較しながら無宗教といいながらも日常生活に溶け込んでいる宗教感を考察しています。日本人の宗教感が最も争いを起こさない優れたものであることを気付かされます
★エレミヤ2911☆

日本人は優れた宗教観にあるのですね。しかしながら、私は一見宗教には寛容に見えてキリスト教の話題になると途端に嫌悪されていると感じますが。それなのにクリスマスやゴスペルソングは喜んで受け入れたり日本人の宗教観はむしろ頓珍漢にあると感じますけど。また日本人の宗教観に対する寛容さが仇となりカルト宗教などの被害が急増している事も忘れてはなりませんね。

03/21 21:23
0255文字
アホロートル
新着
最近の日本には寛容さがたりないなどと言われることが多い気がするけど、ドイツ人からしたら、十分寛容な精神を持ち合わせてるらしいね。てか、文化的な気質がそんなに易々と変わらんわな。
0255文字
かぜよみ
新着
「日本人の宗教観は、日常生活の実践で培われたもの」とのこと。自分の宗教観について最近考えていたので、示唆に富む一冊でした。
0255文字
Sai
新着
海外生活にて、宗教が日々生活の一部になっている方々を目の当りにする経験を経て、自身が日本人としてあまり宗教を意識してこなかった点に後ろめたさなるものを感じていた。しかし本書を読んで、日本は神仏習合に現れる無限包容力という宗教観が、無意識レベルにおいて広く浸透している為、特に宗教は不要であるという点に大変共感を得た。やはり著者の培ってきたキリスト教/西洋哲学という判断軸がこのように他文化の深層を深く浮き彫りにできる視点となるのだろう。
0255文字
シモネッタ
新着
日本人に宗教は要らない、とあるが実は日本人ほど生活全般に宗教感が溢れており、意識することなく非常に寛容な宗教心を持っていると説く。実にそう思う。本書では、もし日本から仏教がなくなったら... という危機感も提示されている
0255文字
むりょ
新着
ネタバレ先日のG7、知人曰く、安部総理が首相たちを伊勢神宮に案内した事が英国では物議を醸したらしい。私の知る限り、日本では話題にならなかった。 日本人の、宗教に対する寛容さ・鈍感さはDNAレベルだろうが、海外で宗教を聞かれると「一応仏教徒だけど神社も行くしクリスマスも祝う」とヘラヘラ説明し、訝しがられる事にもどかしさを感じていた。 この本はまさに「我が意を得たり」。日本人の宗教感覚を紐解くだけでなく、欧州の宗教事情も分かりやすく紹介。 宗教の事で後ろめたさを感じる=日本人である事を後ろめたく感じる事だったようだ。
0255文字
よしみん
新着
タイトルの意図するところは、日常生活に仏教や神道の教えが根付いているからこそ、日本人は宗教に無関心なのではないかということ。かつてはキリスト教徒だった著者ならではの比較、考察が面白い。日本人は先祖、親、子どもと自分がつながっていると感じている。この「つながっている感覚」が、日本人は自分の国のことが褒められると我が事のように喜ぶことにも関係しているのかなと思った。廃仏棄釈の危機を、仏教は、その本質を見直し、西洋の哲学を取り込みながら新しい仏教を作ることで乗り越えた。日本の仏教は懐が深いのだなぁと感じた。
0255文字
ひろん
新着
★★★★
0255文字
rigmarole
新着
印象度A-。主に宗教的観点から見た日本人論で、最終章だけは日本人に対する助言。語調は硬すぎず柔らかすぎず、従って消化し易く、かつそこそこの歯応えもあって私の期待する食感の本です。内容がしっくりくるのは、曹洞宗が私にしっくりくるからでしょう。日本人、日本仏教に対する彼の観察は、日本人からは見えにくい側面をドイツ人やキリスト教との比較からあぶり出しており、いちいち、なるほどと思わされます。問題提起も随所にあれど、全体としては、本書は日本人の精神性や日本仏教への讃辞と言えるでしょう。日本人として誇りに思います。
0255文字
monotony
新着
キリスト教から仏教徒に改宗し、僧侶となって曹洞宗の寺院の住職を務めるドイツ人・ネルケ無方師。外国出身の僧侶という視点から、キリスト教と仏教や欧米社会と日本社会を対比しながら日本人の宗教観を読み解き、日本人として大切なことに気付かせてくれる。外から来た人に指摘されているのに、なぜかすんなり受け入いれることができてしまう。やっぱり客観的な視点って大事ですよね。
0255文字
放蕩長男
新着
自分の宗教観に関しては、ずっと考え続けている課題です。様々な宗教の、様々な立場の宗教・哲学は、その考えの助けになり続けてくれています。 今日読んだのは、ドイツ人住職、ネルケ無方さんの本です。その珍しい経歴から、極めて客観的に、日本人の宗教観と、キリスト教のそれを分析しています。禅においては日常生活も修行であり、心のあり方に重きをおくキリスト教との違いを語る下りには、なるほどと思わされました。
0255文字
キック
新着
ドイツ人の禅僧による宗教を通した日本人論です。内容は、キリスト教国である欧米社会と比較することで、日本人の宗教観を読み解いていきます。そして日本人は宗教に無関心ではあるが、決して無宗教ではないという結論に至ります。一見逆説ではありますが、そうではない目からうろこの日本人論でした。また第5章では、キリスト教と対比して論じることで、キリスト教への入門書ともなっています。とにかく、外国人ならではの新鮮な視点に感心しました。本書は一読の価値があります。
0255文字
かねかね
新着
日本人ではないからこそ、こういった見方が出来るのかな。最近の日本人に対する不安も感じる内容でした。
0255文字
ふみふみ
新着
日本人は日々の生活の中に仏教や神道の教えが溶け込んでいるからこそ、宗教に無頓着なのだ。思いやりに溢れているからこそ、今更隣人愛を説く必要性がない。ある意味ものすごく宗教深い。各宗教・各宗派がこの国で喧嘩せずに共存できるのは、寛容と曖昧の結果。ドイツ人住職の外国人からみた日本は興味深かった。自分の文化を見直すことは、自分との会話でもある。
0255文字
全86件中 1-40 件を表示
日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書)評価99感想・レビュー86