読書メーター KADOKAWA Group

仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン

感想・レビュー
252

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ぶどう
新着
現場に潜入し、本当の実態が赤裸々に綴られて読み入りました。法人と個人の荷物やビジネスモデルの違い、なぜ宅配の環境が劣悪なのか等、様々な要因が絡んでいることが分かる。そして諸悪の根源は法人顧客への値引き合戦が要因と感じる。読み応えのある一冊でした。
0255文字
zooey
新着
ホットな話題の物流業界の歴史、内実が興味深い。資本主義化で善とされる効率化の行き着く先は現場の疲弊か。現場が自ら奴隷化していく構造は分かりやすい搾取。ただしこのブラック企業の恩恵をもっとも享受しているのは自分たち消費者なのだ。ただしヤマト運輸のブラック体質は否定できないとしても、物流ターミナル羽田クロノゲートへの潜入取材あたりの記述はちょっといちゃもん臭い。極端な個別の事例を取り上げて企業を糾弾するのはちょっと可哀そう。
0255文字
みなみ
新着
ラストマイルを観てから読みました。潜入ルポで有名な人だったらしく、おもしろかった。体験記だけでなく様々な視点から取材したり論じたりしていて読み応えあり。十年前の本ですが、ざっと物流の歴史を知れました。資本主義の負の側面……!と大きな言葉で言いたくなる。とりあえず時間指定の荷物はその場で受け取ろう。
0255文字
みんみん
新着
とても良い本でした。今や様々な業界がブラックなのは周知の通りで、例に漏れず宅配業界もブラックというのは知っていましたが、サービス残業以外の具体的な内容が書いてあって実情を垣間見ることができました。この本が出版されてから10年近く経過して、当時は宅配時の不在率が約20%と記載されていますが、置き配が普及した現在ではこの数字はかなり改善されていると思います。通販のレビューを見ていると、箱の角が少し潰れているだけでクレームを付ける人がいますが、そこまで完璧を求めるならかなり高額な配送料が必要だと感じました。
0255文字
おくだ
新着
宅配業界の歴史と現状について語る本。ドライバーへの取材体験が4割程を占めるが、その部分は若干流しつつ読了。ヤマト・佐川・日本郵政のそれぞれの創業からの歴史の話は面白かった。国営専有事業であったBtoCの宅配が高くて不便だから改善したい、とヤマトが踏み込んでサービスを展開したことで、今も日本トップシェアを保っている。不便だったり不当に高価だったりするサービスはいずれ淘汰される、というのは、昨今の携帯業界やタクシー業界にもあてはまるのでは…
0255文字
tetsuwo
新着
時間指定を有料にするのと無料にするの、どちらが再配達率が少なくなるんだろう。
0255文字
misonikomi
新着
Kindle Unlimitedにて。面白かったです。
0255文字
海星梨
新着
ネタバレKU。ちょっと古い本だからコロナ禍でどーなったかという点はありますね。でもまぁ、三社の歴史を踏まえられるという点で、現行の物流ニュースを読む土台になりそう。産業医を一定数の規模のある会社はおいてるはずなので、著者にそこらへん取材して「産業医も隠蔽!」とか記事だして欲しい野次馬根性。章だてや構造は雑ですが、不眠と戦いながらの執筆とのことなのでまぁ、うん。
0255文字
snakedoctorK
新着
宅配はたいへんな業界ですね。 配送量を考えたらそうなるよねと納得。 送料無料なんてありえないよね。誰かが負担してるんだよね。 適正な料金体系は必要だよね。
0255文字
もけうに
新着
近年何かと話題の物流業界。宅配はライフラインであるから、正当なお金を払うべきなんだろうな。良いイメージのあるヤマトのブラックぶりに吃驚。
0255文字
なかしー
新着
ネタバレ概要は、8割方、ヤマトVS佐川の宅急便戦争史本。 理由:参考文献39本中33本とヤマト羽田クロノゲート潜入取材。残り2割は、業界3位日本郵便、戦争激化の要因を作ったアマゾン登場といった構成。副題は、嘘は付いていないが、紙面の割合が大きく異なるので読む際は注意。 本書で分かる事は、私たちが日々にネット等で「送料無料」で、ポチったりした商品が「最短で翌日」に配達される裏側。 そこにはドライバーや荷物を集荷場で仕分けや管理をする人達の過酷な労働環境が垣間見える。
なかしー

