古い本ですが、陳 舜臣「中国近代の群像」 (朝日選書)が面白かったです。
清末から民国初にかけての人物伝で、なかなか類書がないです。半分くらいは名前すら知らない人物でした。
目次:それからの林則徐、皇帝になれなかった男・曽国藩、原型的はずれ者・容閎(ようこう)、頼りすぎた男・康有為、講和屋一代・李鴻章、混沌たる憂国者・譚嗣同、追い越されるジャーナリスト・梁啓超、二流軍閥の誕生と没落・段祺瑞、乗っ取り屋一代・張作霖、揺れうごいた熱狂家・戴天仇、没落の時代に殉じた男・王国維。
則天武后 気賀澤保規 講談社学術文庫
中国史上唯一の女帝について、学術文庫でありながら、小説のような内容です。
玄宗皇帝の直前にこのような強き女性がいたことを読んでいただければ幸いです。
岡田英弘著の「中国 読む年表」がおすすめです。
中国の歴史を殷の時代から清の崩壊まで書かれています。
あと図説中国文明史も教科書のように図説やイラストがあるのでおすすめです。
三国志ならば渡辺精一の本がオススメです。
なんかオススメしてばかりですいません。
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