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花桃実桃 (中公文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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キヌさん
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一番気になるのは茜と尾木くんだな。尾木くんが茜のいろんな所を褒めてる場面が良いなぁ。最後は尾木くんは行ってしまい、さみしい終わりだろうと思ってたから…。何とか変な終わりにならずに済んだのがなによりです。 一念発起もう一度がんばろってんだから、この結末いい。こうくるかぁ!って。 花桃館の住人と初めて大家となる茜の話、なのだが。尾木くんは住人ではない( ´∀`)アレ。 大家さんって大変なんだー。いろんな人が住んでるし、いろんな事が起きるからなぁ。 でも、なかなか面白いかも、思うのでした。
0255文字
みい
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ネタバレ「花桃実桃」だよ。人生には、いろんな味わいがある。40を過ぎて、人生の折り返しに思い切った決断をした茜。心を動かしたのは、アパートの狭い植え込みの花たち。世話をしていたらしい李華ばあさんだけでなく住人たちは曲者だらけ。あの夫婦は今年の夏も還ってくるんだろうか。不思議だったり厄介だったり、それぞれの事案に、大家の茜さんは奮闘する。元ヤンで百人一首の解釈もぶっとんでいる茜さんが魅力的。その素直さや丁寧な暮らしぶり、仕事ぶりに好感が持てる。「ここは楽しかったの。気に入ってたの、ここ。」気持ちいい読後感。
0255文字
がるわん
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父から相続したアパートの変人揃いの住民に戸惑う主人公・・・もまたどこかズレてる。 主人公の独自すぎる百人一首の解釈に大笑いしたり,訪れる転機に「変化って意外と急に来るよね」と共感したりであっという間に読み終えてしまいました。
0255文字
mahiro
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★★★⭐︎⭐︎
0255文字
きいろ
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43歳リストラされたOLが、父が遺したボロアパートの管理人になり、店子達、友達と今迄にない経験をしていく。
0255文字
トト
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こういうテイスト 好きです
0255文字
ちょび♪
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ジャケ買い。登場人物がみんな個性的でおもしろかった。バリバリ働くのでもなく、主婦として頑張るのでもなく、こういう穏やかでユニークな40代生活も楽しそう。
0255文字
じい
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ちょっと変わったヒロインが相続したアパートとそこにまつわる人たちの話。 思ったよりするする読んでしまいました。オバQ、好きだしね(*^^*)
0255文字
青子
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初読みの作家さんでしたが、面白くて一気に読んでしまいました。花桃館の大家になった主人公と、その住人たちとのやりとりには、くすっと笑えるユーモアがあって、心が温まるような…。春にぴったりの作品です。出会えて良かった。
0255文字
ジュンコ
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よかった…と素直に思える作品。茜の生き方、好きです。
0255文字
みこと
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図書館
0255文字
katsukatsu
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これは掘り出し物に出会いました。43歳の独身女性、会社を辞め、亡き父、桃蔵の遺産「花桃館」を引き継ぎ、大家となった花村茜が主人公の物語。住人たちは「ウクレレ青年」「父の愛人」「陸、海、空の三人の男の子の父親」「整形女性」「猫好き探偵」「詩人で大学客員教授のクロアチア人」と、これだけ聞いても一癖も二癖もありそうな人ばかり。あたふたとしながらも大家をやっていく、愛すべき主人公に共感しきり。茜さん、頑張って。ラストは絶妙な加減で、読後感も良かったです。
0255文字
acchanpon
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小さいおうちの中島京子さんと思って読み始めたら、雰囲気が違っていた。冒頭の一作など、何度も噴出してしまうほどユーモラスだった。おかし味という点ではこれが一番で、その後は、さほど笑わせられることはなかった。40代独身の主人公と、父親の遺産として受け継いだ古アパートの住人達との関わりが描かれている短編集で、登場人物がみんな個性的だ。まずまず面白いが、もう少し登場人物が魅力的に描かれていたら、もっと面白かったかもしれないと、中島京子作品に寄せる期待が大きかったのか、少し不満は残った。随所に出てくる箴言が面白い。
0255文字
9tUGSR3pdOwFeJk
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最近はまっている中島京子さん。軽妙な文体が、読みやすく、また、おもしろい。電車のなかでも笑ってしまう。主人公は43歳。私は48歳だけど、まだまだ若いのかもな、と思えたりします。
0255文字
あられ
