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コロンビア・ゼロ: 新・航空宇宙軍史

感想・レビュー
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脇 草太郎
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個人的SFブーム到来中で『敵は海賊』に続いての国産SF。ハードSFと書いてあったので覚悟して挑んだ。木星と土星が公転の関係で接近するから、土星の奴らがチョッカイをかけてきて、木星防衛軍は大変だ!という話(だと思う)。主人公は不在で短編ごとに場所が変わる。とにかく情報が少なすぎて、こいつらどこ所属の奴?木星側でいいんだよね?と不安になる。会話は極めて少なく、淡々と出来事が流れていく。ナレーションのないドキュメンタリーを見ているかのよう。設定は好み。これの続編にあたる『工作艦間宮の戦争』も読む予定。
0255文字
バンスライク
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ネタバレ外惑星動乱の停戦時には疲弊していた外惑星は徐々に国力を取り戻し再軍備を加速していた。40年後、優位な惑星の位置関係から開戦の時を迎えた。第一次外惑星動乱終結から第二次外惑星動乱勃発までの軍備増強を技術者目線で描く短編集。筆者らしい辺境の基地での軍事技術の蓄積が淡々と時には非情に描かれる。地味なストーリーが多いが懐かしい名前も登場し面白い。技術面の描写考察もさることながら、戦略戦術面も考えられ、徐々に集約し最終話の開戦に繋がる流れも良い。表題作のお互いの戦術と心理がせめぎ合う戦闘シーンも読み応えがあった。
0255文字
しかおおう
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ネタバレ技術屋や職人的な人が黙々といろいろ考えて行動!する短編。徐々に戦争に向かうが、その一歩手前の空気感が妙にありえる感じで好き(ちょっと退屈な部分もあるけど)。
0255文字
弘大山
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航空宇宙史、再開ですな。
0255文字
K7777
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人類がその版図を太陽系全体に拡げた未来。第1外惑星動乱から40年が過ぎて再度戦乱の予兆を孕みはじめた宇宙を舞台にした短編集。一編一編に直接的な関連はないが、総体として、新たな動乱へと繋がっていく気配を感じさせる。 折角であれば同じ航空宇宙軍史に連なる他の作品と共に合わせて読みたい硬質なSFの良作
0255文字
りょうけん
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題名が面白そうだった『工作鑑間宮の戦争』を入手。するとシリーヅものだと云う事にきづき、急遽こっちも入手。いやなんとも独特感の漂うオモシロ作品です。
0255文字
RINGO SENDAI
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・リアルなSF小説 ・淡々とした文体がよい
0255文字
miu
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どこかで見たような名前が出てくるのですが、細かい部分まで思い出せませんでした。旧作を読み直してから読んだ方が楽しめたかも。時間ができたら改めて通読しようと思います。
0255文字
へ~ジック
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「工作艦間宮の戦争」発売を機に再読。皆々良いが、「ジュピター・サーカス」と表題作の「コロンビア・ゼロ」が特に良い。何だかんだと宇宙艦艇戦が好きな私でありましたが。前者は主人公艦JC-5のユーザー・インターフェイスと壮大な木星の光景、後者は「新時代の戦術」を期待させる外惑星連合の仮装巡洋艦に惚れ込んでいました。
へ~ジック

まぁ、それだけに「工作艦間宮の戦争」でロクに宇宙戦闘が無かったのに肩透かしを喰らった形に為ってしまいましたけどね。早く航空宇宙軍の物量vs外惑星連合軍の質量の戦いを見てみたいものです。

