→特に「x=免許」「x=生き物」は名作短編の趣きで、前者は生涯忘れられないかも。松たか子と一緒にフォークリフトの免許を取りにいくんだけど、謎も毒も驚きも悲劇もない、ただただ明るい話になんでこんなに感動したのか我ながらよく分からない。最後ちょっと泣きそうになった。
北村薫の掌編エッセイ「激しい雨」で言及されていたのは「x=生き物」。なるほど北村薫が好きそう。「激しい雨」を読んだら本書を読みたくなり、本書を読んだら『夢売るふたり』で江原由夏さんの演技を観たくなる。
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