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ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
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Mushi_Mamire
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ネタバレKindleUnlimited。自衛隊国内出動の法的制約とジレンマ、情報ゼロからの情報官としての戦い面白かった。ただラストにつれて場面や戦場は激化しているはずなのに、なんとなく物足りなさを感じる。最初の衝撃からの絶望がインパクトデカすぎたせいか?
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ちゅうー助
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自衛隊と謎のテロリストとの戦いというだけで異色のテーマであるが、その舞台となっているのが東京都内というダメ押しの設定。 平和ボケしているからなのか現実味はないが、物語を読み進めるうちに、こんな現実が起きようものなら耐えられるのだろうかと言った、恐怖感を抱かせる内容でした。解説者は絶賛しているけど、個人的には。。。でした(笑)
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まり
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8
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Koh Hincha
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一気読み! なかなかのハラハラドキドキの展開。 平和ボケと言われるこの国の首都が狙われる。戦闘に長けた相手に、この国の政府はどこまで闘えるのか? 本当の恐怖を知る者と知らされる者の闘い、大切な人と多くの国民と仲間の命が天秤にかけられた時、どんな想いが錯綜するのか? 政権交代とか、異常な台風の進路とか、ちょうど話題に挙がってるような要素も、やけにリンクして面白い。 これ、映像化されたら、結構スリリングなんだろうなぁと感じた作品。
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takucyan1103
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【BOOKOFF ★★★☆】▽ 会議の目的は、墨田区の事態を受けた防衛出動の可否、日米安保条約の適用、そして指揮監督内容を決定することだ。これら三つの重要事項に関する判断を経て、最終的に最高指揮監督権者である首相の決断を仰ぐことになる。▽ 憲法第九条下で認められる自衛権発動の三要件は、一つ、我が国にたいする急迫不正の侵害があること。二つ、この場合、これを排除するために他の適当な手段がないこと。三つ、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと、です」▽ 弱さと不安を抱えたまま戦うことは恥ではない。
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takao
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ふむ
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かな
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ネタバレ怖かったー北朝鮮と中国からこういう攻撃されうると思うと恐ろしい。 結局、素性不明のテロ組織による攻撃で終わらせざるを得ないのか。。。 主犯明らかなのにな。。。
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sgtM_teddy
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おそらく日本で有事発生の場合、政治体制としてこの小説で書かれている展開になるのだろうなと推測できる作品。それでも作中においては決断力のある首相で良かったと思える。北朝鮮によるテロ攻撃の内容についてはリアリティがあり一気に読み切れる。真下を守るべく寺沢陸曹長、高城三曹が犠牲となるその行動心理はよく理解できる。この2人の行動こそが日本の国防を支える根幹とも言うべき下士官の曹クラスの強さであると強く感じる。
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W-G
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『生存者ゼロ』が穴だらけの生物学・地質学知識を勢いで乗り切った?のに対し、比較的硬派なテイストにまとめようとした印象。燻銀とは到底いえないが、人間同士の争いになったことで、前作ほど滅茶苦茶やっているようには感じない不思議。とはいえ、やたら法律の名称を出して箔づけ狙っているような会話や、切れ者のようでいて物語の都合にあわせて肝心な時に行動力が鈍るハン大佐、そもそも尻尾をつかまれて国際問題になりかねないリスクを多数内在した派手すぎる軍事行動等々、やっぱりツッコミを入れながら読むのが正解。
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ひな
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ネタバレ書名編のぜ。最初は自衛隊の階級も関連法もよくわからなくて混乱してたけど、どんどんおもしろくなってきた。ハン大佐が完璧なのに、たった一瞬軍人から人間に戻ったことでこんな結末になるの、悲しすぎる。上層部のグダグダ会議は、今の日本でこれが起こったらまさにこうなるだろうなって感じ。今はマスコミ抑えても有象無象のユーチューバーたちが湧いて出て、きっともっと大変になる。岐部さん、あの状態から戻ってくるのすごくない?真下さんも切れ者なんだろうけど後手後手だった。小説とはいえ実際の国名あげてるの、大丈夫なのかな。
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びりけん
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☆5つ。読み応えありました。
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buchi
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こんな状況になっても自分の立場を優位にしたい人間はまあいるだろう。とにかく大勢死ぬし、情けがない。最後は何とか収まるがまた新たな局面が…ある意味現実味のある話だった。 怖い。怖かった。
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まるこ
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ハンと真下のやり取りはまさに手に汗握る。退官間際の上官の姿は、あぁ、死亡フラグ…と思ってしまった残念脳。岐部がしっかりしてくれたのは大きいな。
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じじちょん