よって、本書は物流業界の宅配便(小口輸送)という一ジャンルをテーマにした内容であるので、宅配便の労働環境が悪い≒物流業界全体も悪いという等式にはならない事は注意が必要である。

05/05 14:59
なかしー

【参考URL】物流効率化のキホン 物流の機能(輸送・配送・運送)https://www.keyence.co.jp/ss/products/autoid/logistics/role/function-shipping.jsp 日通NECロジスティックス タ行:物流用語集 https://www.nittsu-necl.co.jp/special/glossary/t.html?

05/05 15:00
3件のコメントを全て見る
0255文字
影実
新着
ヤマト運輸、佐川急便を中心に宅配業界の内幕を描いた業界本。名前が挙げられているが日本郵便やアマゾンに割いている文量はそこまで多くない。刊行が2015年と少々古いが、各社のこれまでの宅配事業への取り組みの歴史や現場への潜入レポなどを通じて、各社の特徴や労働問題などの課題が分かりやすくまとまっている。何気なく利用しているサービスが下請けドライバーやアルバイトの低賃金労働に依存している(ある意味搾取している?)のは複雑な気分。コロナ禍でEC需要が拡大する中で、宅配システムをどう維持していくのかが気になるところ。
0255文字
しーふぉ
新着
Amazonなどの低料金の取り扱いが現場を苦しめているみたい。ただ利用者としては送料無料は魅力的。どこかで釣り合い取らなければいけないのだろうけど、高くなるなら自分にはネットで買うメリットないかな。
0255文字
Yoshi NAK
新着
少し前の本ですが、宅配のことが歴史も含めてよくわかった。著者の現場への潜入ルポはほんとに面白い。
0255文字
こどもおねむ
新着
ヤマト、佐川、郵政各社の成り立ちが興味深い。佐川の営業所が少ないのは元々企業間の荷物を扱っていたからで、個人間荷物が主の宅急便なヤマトに比べるとそれは少ないはずだ。 本書では、佐川(正しくは佐川の幹線輸送)の横乗りと、ヤマトのベースでの仕分けでの潜入ルポをされている。フリーター時代にヤマトの早朝仕分けのアルバイトをした経験があり、午後指定の荷物は積んではいけない、配達日が翌日以降なら別のカゴへなど。クールのボックスも確かに電源に繋いだりしたな、と思いだされた。 物流業界の方々の苦労は計り知れない。多謝。
0255文字
カエル子
新着
ほとんどヤマトの話なのでタイトル/副題には違和感を覚えるが、本気潜入取材に基づいているらしくかなり勉強になる。スウェーデンで暮らしていると、自宅まで荷物が届くなんて夢。有料で届けてくれるけど届けたフリするだけで結局窓口まで取りに行く羽目になることも多い。もはや「家まで届けてもらおう」と思う気持ちもなくなったし、それで良いとすら思うまでになった。日本の消費者は甘やかされてる。そして、値下げ競争の挙げ句、配達員が無理を強いられている現状をなんとかしないとならない。というのが2015年の話。どのくらい変わった?
0255文字
ミノル
新着
宅配に関する本。ヤマト運輸、佐川急便の闇が読めます。今や当たり前となってきた送料無料に対する、見方が変わる一冊です。とても面白いですよ。
0255文字
ゆうじのパンツはオニのパンツ
新着
電気・水道・ガスと並ぶ第4のライフラインとして欠かせない運輸業。ダンピングによる疲弊は察するに余りある。もっとテクノロジーを使い、ロジッティックを改善出来ないかとも思うが、気が熟していないのであろうか?
0255文字
たなかはん
新着
あまりネット通販は使わない方だけれど、この10年ぐらいであの業界が疲弊してきているのは見ていてわかる。読んで現場の事を知ると同情してしまう。とはいえ、たまさか使う時は送料が安いところや、無料の所を選んじゃうんだよなあ。   これは牛丼の値段なんかにも言えることなんだろうなぁ。
0255文字
ユズル
新着
ネタバレ面白かった。自分がどれほど世間知らずか思い知った。私の中の運送業って『良い給料』イメージだったので、それほど稼げず、尚且つサービス残業ざら⬅️会社によると思うけど。しかもこれが発売されたのが2018年、コロナ禍終わらずの今現在、もっと酷いことになってるのだろう。折しも、今朝の新聞チラシで某宅配業者のバイト募集が入ってて。筆者が潜入取材してたから、仕事の仕方とか、大変な様を働かずとも知った次第であります💦 ユ●クロのも読みたい。体張ってるな、この方。いろんな意味で命の心配をしてしまいます。頑張れ✊
カーミン

