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ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 「移住×仕事」号

感想・レビュー
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そね
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『テクノロジーと利他』を読んでからこの雑誌の事を知り中古で購入した。農業のことについては小さいけど畑と田んぼを引き継ぐかどうか問われている身なのでとても興味深かった。移住と仕事がテーマだけどテーマとはちょっと離れた話もあって全体的にスラスラ読めた。雑誌の作り方にも拘ってて熱意が感じる。サイズも分量も内容も作り方も全部良い。次のちゃぶ台2も読んでみたいと思った。
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二瓶くん
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おいおいおもしろすぎじゃないか、そして危険すぎじゃないか、自由すぎじゃないか。見た目も特徴的なミシマ社の雑誌。かなりコンセプチュアルでユニーク。そして何より読みやすい!内田樹の話が極めて生きる地平に沿った農業の話で好きなのと、寄藤さんの文章の非凡具合がすごい。大好きな一冊になりそう。古びないし面白い内容なのでこれから過去号を確認していく。
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K
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(2015,051.3)今から9年前の雑誌が、本として登録され「まちづくり」コーナーに置いてあった。内田樹氏は、女性が地方移住をし、男が後からついてくる、若者から地方を目指す、という展望(希望)を書いているが、逆な気がする。首都圏に接しているあたりの北関東甲信の若い女性が一番東京に向かっている、とおとといあたり新聞で見た。都市部ますます隆盛だ。特に野心なく「ここではないどこか」を目指す女性の話のほうが真実に近そう。自給率100%なら働かなくていいという視点は、そのとおりだと感じる。
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UNI/るるるるん
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どこで買ったかな?創刊号で8年前のものになる。内田樹の「街場の農業論〜序」がおもしろかった。この創刊号のテーマ、「移住・仕事」に答えを求めていたところがあったと思う。執筆者群が飛び抜けすぎていて、おのれの凡庸さを噛み締めただけとなってしまったけれど、本に答えを求めようなんてそういうところが凡庸たるゆえんなのだ。
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まころん
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これまたおもしろい。和田靜香さんの参考文献からなのだが最新号が貸出中だったから、既刊のおもしろそうなのを選んで借りてみた。読み中。
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石野卓球
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ネタバレよかった。とくになにも期待しないで読み始めたが、読みやすく、興味がわく記事が多かった。甲野さんのインタビューは面白かった。わたしは休むために働いているし、労働条件とかきちんと調べるので、シェフの福本さんとは働けないな。ちょっと値段が高い。でも後の号はもっと値上がりしている。部数が少ないのかな。
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Sakie
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記念すべき第1号。無頓着に脱力しているようでてんこ盛りな目次が楽しい。「移住×仕事」についてもさながら、今の時勢だから響くこともたくさんある。内田先生の「農作物は商品ではない」話。藤原さんの戦争と飢餓と農業の話。日本農業新聞を読んでいると、農政は農作物輸出、農地集約化、第6次産業振興と、いかに稼ぐかばかりに目を血走らせているけれど、異状めいてくると農業と資本主義のかみ合わない歪さが露呈してくる。日本人は皆でちょっと困って、軌道修正すればいいのだ。"小さな単位での食料自給率"を上げることならできそうやん。
Sakie

就活についての甲野先生の回答。『エントリーシートとかいうやつを書くんですよね。だいたい、基本的に自分のことをああだこうだと売り込んで書くなんてさもしいじゃないですか。そういうあり方自体、人間の風景としてよくないんですよね』とばっさり。就活のときに感じてうろたえていた閉塞感と絶望感。あの頃の私に聞かせてやりたかった。

04/26 17:13
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佐島楓
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「ミシマ社の雑誌」ということで、古本で探して読んでみた。農業論と就活論がコンパクトにまとまっていて、とてもためになった。コロナ禍のいま、「人づきあい」に対して「自分づきあい」の時間が長くなっているなか、西村佳哲さんの「地方×仕事」のインタビューは参考になった。「自分と二人っきり」という言葉、いいなあ。
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ロクワリ
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装丁も内容も個性的!楽しくて危なっかしくて勉強になった!!
