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ニュルンベルク裁判

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紙狸
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2015年刊行。ニュルンベルク原則と呼ばれる原則がある。国際法に違う犯罪は国家によってではなく個人によって犯される。兵士が残虐行為を行った場合、命令に従ったということは免責理由にならない。こうした原則は、第一次大戦の戦争犯罪を(戦勝国の圧力の下)裁いたドイツの裁判ですでに確認される。ニュルンベルクから過去に遡る議論だ。ニュルンベルクから現代への架橋もする。1993年に国連安保理が設置した旧ユーゴ国際刑事法廷は、ニュルンベルクの伝統の伝統に連なると明確に述べていた。法を遡及して適用したという意味だろう。
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