05/24 23:58
0255文字
まなな
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硬質で えらい人とか神の視点みたいの描かれなくて現場ってかんじがいい
0255文字
kochi
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【図書館本】第一次動乱から40年が経ち、敗戦国である外惑星の国力も回復、そして「次の戦争」の動きが… 人的資源に乏しい外惑星側がテクノロジー的にはずいぶん進んでいたり、開戦時に外惑星側の奇襲が成功したりと、展開が読めそうだけど、まさか『終わりなき索敵』とは別のタイムラインになったりしないかと… ガニメデ基地をめぐる侵入者と防衛側の行動と思考をそれぞれの立場から描く二編の短編「ギルガメッシュ要塞」、「ガニメデ守備隊」が並んでいるが、「何が本当に起こったのか?」はついに記されず、これはいつものことだけど^_^
0255文字
MRyas
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積んで放置しすぎたがやっと読了。 時代に合わせて色々な技術を取り込んだが少し消化不良な感じもするが、好きなシリーズの新作に期待を高めすぎたからw 続刊にも期待。
0255文字
Daikichi
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22年振りの新シリーズ。 相変わらず、渋いSF。 良
0255文字
とんび
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いやー、結構覚えてて、読み返す必要なかった。 地味で汗とホコリと機械の匂いのする世界。 こういう息苦しい宇宙もいいものだ。
0255文字
roxy001960
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淡々とした語り口は読みやすくて好きです。航空宇宙軍史は読んでないんだけど、エピソードがつながっていて、結構楽しめました。これから、航空宇宙軍史に挑戦。
0255文字
tsubasa
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ファンサービス満載で楽しい。前の話だいぶ忘れてるし、読み直したい。
0255文字
鳥義賊
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けっこう登場人物の内面を描いている比率が高く、バトルとかアクションを期待するとハズレかも。こういう科学設定を自然に受け入れて読める人が「SF読み」なんでしょうね。
0255文字
Snusmumriken
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長らくでてなかった新作。かつて外惑星動乱の際に作ったものの有効に利用できなかった高性能エンジン、射撃管制システム、サラマンダーの記憶を手に入れ、更に生物進化シミュレーションによる自動兵器を作り上げ、再び航空宇宙軍に挑むタイタン。いつもどおりのテイストで続きが楽しみ。
0255文字
かに
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ネタバレ第一次外惑星動乱では、外惑星連合の正規巡洋艦サラマンダーのエンジン部分を製造しながら土星系衛星タイタンは僅か2カ月で航空宇宙軍の力の前に降伏。そのタイタンが1年以上戦い抜いた他の衛星と同じくらいの戦後復興支援を受けた事から、他の衛星と比べて経済が良くなり秘密裏に高出力エンジンを再開発。高出力精密射撃が可能なレーザー兵器や無人兵器も実戦で試験し、前大戦で活躍し宇宙に漂った巡洋艦サラマンダーのデータを回収し軍備を前大戦よりも充実させる。
かに

その技術を使って製造された新たな仮装巡洋艦は最初の攻撃で地球の軌道上にある基地を奇襲し破壊できる代物だった…だが奇襲したら、それで終わり、2度目の奇襲は通用しない。 2回目の戦争には消極的だったカリスト及びガニメデといった衛星群は早期に地球に講和を求めるも、密かに配備していた無人兵器を使用したタイタン軍はクーデターを起こし、カリスト、ガニメデの両軍はタイタン軍に編入され傀儡国家となり、第二次外惑星動乱も長く続く戦乱になるだろう……みたいな話で終わり。 やはりこのシリーズは面白い! 独ソ末期のドイツ軍に近い

09/13 07:36
0255文字
とし
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航空宇宙軍史とのことであるが、楽しく読み終わったが、繋がりがなく、解説もないので残念だった。
0255文字
たいりく
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★★★★ 航空宇宙軍史・完全版が読みたい!
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月世界旅行したい
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いまさら読む。ハードSFネタで世界がひっくり返るタイプの作品より細かい描写や背景がハードSFで支えられてるタイプの方が好きな自分がいることに気づく。クラークとかも地味なタイプの方が好きだし、「メイルシュトロームII」や「太陽からの風」とか。
0255文字
keroppi
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第36回SF大賞を受賞した作品だというので読んでみた。「航空宇宙軍史」なるものが初読みのため、設定もさっぱり分からず、入り込めないまま終わってしまった。最初から、順を追って読まなければ面白さが分からない本なのだろう。
0255文字
ミッターマイヤー
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航空宇宙軍史シリーズ久々の続巻。相変わらずの硬質な文体は少し懐かしい。少々廻りくどい描写も理科系出身の谷さんらしいね。読んでいて、ガンダムシリーズの幾つかのエピソードとの既視感を覚えたのは自分だけかな。時空間の設定は違うけど、テーマは似通っているように思うんですが・・・・?
0255文字
Mits
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あいかわらずというか、ドライでハードなSF。昔はもうちょっと湿度があった気もするのだけど。 ここまでハードに徹してる人はもう少ない気がするので、これはこれで楽しみたい。
0255文字
やすお
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宇宙戦争開戦前夜の緊張感を感じられる。短編の集まりのような構成であるが、そのエピソード一つひとつが最終章への伏線となる。本書は新・航空宇宙軍史の始まりだと思うので、回収されていない伏線は、これから出版される本で回収されるのだろう。これから始まる物語に期待しつつ読んだ。各エピソードは単独で読んでも面白い。「ギルガメッシュ要塞」はSFマガジンで読んだことがあり、改めて読んでみて、やはり面白いなと思う。
0255文字
みろ
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太陽系内に分散した人類生存圏でおこりつつある動乱の序章が淡々と描かれる連作短編集。徐々に高まる緊張感、あっけない印象の開戦。先が楽しみなシリーズ。
みろ