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おさむ
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内田樹さんの周防大島訪問記と、講演録がやはり良い。農業と市場は原理が違うから、食い合わせが悪い。農業の基本は定常経済。他方、市場は成長経済。両者を繋ぐのは個人でしかなく、企業はあり得ない(農業進出した企業は必ず撤退する。儲からないから)。西村佳哲さんの「人付き合いも大事だけど、それ以上に自分付き合いが大切」という言葉にもしびれた。そのためには「まず自分の言葉で喋るのが第一」。甲野善紀さんは子供達に「勉強する一番の理由は馬鹿な大人と戦うため」と説き、「子供達に危機感を持たせなければ本当の教育ではない」。
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かくかく鹿々
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先に第2号を読観ましたが、次はさかのぼって創刊号を読了。これまた良かった。特に内田樹さんの周防大島での講演の記録である「街場の農業論〜序」が秀逸。農業が資本主義とは相性が良くないことが、ヒザを叩きまくりで、腹落ちしました。農産物はそもそも「商品」ではないし、農業と市場は、根本的に原理が違っているのですね。他にも西村佳哲さん、甲野善紀さん、バッキー井上さんのインタビューだとか、良質の読み物ばかり。まさに最初から最後まで読み通したくなる雑誌でした。☆☆☆
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夏みかん
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なるほどなあ、憧れるなあ、などなど色々な感想を持ちながら読める良い雑誌だと思ったけど、実際に和歌山で生まれ育ち農家の方々もそれとなく知ってるつもりの私の田舎感との違いは何だろう?閉鎖的な田舎と、有機農業とかがかなり難しそうに思える米作り、その辺の違いだろうか?岸和田の祭り馬鹿の記事には激しく共感。365日全て祭りに捧げて生きる、というか、実際に田舎の共同生活の中で生きていくためにはそういった並外れた協調力が必要で、そんな協調力を持ち合わせていない私はこれからも東京暮らし。
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しょこ
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今ちょうど夫の地方転勤に着いてきて4ヶ月。地方都市なのでそこまで田舎ではないものの、小さい頃見つけた雑草やら虫やらを子供とたのしんで、野菜をつくって、心身よろこんでるなぁ、東京戻りたくないなぁと感じているので、もっと島の方に移り住みたくなった。あと、こういう長い目の議論、多様性のはしっこの意見って普通に暮らしていると入ってこないから、たまに読み返して忘れないようにしないとなぁと思っている。
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みわごん
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今ごろ創刊号を読んだ。大好きな人たちが寄稿してたんだなぁ、読めてよかった。内田樹先生の話は揺らぎがなくて、すごく好きですね。本当に勉強になる。タルマーリーの渡辺さんの本を読んで、鳥取までパンを買いに行ったことを思い出した。内澤さんのお話を読んで、田舎に移住するのは若者の特権だと、羨ましく思ってたけど、年齢は気にすることないんだと知れてよかった。西村さんのお話もよかった。「精算ぐせをなくす」ってことば刺さりましたね。ちょっと古くても読むべきですね。
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プン
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すごく美味しくて心も体も満たされる感じというか、読めば読むほどに、血となり肉となる感じがする本。 読んだら強くなれる気がする。 脳?考え方や見方も鍛えられるような。 新しいバイブル誕生したよ、永久保存版だよ、これからの時代の。
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honmamire
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内山さんが書いてる「流浪系女」、わたしがそんな感じなので、説明できないけど、感覚的にはすごくよくわかる。地方で雇用をつくる、というのはゼロから作るタイプと、既にある職業から拡充するタイプがあると経験上思う。後者をしていることで、前者がうまれて新たな働き手になること、そういう生き方が好きなんではないかな。
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Huz
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こちらが創刊号だったのですね。自分の考えるやりたいことに向かって、ものすごく努力して成果を挙げている人たちの手柄話が続くけれど、その陰には屍累々、消えていった多勢の人たちがいるんだろうなぁと、社畜の人生を歩んでいる私は思う。
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りんごたろう
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地方移住なんて人生の選択肢にまったくなかったけど、読んでいたらこれはこれでいいなと思えてしまった。
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luckyair
