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密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 マ 12-1)

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のざきち
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ネタバレ古書で購入。エドガー賞他三賞受賞の作品とのこと。諸先輩方の感想にもある通り、登場人物が多すぎて前半は中々作品の世界に馴染めないのですが、それを乗り越えれば中盤以降はスムーズに読み進める事ができると思います。真相には然程衝撃はありませんが、人種や男女の差別、LGBTなど、社会性あるテーマも扱われており、四賞受賞も頷ける作品でした。
0255文字
yszk
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ネタバレ図書館で借出数に余裕があったので棚を物色して手に取ったもの。美少女表紙絵と裏表紙のキャラ紹介(34歳女性弁護士)のギャップ^^;アメリカでの密造酒の位置づけがピンと来なくて、彼女が抱える背景がよくわからないまま読み進める。それ程後ろ指さされている風ではないよ。父親の罪は脱税関連なのね。現在は裏社会と少々繋がりのある地方名士らしい。 18年前に起きた若妻殺人事件の調査を当時現場にいた娘から頼まれ、その夫に熱を上げていた疚しさも手伝って引き受けた主人公。判事選の活動と並行して色々動くことで……
yszk

シリーズの一作目に登場人物出しすぎ感はあったが、謎解きは結構きちんとしていて楽しめた。続きは機会があったら。

04/22 11:31
0255文字
Märklin(メルクリン)
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ネタバレ図書館本。主人公デボラ・ノットは34歳、独身で弁護士。父のケジーが酒の密造をしていた事からこのようなタイトルになった模様。舞台はノース・カロライナ州。1992年に初版のようだが物語の中核はゲイ・レズの同性愛というテーマも…。当時の偏見があからさまに見えるような事件にも感じられた。アメリカ探偵作家クラブ賞・アンソニー賞・アガサ賞・マカヴィティ賞と4賞受賞という輝かしい実績も。アメリカではシリーズが20作もあるロングセラーのようだ。父のケジーはまだまだ謎に満ちている存在。翻訳されてほしいシリーズ。
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