実は前シリーズを読んでないので、キャラクターの前歴の記載がいまいち楽しめない。20年前の自分に「なんで読まなかった」と説教したい。

12/12 10:00
0255文字
cavalier0201
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ネタバレ航空宇宙軍史シリーズ22年ぶりの続刊。現実の延長線を感じさせる、実用感溢れる技術・兵器体系に散りばめられた秘密(トンデモ)兵器のワクワク感は健在でした。今回は第二次外惑星動乱開戦までを繋ぐ短編連作。この形式も過去作を踏襲していて懐かしい。そして「サラマンダー」や「タナトス戦闘団」等のビックネームだけでなく、「タイタン航空隊」「AIソクラテス」等、シリーズのファンは思わずニヤニヤしたくなる単語頻出のサービス精神溢れる一作でした。是非是非続刊を希望いたします。
0255文字
まさる
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久々の新作となる航空宇宙軍史シリーズの最新刊である。今回は第二次外惑星動乱の始まりまでを収録しており、物語のテンポもよく、昔の作品のキーワード等も散りばめられておりシリーズの読者なら思わずニヤリとする場面も多いであろう。
0255文字
ほにょこ
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★★★ 独特の文体が効果的。 緊迫感があって面白かったけれど、個々の話が断片的過ぎると思った。
0255文字
Kenny00h
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あれこれ準備して、コロンビア・ゼロに至りました、と。なんか、淡々としててつまんない感じ。航空宇宙軍に隠れてこれだけのことができた、ってのがすごいところかもしれないけど、やっぱり面白くはないな。
0255文字
quabex
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冷え冷えとした硬質の文体は真空の宇宙空間と相性がよい。読み始めると、「あ、この感じ」と思い出すけれど、このシリーズを読むのはいつも久しぶりなので、これまでのいきさつは全然覚えていない。なので、私にとってこのシリーズは、物語を追いかけるより、「センサ」「レーザ」のような音引きを付けない用語をちりばめた文体を味わう楽しみの方が大きいような。頻出する「ものだから」がちょっと気になるのは私だけか。BGMはSomaFMのDeep Space Oneで。
0255文字
lifeforone
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昔の作品よりちょっとハードさが少なくなった幹事はするが、淡々とした文体が逆に熱く感じられて面白かった。
0255文字
Mc6ρ助
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ヴァルキリー照準システムって、あれでしょ、あれでしょ(もちろん当時大ファンだったが、これしか覚えてない(笑))。でもあれって、デブリの陰のターゲットを射抜けるんだっけ?
0255文字
watcho
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60点。航空宇宙軍史の新シリーズ。懐かしいの一言に尽きる。だいぶ記憶はおぼろげになっているが、サラマンダーや仮装巡洋艦といったキーワードには反応できた。地に足の着いた技術考証に支えられた物語は健在だ。だが淡々としているのも相変わらず。ファンならば楽しめるが、そうでない人にとってはどうだろう。
0255文字
SOLCOM(いけひろ)
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うむむ、航空宇宙軍史シリーズ。 読んだ記憶はあるのですがどうも記憶が曖昧です(笑) 惑星CB-8越冬隊が1983年初版でしょうから、リアルタイムでも30年以上経過しているということですね。  実際、横山宏の挿絵にときめいた?記憶があります。  SFマガジンで読んだものもたくさんあるのでぐちゃぐちゃ(笑) これは、航空宇宙軍史シリーズを最初から読み直さないとだめだな・・・  ガチのハードSFファンなら必読の書  ☆4つ
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そらパパ
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なぜ戦争がという所がすっぽり無かった
0255文字
HAL
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谷甲州、航空宇宙軍史の第二次外惑星動乱までの話。22年ぶりの新作というから前作はまだインターネットもそんなに普及してなかった頃。そんな前作に比べると、ハッキングや仮想人格など情報系のネタが増えたように思える。 航空宇宙軍史自体が、現代の科学力でなんらかの事由により世界が宇宙開発に全力を投じていたら、というSF。宇宙開発に全力でコストを割くことで情報技術の発展が実世界より遅れたと考えれば、第二次外惑星動乱の頃に情報技術がばんばん発展してもおかしくは無いきがする。
0255文字
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コロンビア・ゼロ: 新・航空宇宙軍史評価90感想・レビュー61