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移住に関するエッセイ集。特に内田樹の農業論?が面白かった。農業とは市場原理からかけ離れたものである。農業の主な目的は安定的な食糧供給にある。メキシコのとうもろこし農家のように、市場から淘汰されるような農業のやり方をしている方が間違っているとアメリカ的論法を単純に導入することは危険だと考えさせられた。西村佳哲との対談もいい。「今の子たちはより安くていいものを買うのが賢い消費者と刷り込まれている。その子なりの人生を歩み始めた時に、周りの友人からそれってブラックだよね?と心折られて辞めるケースが多い。」★★★
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Koji  Harasawa
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桐生のふやふや堂で購入。ミシマ社の本が多い店にしたいと店主がおっしゃっていただけあって、たくさんあった。 で、3号に続いて読んだ創刊号。面白かった。周防大島と三島さんの出会いも分かった。農と食と島。で仕事とは。いろいろ思い出したり、種子法が廃止されようとしている今読んでよかった。
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8810mcd
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“人類の食文化というものは飢餓ベースで構成されたもの”というフレーズにハッとした。 「不可食物の可食化」と「食習慣の差別化」という二つの工夫によって人類は飢餓の回避を図ってきた…なるほど、もぐもぐ。
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UMIUMI
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再読。消費をやめる、っていう本読んでみたくなった。
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午後
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編集=整理じゃなくて、できた順に記事を並べていくというスタイルが新鮮でおもしろかった。だから目次が一番最後。最初から順番に読んでいくと、ひとつの読み物が生成されていくプロセスのようなものが感じられておもしろい。あ、ここの話は何個か前の記事のこことちょっと響き合ってるな、というような発見がある。あとどの記事も、読んだあとに考えたことも含めての、開かれた文章という感じがした。
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山崎にう
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購入。内容もだけど、綴じ方も面白い雑誌。目次も裏表紙だし。問題提起型の特集もあるけれど、前向きな終わり方で好感が持てる。
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katsurunner
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台割りのない雑誌、出版業界の人なら誰もが「ありえない」と言う構成で作られた奇跡の本です。編集者が周防大島で農業を営む人にインタビューし、同じ周防大島で行われた内田樹さんの講演を聞き、再びインタビューし、その間に別の記事が届き、と時系列順に並べているので、臨場感が凄まじいです。最初から最初まで、ずっと面白い「雑誌」です。
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UMIUMI
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「台割」がない雑誌づくりを試みた、と。なんの本?と聞かれるとなんの本だったかな?と読み終わっても思ってしまう。ミシマ社の方々の興味の順にテーマが展開していってる感じだった。
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ねこ村
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数か月、読むのに時間がかかってしまった。農業のことかと思えばはたらき方、暮らし方の話など。この本にかぎったことではないけれど、大胆なはたらき方の提案の裏にはその仕事に(すくなくともその時点での)全人生を賭けられますか、みたいな(長いので略)、主体的に精力的にいきましょう、という自営業の薦めみたいなところもある。全員ができるわけではないけれど、とても素敵である。甲野先生の就職論がよかったなぁ。でもこれができるのも思い切りのできる人。編集後記も思い切りがよくて、自由な雑誌。雑誌つくりたいとか思ってしまった。
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有無(ari-nashi)
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「移住のすすめ」「今までにない就活」の二本立て特集。二つのテーマをまたいだような記事や、並びもバラバラで不思議な雑誌。最後まで通読すると不思議と一つの流れになっているなと思ったら、巻末の編集後記に台割無しで編集人が原稿を読んだり取材したりの時系列順だとあって納得。農業、地域、自分自身の大切さを痛感する記事が多かった。農業と市場のズレ、会社以外の就職など興味深い。
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やどかり
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久しぶりに最初から最後まで読みたいと思い、最初から最後まで読んで良かったと思えた雑誌。
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じゅん