過酷な仕事だろうね。私もそう思うよ。なんか、宅配便頼むのが申し訳なくなってきた……(゜゜)

11/26 21:01
ユズル

カーミンさん*昔、友達が電話受付のバイトしてたけど続かなかった。受付さえ過酷みたいで😬💦

11/27 06:41
0255文字
マーク
新着
20 140ページでやめた。面白くない。
0255文字
ぱに
新着
分かってはいても送料無料選びがちなんだよね…。勤務時間が記録上残業なしになってるのは普通にブラックだよなあ。日本郵便とペリカン便が合併してパンクしてたり、クール宅急便問題だったり、東京佐川急便事件だったり、全然知らなかった…。田中角栄と新潟出身の共通点。ていうか夜勤入っててすごい。
0255文字
たまに読書
新着
サービスと利益のバランスが難しいと思った。執筆された時より、各社AI化、自動化も進めているのだとは思うけど、本書に書かれている労働実態が基本にあれば、働く人が固定化しないのも止む無しなんだろうか。宅配事業は便利に使っているだけに、難しい話だと感じた。
0255文字
えがお
新着
アマゾンの本を読んだ時も同様だけど、宅配料がゼロということはあり得なくて、その下にヤマトさんやら佐川さんやらが散々泣いていた歴史があったんだなと思い知った。
0255文字
ま
新着
「ユニクロ潜入一年」の潜入ルポが面白かったので手に取った。マクロ(通常の取材)とミクロ(潜入取材)の2つの視点からの分析が面白いのだが、本書はミクロ成分少なめでちょっとがっかり。だが宅配業界の概略は掴めた。ヤマト→ターゲットとなる個人客を味方につけて公権力と真っ向勝負、佐川→法人客中心・公権力にすり寄る、という図式は好対照でなかなか面白い。あと「お客様の大切なお荷物です」のラベルはええかっこしいやないかと常々イライラしていたが、まさかヤマト自ら貼っていることもあるとは知らなかった。
0255文字
jhonnob
新着
宅配便以前は荷物に麻縄かけて新宿や大塚の日通まで荷物を持ち込んだものでした。 扱うサイズで住み分けされていたものが宅配便の時代に入って行ったのが良くわかる。 今のネット通販送料無料、から運賃値上げまで良くりかいできて面白い。
0255文字
tadanori
新着
切り口としては依然読んだamazonやユニクロのものと同じように実際に著者が労働環境に潜入し、インタビューなどをしてその労働環境の問題点を指摘するもの。このように働いている人がいることで現在の物流が成り立っているので、今の状態を維持しながら、いかに労働環境を改善していくか。
0255文字
まっさん
新着
なんだろうな、この人がいてくれてよかったけど、好きじゃない。目線が違うんだと思う。自分の視点を認識できた本だった。おおよその会社、社会は無理くりやってるとこあるから、なんだろうと本作ろうと思えば作れる気がしてきた。大日本帝国からやり直さなきゃ無理なんじゃない?各運送会社は凄い、地元の郵便は殿様感覚、佐川不明、ヤマト頂点、西濃大雑把、みんな違ってみんないいし、切磋琢磨しすぎて潰れずにうまいことやって欲しいし、消費者に価格を転嫁してほしいけど、難しいよね。なかなか難しいわ、世の中、がんばろ。
0255文字
yasu_z2
新着
宅配はほぼアルバイトで成り立っているんだと実感!クロノゲートでの仕分けで作者同様なぜマニュアル化しないのだろうか疑問?効率を高める余地はいくらでもあるように思う。社長や幹部を現場で働かせて見ればよいのに!
0255文字
