おかげさまで、無事終了しました。
今回はバトラー参加11名で、第1ゲームを5人、第2ゲームを6人。
合計2ゲームを行いました
第1ゲームで紹介された本は、5冊。
『ビートルズ全詩集』(内田 久美子 (翻訳)、シンコーミュージック)
『完訳 三国志〈1〉』(小川 環樹 (翻訳), 金田 純一郎 (翻訳)、岩波文庫)
『MM9』(山本弘、創元SF文庫)
『矢吹丈25戦19勝(19KO)5敗1分』(豊福きこう、講談社文庫)
『LOVE理論』(水野愛也、大和書房)
チャンプ本・・・『MM9』(山本弘、創元SF文庫)
第2ゲームで紹介された本は、6冊。
『お菓子基本大百科 (non・no 基本大百科)』
(生活文化編集部 (編集)、集英社)
『アイ・ロボット』(アイザック・アシモフ、角川文庫)
『ヒトラーの秘密図書館』(ティモシー・ライバック、文春文庫)
『魔女の宅急便』(角野栄子、福音館書店)
『はなとゆめ』(冲方丁、角川書店)
『コフィン・ダンサー』(ジェフリー・ディーヴァー、文春文庫)
チャンプ本・・・『コフィン・ダンサー』(ジェフリー・ディーヴァー、文春文庫)
今回はこの会場での12回目、つまり一周年という記念すべき回となりました。主催者として何か特別な事を行った訳ではありませんが、参加した皆様が特別な事と思ってくださいました。主催者としてこれほどありがたい事は他にありません。
札幌で休日の夜に開催するという事をコンセプトで開かれたこの会の最大の特徴は、終わった後の交流の時間を長く持てる、という事にあります。
ビブリオバトルは本を紹介するという基本ルールを守った上で色々な形式で各地で開催されていますが、私はこのスタイルは読書人達の交流に大きな力を発揮する、と思うようになりました。
他にも私はこの会で大事にしている事があります。
一つめは、毎回開催の時に話す事で、
「デイスカッションタイムの時、ダメ出し、批判、議論、ディベートは禁止です。ただし、これに甘えてバトラーも言いたい放題言わないようにしてください」
二つめは、投票の方針です。私は、ここの会場は一斉投票方式で行うようにしているのですが、その際にいつもこう言っています。
「言葉にならない直感を大事にしてください」と。本は必要としている人を呼ぶ、と私は信じています。ビブリオバトルは知らない本と出会う事がとても多いイベントです。言葉による理由立ても良いのですが、それ以上に自分の「勘」を信じて欲しいと私は思うのです。
これらの言葉を言い続けても、1年間開催し続ける事が出来ました。特定メンバーだけではなく、新規で来ていただける方もいますし、そこからリピーターになってくれた方もいらっしゃいます。
そんな皆様のお陰で、一年間やり通す事ができました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
皆様、ご参加並びにご協力、本当にありがとうございました。
次回も同様の企画を開催しようと思いますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。
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