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ネタバレ新しいタイプの雑誌。今回のテーマは「移住×仕事」。自分がちょうど、従来の就活に疑問を抱いていたし、今の仕事に対して満足していない状況であったので、非常に興味深く読むことができた。周防大島での取り組みや、「農業」「里山」に関する新たな考え方が得られた。人は分解者である。 この雑誌の構成そのものが新しくて、「台割」を決めずに作ったとのこと。それは、雑誌の航海図的な存在で、その取り組みは斬新であるらしい。 「ミシマ湯」の立ち上げに携わりたいと心から思った。この会社が取り組んでいることは、とてもわくわくする。
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月ノ輪の雷蔵
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やや偏った考え方や、うんうんまったくだ!と共感できる内容や、外角高めのストレート絶好球なエッセイや、とにかくワサワサごちゃ混ぜなんだけど、読み終わって得した気分になりました。なかなかに絞りドコロがいい、今の時代には必要な読物だと思います。とりあえず誰かに貸します。
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Satomi  Hasegawa
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庄内に向けてのプレ読書会に向けて。内田農業論
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shino
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ミシマ社さんの雑誌だー!と思って手に取りましたら、「移住×仕事」号っていう、現在のオノレの関心直球だったもので、迷わず購入致しました。製本も面白い。
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あけみ
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あの〜背表紙はこれが正解なんですよね〜。一回目、読み終わったらココロがコロコロして来た。何回も読む。
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Tenouji
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内田樹氏を中心とした、働き方や農業に関して再考する雑誌?かな。ZINE的な雰囲気すら感じるけど、きっちり読める。
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青椅子
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背の糊の上にタイトル印刷、という体裁が面白くて目につきました。開きやすい。巻頭が益田ミリのエッセイ、内澤旬子の移住女子観察記も興味深い。西村佳哲「今までにない就活」の中で、何かを分けてもらったり手伝ってもらったりした時にすぐ「何かお礼を」と関係を即座に清算する姿勢はよくない、というのは考えさせられた。全て手放しで賛同するわけではないけれど、それぞれの寄稿者が、大きな流れを云々するより自分に特化した考え方を突き詰めている感じはいいと思う。しかしこの傾向の中での内田樹と甲野善紀の遇され方は別格だな…と感じる。
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yyrn
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ネタバレ「農業と市場をダイレクトにつなぐことはできない」「農作物は商品ではない。糧である。それなしでは生きていけない」「餓死しないために①可食化(焼く蒸す挽く晒す等の調理法を開発)②食習慣の差別化(米、小麦、トウモロコシなど主食をずらしたほか、よくそんなモノが食えるな、腐ってんじゃないかと思わせる地域独特の食事で欲望を分散?)する知恵を生み出した」「お金はいくらあっても良いが食料は人類の胃袋の総和だから必然的に上限がある。需要に上限がない市場原理に農業を従わせることはできない」「両者は折り合いをつけられるだけだ」
yyrn

(つづき)「企業は農業から撤退する」「なぜなら、農業が成り立つためには山や森、川や海がきちんと管理されていなければならないが、これまで農家が当然のように行ってきた里山の手入れやあぜ・水路の補修等の『不払い労働』を企業は勘定に入れていないから」「農業は里山という生産環境を定常的に維持するためのものだ」 ハイ、納得です。また農業と市場は「生身の身体をその矛盾の間に入れて肉と骨を軋ませて折り合いをつける以外に手立てがない」とも内田樹先生は言うのだが・・・・

12/15 20:13
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ホケンタイイク246
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内田先生と寄藤文平が寄稿していたのを知り、購入。地方回帰の流れの原因、物事を判断するまでのスパンなど内田トーク全開。民間と行政の違いには唸らされた。あと、文平氏の文章は徐々に話が加速し、愉快になっていく。考えるほど愉快になる思考が作風に出ているなあと思わせる一冊。
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kao
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まったく嫌な気持ちにならない読み物って本当に稀で、さらに まったく偉そうでない作り手が 嘘を許すわけがないでしょ? 久しぶりに楽しい気持ちで読み終わるのが惜しい本でした。
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ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 「移住×仕事」号評価89感想・レビュー45