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いなくなれ、群青(新潮文庫nex) 階段島(Kindle版)

感想・レビュー
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Taka
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(2022/297)【新潮文庫の100冊】【Kindle Unlimited】直前の記憶を失って、「捨てられた人の島」だという階段島にいた高校生の七草。意外と階段島での暮らしは平穏で悪くなかったのに、幼馴染と言っていい不器用な真っ直ぐさの真辺が島に現れたことで一変する。ピュア系の恋愛メインに、島の謎解きが絡んでくる。若干回りくどい高校生思考が気に障ってしまい、シリーズ物のようだけど次も読むかという気になれないなぁ。
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**~碧桜~**@中間テストはもうおわたw(゚∀゚)ヘッ
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ネタバレ捨てた感情のことなんて考えたことなかったからびっくりしました!いつもこの作者には驚かされるます(笑)学校生活でも何でも、誰かと関わっていくにはちょっとずつ自分を変え、相手に合わせてコミュニケーションをとっていくしかないと思います。けれど、変えすぎても本当の自分が見えなくなっていく、、、人間関係って難しいな、と考えた本でした!
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九
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ネタバレどうしようもないくらいの理想主義者が突っ走る女の子と、並走して眺めるネガティブ少年の話。 正論しか言わない昔の友人のことを思い出した。 周囲を無自覚で苛立たせる天才だった。
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toshi
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2015年の大学読書人大賞受賞作。高校生の七草は、階段島という孤島に住んでいます。この島から出るには、失くしものを探さなければなりません。やがて幼なじみの真辺も島に出現し、二人で島からの脱出を企てます。青春のヒリヒリした感じが余すところなく描かれており、あのほろ苦青春の名作である、米澤穂信氏の「ボトルネック」を彷彿とさせました。裏表紙に「階段島シリーズ開幕」と書かれてあったので、続編が出ているのでしょうか。是非読んでみたいです。
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ぷくだいすき
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独りよがりな純粋さが読んでて恥ずかしいくらい清冽な小説。女子はどうなのか知らないが、男子は一度はこういう思いを通り過ぎているのではないか。この後、シリーズの続編まで手に取るかどうかは別として、同じ作者の「サクラダリセット」が好きだった人は、お薦めして良いと感じた。
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seer
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ネタバレ社会でやってゆく中で邪魔になり切り離され捨てられた人格が集まるゴミ箱みたいな島。 そこに理想主義で真っすぐにしか生きることの出来ない主人公の幼馴染がやってくる。悲観主義の主人公と幼馴染はお互いに真逆のような性格をしているが、主人公は幼馴染にそのまま真っすぐな性格であり続けてほしかった。そしてそれは自分とは関りの無い遠い場所で輝き続けてほしかった。しかし幼馴染は真っすぐであることを辞め、その真っすぐな人格がゴミ箱みたいな島にたどり着く。
seer

僕はこういう話を好きになれない。 どうしても自分の過去と切り離して考えることが出来ないからだと思う。 自分は俗に言う「きょうだい児」というやつで、自分の妹はまさしく真っすぐにしか生きることができない人間で、しかもそれを捨てようとしても捨てられない先天的な障害として持っており、本人も毎日泣き叫んでおり苦しかったと思うがそのせいでどれだけ周囲の人間や家族が破壊されたのかということを考えてしまう。まさしく自分とは関りの無い遠い場所に押し付けることが出来るならその方が良い。

11/07 13:37
seer

最後の“「それじゃまるで今までは幸せじゃなかったみたいだもの」”という普通なら感動に値するであろう幼馴染のセリフも「その通りだよ!」としか思うことが出来ない。 関係ないが設定がどこかクロスチャンネルを思わせた。