風鈴
新着
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便について、潜入したり、取材を申し込んで書かれた本。各々の企業の成り立ちもざっと見ることが出来ました。サービス残業や、クール宅急便、送料、通販生活が発達し過ぎて現場は大変です。
0255文字
ちゃっぴ
新着
現場の大変さと状況には尊敬も呆れも感じた。どこまで人がやらずに済むかと、いかに配送以外で収益を作るかしないと、未来がなさそう。それこそクラウドで儲けて物流費を稼ぐアマゾンは流石に感じる
0255文字
槙
新着
ユニクロの潜入ルポが面白かったのでこちらも読んでみたが、潜入部分は1ヶ月と思ったより少なく薄味だった。ただこの一冊でヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の歴史をざっくりとは知ることができる。再配達などの問題にも触れているが、今では日本郵便でも配達予定メールの仕組みを導入している。それらの効果がどの程度出ているのか知りたい。あとヤマト運輸のバリュー・ネットワーキングがどの程度成果を上げているのかも気になった。
0255文字
ふ~@豆板醤
新着
3。送料値下げによる現場の疲弊。。全体的に話が飛びがちだったような‥
0255文字
Nobu A
新着
社会インフラとして定着した宅配便。シェア90%をヤマト運輸、佐川急便と日本郵便で寡占。三つ巴でシノギを削り、世界一のサービス水準を誇る。その裏では利益よりもサービスとシェア優先で過当価格競争が起こり、皺寄せはドライバーや仕分け作業員へのサービス残業や低賃金。完全な制度疲弊。それぞれの歴史から業界の現状まで俯瞰。潜入ルポが十八番の筆者だが、秘密主義のアマゾン等ではないので参考文献と取材で十分では。失礼だが、運動不足の筆者に力仕事は辛いはず。でも、「仁義なき」等言い得て妙な表現を鏤め、文才は相変わらずさすが。
0255文字
Katsuaki Mori
新着
20190111-20190117
0255文字
nakmas
新着
単純ながら、まずはタイトルを図書館で見かけて、 「ジンギナキタクハイ」??ある意味ひとめぼれでした。。 消費者側としては「送料無料」はうれしいけど、 一歩引いてみると、そこに配達してくれる人がいるんだから、どこまでいっても無料なわけがない。 店舗を構えていた人が、その賃料分を送料に当てても損しないのであれば、無料にできるのはうなずける。 それでも、送料のダンピングがどこかであるんだろうと、 買い物をするたびに、街で宅配や輸送のトラックを見かけるたびに思いなおさないといけない気がする。
0255文字
Mirunovic
新着
通販会社で働いているので興味深く読めました。この業界に15年以上いるが、後続に同じ仕事内容を押し付けるようなことはしたくない。場所や係にもよると思うけど、うちに駐在している運送会社さんのコンプライアンスは確りしていると感じます。この本に書かれているように送料無料などあり得ない事は定説。商品は決して雑には扱わない(通販の場合作業時手にする商品はお客様購入商品とイコール)けど、その後はやはり投げられているのね‥。運送会社を見下す送料設定には断固反対。
0255文字
全252件中 1-40 件を表示
仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン評価81感想・レビュー252