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なんだかとっても軽く読みだしてしまい、あれ、もう少しもたもたとするのがこの作家なんじゃないのかな?と感じた。物語の空気が少し違った。始まりのほうはどこかで似たようなものを読んだなと思いながら頁を捲っていたが、後半になるにつれらしいもたっとした感じが出てきて楽しかった。読み終わって何に似ているんだろうと考えて、ああ、三浦しをん「木暮荘物語」と印象が似ていると思った。
0255文字
へーぜるなっつ
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初中島京子さん。 「花桃館」を相続することになった花村茜。築20年以上のくたびれきったアパートに住む変わった住人たちとの暮らしのなか、人生・生きるということを見つめなおしていく。 老いること、死ぬこと、生きること。これから残りの人生を過ごすためのバイブルになりそう、名言がいっぱい詰まってる。数年後、また読み返すでしょう、きっと。
0255文字
バウバウ
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図書館本 単行本
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ImolaOrange
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★★☆☆☆
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バーベナ
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古いアパートを相続することになった茜。そこで出会う人たち。幸せって、他人基準できまるものでないことを分かっていれば大丈夫と思える。
0255文字
ryo1
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いいぞ花村茜。たぶん主人公のざわざわした気持などを詳細に書き込むことも出来たのだろうが、結構ばっさりと「じゃ次っ」と展開していくゆるーい進行感がとても心地よかった。高校の同級生との今後など、まだまだ展開余地はありそうなので、是非続編を期待したい作品でした。
0255文字
カップラーメンマン
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初めての中島京子。直木賞を取った当時のなんとなくの印象で趣味の範疇ではないと勝手に決めつけていたけども、読んでみてとっても心地の良い話でした。原田マハ的な?43歳「行かず後家」の主人公が、父親の死をきっかけにアパート経営を引き継いで、そこの住人たちと交わされるちょっと変わった日常の話。人は誰しもが特別になれる訳では無くて、過半数の人が日の目を見ない。そんな中でも、それぞれの人生を精一杯生きている。スーパーヒーローになるだけが人生じゃない。
0255文字
ポプラ
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(2020-25)本屋さんで文庫が平積みになっていたので…3兄弟とシングルファザーの大変さがすごく伝わった。しっかりした長男と、音読を飛ばし読みする弟…古文やことわざの解釈間違いが笑える。
0255文字
Mikey
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ゆる〜い雰囲気の中で話が進行。主人公のあまり拘らない性格が幸いして変わった住人達とバタバタと暮らす様子はなんだかほっとする。こういう世界もありかなと思わせるつくりはさすがは中島京子さんだな。
0255文字
かめゆき3
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ブックファーストで推していたので読んでみました。 「若くもないが年寄りでもない」40代の女性、茜が主人公。 ずっと共感しまくりでした。茜が思わず言ってしまった一言に、「だよね〜だよね〜」て笑ってしまった。 若くもないけど年寄りでもない、この時期をどう過ごしていくか、私もまだ見つけられないでいるけど、自分の人生だから、茜さんみたいに自分に正直に生きていきたいな。
0255文字
Koji Eguchi
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ネタバレ前読まで血生臭い本が続いたので、ほんわか系を選んだが★★☆。突然古アパートの大家をすることになり、個性豊かな居住者に翻弄されウダウダするアラフォー独身女子の気持ちも分からなくはないが、イマイチ共感できないところが多く、胸打つ場面やスキッとする部分がなかった。しみじみ感はあったけれど。家賃を取り立て苦情処理する大家は大変だと思うが、人好き世話好き、植物の世話好きならいいかも。確かに結婚だけが幸せへの道とは思わないが、尾木とはいい関係であってほしい!
0255文字
nknkmr
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ネタバレ父が亡くなり、遺産として残されたアパートに住みながら管理人として勤めることになった主人公茜。父のもと恋人?や変わったヒトだらけの住人たちと徐々に距離を詰めていく。
0255文字
yukko
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再読。
0255文字
きよきよ
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相続で受け継いだボロアパートはお墓が見え、 郊外の駅から徒歩15分の所にある。 住人は変わり者ばかり。 そんな変わり者との人間模様を描いているのが この本。一部屋ずつ、みんな出てくる。 ウクレレ男や、たまにしか見えない老夫婦、 お父さんの恋人だった老女、子どもが3人いる ボケっとしたシングルファザー、死んだ妹が 大事にしていた猫と暮らす探偵など。 昔のゆっくりした時間を感じられ、 なんとなく良かった。★★★
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花桃実桃 (中公文庫)評価73感想・レビュー28