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ネタバレ敵国の兵士ハンが司令官としても魅力的な人物で、立たされている辛い立場も詳しく描かれているが、いかんせん最後があっけなく…。せめて家族が救われてほしかったが…。他のシミュレーション小説でもよく取り扱われるが、官僚たちが日本の憲法や法律上の問題を論議している間に侵略が着々と進行し、警察や自衛隊が混乱し被害が拡大する…という展開。作中の総理はカッコよく描かれてたな。
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じゅうもんじ
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ネタバレ面白かったー難しい用語が多かったけどそこは勢いで、なんとか。 映画で観たいけど、文化になってもいまだされてないってことはきっともう無理でしょうね、、、高城が好きだったので悲しみ
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かぶき者
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北朝鮮のテロ組織が大型台風が襲う日を狙い東京壊滅を企てる。自衛隊の情報分析官が全責任を負い組織を追うが遥かに訓練され用意周到な作戦に翻弄される...。 トムクルーズ主演でハリウッドものならしっくりくるがらどうも日本が舞台だと興醒めしてしまうのはなぜだろう。何とか法第何条の何項について、など法解釈をつらつらと議論するところもなんだが説明臭い。よく練ってあるとは思うけどあまり入り込めなかった。
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とーさん
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90点
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はちべぇどん
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首都東京で大規模テロが起きたら、あんな一瞬で大勢亡くなってしまうのだろうか。そんな状況下の安保会議の場面は何故か泣けてきた。現実はもっとグダグダ決断を先延ばしにして、「誠に遺憾です」で終わりそう。自衛隊員の心意気にはグッときた。自衛隊の人だって迷いもある。それでも国を守るために戦ってくれているんだよね。個人的には亡国のイージスを思い出す内容で「よく見ろ日本人、これが戦争だ」と言う感じ。寺沢さんが真下さんを信頼するきっかけは何だったんだろう。説明がくどいところもあったがさくさく読了。考えさせられる内容。
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あかね
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このミス作品にハマらない私が唯一ハマったのが「生存者ゼロ」だったのでこちらも読んでみた。ら、これは前作を凌ぐ勢いのある作品でびっくりした。国家組織やそれにまつわる人間関係をとても上手く書いていて、そのおかげで荒唐無稽ともいえる息つく間のない展開が上滑りしていない。ジェットコースター的エンタメ作品でありながら人の心をきちんと描いている。物語そのものの設定ももちろん、このバランスが絶妙。実力のある作家さんだと思う。文句なくおもしろいと言える一冊。
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イリキング
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☆4.0
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Akira Higuchi
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途中まで 3.3
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ユタキータ
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大雨の東京を一晩で殲滅させると宣言したハン大左率いるテロ組織、その手段は?目的とは?刻々と迫り来るタイムリミット。時系列で物語は進み手に汗握る展開。国家安全保証会議での議論が生々しく「24」を思い出した。戦う男達の心情が痛々しい。ハン大左の家族の描写がもっとあっても良かったのかな、と少しだけ思う。詳細に描かれた危機、北朝鮮、中国そして米国との微妙なバランス、完全に架空の話ではない事に恐ろしさを感じた一冊。
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huton
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テロが起きたらどう立ち向かうのか。 法律の解釈とか官邸のやりとりとか、リアルなようで、 実際のところは知らないわからないしなあ。
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naokipaul
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非常に良い作品。フィクションであるが実際にテロが発生した際の官邸でのやりとりがリアル。 ストーリーの中盤での日本の法律の件で延々と官僚、政治家達で議論される。 勉強なったと同時に、今の政治家で腹を切る覚悟で決断する政治家がどれだけいるか。。 言い方悪いけど、日本も一度、ホントのcrisis を経験しないと、ホンキで国の為に尽くそうとする政治家は出てこないんかなぁ。。 あと、頭がお花畑の国民も然り。。 色々と考えさせながら、スピード感があり、何度も目頭が熱くなる作品でした。^_^
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orat
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コロナやロシア軍事侵略などの昨今での再読。 日本の安全保障、テロ対策、災害対策の脆弱性が浮き彫りになり、国の危機管理や法制度、トップ決断力を改めて考えさせられた。圧倒的な臨場感とスピード感、引き寄せられる内容、とても面白い。 都内で発生したテロ攻撃に警察で対応するが、圧倒的な武力の前に制圧に失敗、混乱する政府。各種法規制に制約される中、首相は自衛隊の出動を決断。自衛隊情報本部の真下三佐は、情報収集•分析によりテロ集団の正体•目的を突き止め、北朝ハン大佐の災害を利用した東京壊滅計画を阻止する。
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Pochi
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ネタバレ日本のテロ対策は充分とは言えないんだろうな。日本海から、少しずつ密入国したら防ぎきれないだろう。 なぜ、ハンは真下三佐を殺さなかったのか? それより、水門をもっと早く、修復できないぐらいに破壊したらよかったのに。 この手の話によくあるのが、最後に銃の引き金を引くだけになったときに、犯人と主人公がしゃべり始めるというのがある。
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そーやん
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ネタバレ東京を核ではなく自然災害を利用して崩壊させようというのは面白い視点だった。敵側があまりに悪役なセリフばかり言うので冷めてしまう。基本的に邦画っぽい展開、台詞回しなのでリアリティを期待すると落胆する。
