とても不思議な世界観が描かれた本なのですが、題名がどうしても思い出せず、密かに探しています。
今では思い出せる内容も少しずつ曖昧になり、本当にあった本なのかどうかも不安になっているのですが、もし下記の内容で心当たりがある方がいらっしゃったらタイトルを教えていただけると嬉しいです。
《覚えている内容》
主人公の男ともう一人男(A)がいる。
(A)が主人公に”雑草掃除”の仕事を紹介するといって、
”雑草”らしいものが生えていないビル街へ。
主人公が(A)に雑草などどこにあるのかと問うと、(A)が主人公によくわからない特殊な眼鏡(双眼鏡?)を渡して覗くように促す。
覗いて見ると、さっきまで何もなかったビル街にうっそうとした苔のような雑草が生えて見える。(A)はこれを綺麗にするのが自分たちの仕事だと主人公に話す。
驚いた主人公は、その眼鏡(双眼鏡?)で近くにいる人を見るとその人には、苔のような雑草が生えていた。
驚いた主人公の様子に(A)は人間に生えてしまった雑草までは抜くことはできないと話す。
最後の方で(A)がおもむろに万華鏡を取り出して「時々こういう綺麗なものを見ていないと辛くなる」らしいニュアンスのことを話す。
…以上がその本で覚えている内容です。
とても曖昧で中途半端なのですが、覚えている内容だけでも不思議な世界観だったので、作者は誰だったのか気になり思い出しては悶々をしています。
もし心当たりがある方はコメントをいただけると嬉しいです。
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