11/07 13:37
0255文字
サンライズ
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箱庭的な舞台設定は同作者の架見崎シリーズに似ているが、あちらはその箱庭で行われる異能者同士の陣取りゲームが刺激的なのに対し、こちらはそういったわかりやすい刺激に欠けている。架見崎と異なり1巻で世界の真相が明かされることやその意味など面白い部分もあるのだが、全体的にはストーリーの掴みどころがなく、作者独特の観念的な語りもその状態でやられるとぼんやりした印象に拍車をかけているように感じた。
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あきこ
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心を鷲掴みにされた。突然記憶もなく階段島という島に移動していた七草。この島の階段を登っていくと魔女がいてすべてをコントロールしているらしい。この島には捨てられた人間が来る、そしてここを出るためには無くしたものを見つけなくてはならない。しかしこの小説はファンタジーでもミステリーでもない。思春期の不安定な過程で、自分の短所や環境を乗り越えて生きていくことを成長するというが、その自分が乗り越えた自分、弱かった自分を無くしていくことは本当に成長なのだろうかという思っても見なかった問いを突き付けられた。
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たつや
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新潮文庫の100冊から。何故このタイトルにしたんだろう?最後まで理解できない自分が情けない。魔女が住む島で起こるミステリー仕立ての?不思議なストーリー。恋愛小説ではなかった。個人的には、村上春樹さんに憧れ、「星の王子さま」と「100万回生きた猫」を融合させたエンターテイメントを著者は目指したのかな?という程度の感想です。面白くはなかった。
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へのしゃん
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あくまで、個人的な感想ですが、久しぶりに頑張らなきゃ読めない本でした。作風が全く合わなかった。
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チョコミント
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ネタバレ階段島がなんとなく怖かった 自分は捨てられるかもしれないと思った
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pagrus55
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★★
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カバおやじ
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小説家というのは面白い設定をよく考えるものだとつくづく思う。
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てつふふ
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読むのに時間がかかりました。なんかふわふわしていて、自分には相性があわなかったです。初めてのジャンルの小説でした。
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Kari
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ネタバレ内省的な感じだった。
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2時ママ
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長女 小6 ひとり読み。
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崎也
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人生は嬉しい事や楽しい事ばかりじゃなく、理不尽な事や悲しい事や辛い事や残酷な出来事や運命に翻弄される事もあるけれど、この本を読んで、この本に出会って、この作品の登場人物達から、例え残酷な運命に翻弄されても、前を向いて立ち向かっていく勇気を教えられ、一気に読み終わりました。
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miroku
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捨てられたものたちは、なくしたものを探す。そして逆も・・・。
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ネズミ
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★★★★☆
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紅羽
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「階段島」シリーズ一作目。捨てられた人が暮らす不思議な島、階段島を舞台に奇怪な謎と思春期に抱える様々な想いが詰められた作品。読後の清涼な余韻がいつまでも心に残りました。これは是非映像で見たい。
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dokusyozuki
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ネタバレ題名に惹かれ、読むことに。階段島の学生寮で暮らす高校生の「僕」が、真辺由宇と再会します。設定も物語展開も全く異なるのに、なぜか『砂の女』を思い出しました。由宇の不器用なまでの凛々しさ、まっすぐさ、そして彼女に振り回されながらも受けとめる「僕」の姿がまぶしく愛おしいのです。続編も読んでみようかしら。
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yokoko10
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ネタバレ謎の島、階段島を舞台にした作品。主人公の高校生七草は気づけばこの島に降りたっていた。なんでも魔女が支配する島で、無くしたものを見つけなければ出られないという。この島に住んでいるのは、皆どこかに生きづらさを抱えている。そんなある日島で真辺と遭遇。理想主義者の真辺は島からの脱出方法を探る。この島は自信のコンプレックスや悩んでいる人格を魔女との契約で捨て去ったもう一つの人格が住む島だったのだ。七草と真辺は、悲観主義と理想主義という正反対の性格ながらも、この島で生きていくことを決意する。
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りんりん
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10代のころに読んでいたら、どうなっていたか。アラフィフおばさんでも、しばらくこの小説に心の一部を占められてしまったのだから。
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staph.
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前々から本屋にあり気になっていたものが図書館に並んでいたので即借り。 階段島で奇妙な起こる事件を解決しようとする七草・真辺由宇が奮闘する青春小説。 根幹にある『階段島』に纏わる謎はここからどう展開していくか。 登場人物のキャラ個性的、特に真辺由宇は強い。 米澤穂信『ベルーフシリーズ』の太刀洗万智の感情的な部分を抜き、純粋さ・真っ直ぐさを詰めたいつか間違う危険を孕んだキャラクター。ここ数年読んだ中で一番の当たり。 周辺との確執や、それを宥めようと苦心する七草の対応も非常に印象深い。
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tae521
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失くしたものを探す七草、そこは階段島と云われる異世界。そこへ現れた真辺由宇。由宇の強い精神が周囲に波及しないようにと緊張の日々が続く。それでも幼い大地のために, そして由宇のため思いめぐらし最善をつくす。捨てた時分を取り戻す、どんな世界でも自分らしく生きて行く。自己再生の時がいつか自分の宝となることだろう。面白かった。
0255文字
天切り松
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途中ちょっと冗長。映像で見た方が面白そうな本でした。 人生というのはそういうものです。不透明な力で生まれた支配者によって、定められたルールに従って、その中で生きていくものです。
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tsukareme
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映画の予告編を見て「階段島」という世界が気になり、読んでみた。コワイところに閉じ込められ系のパニック物とか生き残りを争う系だったらやだなと思ったが、全く違っていた。不思議な状況の中、日常を過ごす人々の話。こういう世界があるのかもしれない。
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TAMA
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2019年25冊目。シリーズ完結に伴い、再読。
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yupo
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ようやく気になってた一冊。一時間もかからず読めるサクッと系、だけど一文がビー玉みたいに堆積する、ファンタジックな感じがしました。個人的に男女の恋愛に限りなく近い違う何かって関係性すごく好きなんで途中からは萌えてましたね、たまにはこういうのもあり
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TM
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サクラダリセットが好きだったので、同じ作者ということから購入。期待通りの、不思議な世界観と、言葉でうまく表現できないけれども、澄んだ世界観とが融合していて、とても好きでした。純粋とか、清らかとか、青春とかではなく、澄んだ、という表現がとても合う作品だと思います。
0255文字
doradorapoteti
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なかなか
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Kazuo Tanba
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前から気になっていました〜。結論からいうとちょっと分かりづらい物語。誰しもが抱える厄介な自分を切り離せることが出来たなら、その自分は幸せになるのだろうか?七草くんは自分で自分を自覚していたから、自ら切り離したのだろうか?真辺はなぜ切り離したのだろうか?登場人物がみな主人公であり、大地以外の島の人は厄介な自分を切り離すことで幸せを掴んだのだろうか?それぞれの物語も気になります。
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りんご。
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階段島という離島に捨てられた主人公の七草。 なぜ七草は階段島に捨てられたのか…という謎を解き明かしていく内容で、すごく奥深く面白かったです。
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いなくなれ、群青(新潮文庫nex) 階段島評価63感想・レビュー33