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よし
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日本はホンマに戦争になれば最高権限者どのような決定を下すのかな。戦争だけでなく非常事態時に。会社も一緒かな、判断、決断、信頼。
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お粉夫人
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ネタバレもしも今この日本に残虐なテロ組織が入り込み、一晩で東京を壊滅しようとしたら…。このコロナ禍の日本政府を見て間違いなく一晩で東京は壊滅するな、と思いながら読みました。知り合いの自衛官を見て正直、真下三佐のようなキャラクターを想像できないなー。中盤までものすごい勢いで話が進むのに対して後半の部分が呆気ない。いやー、ハン大佐との最後は呆気なさすぎだな。色んな大人の事情で映画化は難しいだろうな。
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ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ最後までテロリストの目的がわからずにモヤモヤ。しかし日本の国防の問題点が浮き彫りになっていた点は興味深い。実際にこのような緊急時に 現政権が決断できるかに思いを巡らせた。前半に ページを割いたせいか終盤は物足りない。真下の 妻のその後も気にかかる。
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びりけん
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☆5つ。安生作品にハズレなし。再読にも関わらず一気読み。
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読書やあさん
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この世界に引き込まれる。圧倒的な臨場感、スピード感にグイグイと心が没入してゆく。次へ、次へとページをめくらずにいられない。 某国による、東京襲撃、思いもよ習い手口・手段。指揮官の抱える心情、国家の構造、大臣らの事なかれ主義、などなどストーリーの軸が満載。 何度、心にグッと来たことか・・・至宝の一冊 ーー 2021/10/07 9
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アーサー・エリス
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ネタバレ史上最大級の台風に襲われる東京を、朝鮮軍の大佐・ハンが率いるテロ組織が襲撃した。直ちに自衛隊統合情報部の情報官・真下らが対応に当たるが、前例のない首都圏への組織的テロ攻撃という事態に政府は思うように動けない。味方であるはずの政府もアテにできず孤軍奮闘を強いられる真下だが、僅かな手がかりを頼りにハンの思惑に迫っていく。まるで緻密な計算のもとに組まれた手作り時計のような作品。無駄のない伏線展開・回収はまさに匠の技で、特に終盤、核弾頭を囮に使ったハンの東京壊滅計画の全貌が明らかになったときにはゾッとした。(続)
アーサー・エリス

(続)また、巻末の解説でも述べられているようにシミュレーションとしてのリアリティも非常に高く、日本という国の弱点を容赦なく利用するハンの恐ろしいまでの戦術、そしてハンの攻撃を前に政府首脳の会議が踊りまくって進まない様子をしっかりと書き上げた、作者のリサーチ・シミュレーション能力には感服するばかり。そうした精緻な部分だけでなく、終盤、真下を挑発するハンに立ち向かっていく真下と3人の部下の姿や梶塚首相の名演説など熱いシーンもしっかり完備しており、全編渡って楽しめた。全方位隙なしの極上エンターテイメント小説。

08/13 01:42
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smelly
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ネタバレハラハラドキドキ、楽しかった!けど、悲しい😭前作?が面白かったからアリさん🐜いっぱい出てくる展開を期待しててんけど、全然違ったʬʬʬʬʬ!少しご都合主義な部分もあったけど、漢気溢れる作品で最後まで止まりませんでした。近年の大雨で似たような状況あったしな、怖いよな。けど、説明がちとくどいのと、外国の名前で読み飛ばし気味になってしもた箇所も少なからずあった、という側面がひとつ。この小説内に登場できるなら、影山をしばきたい笑笑
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︎💓ひかる💓
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自衛隊ヘリが堕ちる、パトカーが走る、人が死ぬ·····。コレは映画で観たいものですネ。。やはりこういう系は好きではないですね。シリーズだと思って制覇しなきゃと思ったんですけど。。
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ころまる
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こんなこと起こるわけない、と思いながらも本当に起きてもおかしくないと思ってしまうほどのリアルさがあって怖かったです。政府の対応もなんだか現状を見る限りあり得そうで不安になりました。でも梶塚首相はかっこよかったです。
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Ikeda  Kazumasa
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生存者ゼロは最後まで読んでない気がする。 主人公の人物造形が最後まで微妙。
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しょこら
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いやぁ、久しぶりに読みました。やはり面白いです。実際はこんな事は起こらない、起こってほしくないと思いつつ、テロが起きたら今の日本政府にこの国は守れるのかと不安に思った。どうも事なかれ主義な政治家ばかりのような気がして……。マスコミが規制を守らず殺されたあたりはちょっと有り得ないと思った。たとえどんな事があろうとも自衛隊は国民を守るべきと国を糾弾するマスコミ集団。この場合ではそんな事言えないと腹立たしかった。
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ぼっくん
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緊急事態宣言などの一連のコロナ対策における政策決定を見る限り、梶塚首相のような決断は期待できそうにないな。。とか時節柄、つらつらと考えながら読了◎
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ドロンジョ935
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うっかり再読。再読しても面白かったよ
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