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私たちが熱狂した 80年代ジャパニーズロック (タツミムック)

感想・レビュー
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道楽モン
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2016年発行。1980年からバブル弾ける1989年までの縛り、つまり日本でのロックシーンが最大の振り幅かつ未曾有の売上を遂げたディケイドを俯瞰。80年にRCは『雨上がりの夜空に』を出し、佐野元春がデビュー。1989年、タイマーズが暴れ回り、ブルーハーツが連続ヒット、Xがデビュー。そんな10年間。仲井戸麗市、ケラ、町田康らのインタビュー、ブルーハーツのブレイク直前時期の証言など読む価値あり。ムックとしての完成度は甘いが、インディ、バンド・ブーム、ジャパンメタル、ガールズ、パンクと各シーンを網羅している。
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akihiko810/アカウント移行中
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80年代のロックシーンを振り返り、当時の関係者にインタビューしたムック本。印象度B+  RCサクセション、ブルーハーツ、INUなど(これくらいしか聴いたことがない)。直撃世代じゃないがよく聴いてたのはRC。RCの担当ディレクターが、ブレイク前夜を語ったのは面白かった。あと、ブルーハーツのマネージャーが語るブレイク前夜はめっぽう面白かった。メンバーたちが「俺たちはこうなりたい、ああはなりたくない」という話し合いを毎日のように何時間も話し合っていたという。ヒロトたちの「ロックへの純粋さ」が伺えた
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金北山の麓に生まれ育って
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【RCに尽きる】チャボだけで読む価値がある、清志郎は死んだからこんなにビッグな扱いになったRCは売れていないし聴かれていないという不快感にしみじみ。ソロの清志郎のCDは1/3しか買わなかったし、角田さんと同じでついていけなかったので清志郎が死んだときなんだか気まずかった、葬儀に集まって人達のどれだけがキチンと聴いていたのだろうか?その他の記事はなじみが薄く一知半解だが、音楽業界がまだゴチャゴチャでコンプライアンスも緩く混沌だったといういくつかの記述には、離島で暮らしていた自分も実感あり納得し懐かしかった。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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フジロックでロキノン文体が問題になってるとこにタイミングよく予約図書がやってくる。そのテキストをいじることが恐れ多い対象(角田光代等)以外は華麗なロキノン文体での対談形式。チャボの談話など大変貴重だけど、対象ではなく己を語るロキノンが台無しにしている。はからずもロキノンジャパンが日本の音楽界にやらかしたことが白日のもとに晒されたものとなった。
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NOTGreatestHits
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ネタバレ80年代のロックシーンを各ライターの目線で多角的に捉えたコラム群は(文体の差こそあれど)一冊に集約されている事でシーンの時代考証がわかり易くて有難かった。章ごとに書体やレイアウトが違うのは少し戸惑いつつ。 あとインタビューは少し短めなのが惜しい。個人的に好みなケラ・町蔵あたりもっと読みたい。反面軸になっているRC・ブルーハーツ関連は立体的で非常に臨場感があった。
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susumiya
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最初のチャボへのインタビューでじゅうぶん元が取れる。チャボは言う。「RCが「日本の歴史を変えたバンド」みたいな扱いなのは、清志郎が亡くなったことがきっかけになっているような違和感。清志郎が亡くなった時、RCを聴いていたやつそんなにいたか?と思った」と。そうなんだ。いっぱいいたと思ったけど、方向変えるとそうでもないのだなあ。角田光代さんの「(RCに)魂を全部抜かれた」という発言もよかった。ただ、ライター/ビュアーとビューイの温度差がちょっとあり過ぎ。書き手・聞き手と語り手・読み手のバランスはこの手の本の肝。
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Osamu  Tawada
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あの頃を思い出しながら読んだ。
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