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青春と文学!!

日本の近代文学
トピック

メルト
2017/07/02 12:14

最近読んだ日本の近代文学の作品について感想を教えてください!

このトピックのコメント
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じゃくお
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石川啄木の小説集を読みました。
講談社文芸文庫の『雲は天才である』です。
短歌の印象はあっても小説の印象はないように、はっきり言ってあまり面白くなかったです。
というか、未完成の作品ばかり載っていました。
だから、簡単に「面白くない」と言うことはできないかもしれません。
なんとなく漱石っぽい作品や短歌的な作品が多数。

じゃくお
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そういえば近代文学ではないですね・・・。すみません。

じゃくお
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『石川啄木』 著 ドナルド・キーン を読み終えました。啄木の生涯を日記を通して解説しています。コメントにまたがる長い感想を書いたので是非。

メルト
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野火/大岡昇平
太平洋戦争下のフィリピン島をさまよい歩く兵士の姿を描いた小説です。
割と最近の作品ですみません。
ただただ徹底して、戦争下の飢餓状態、そして倫理の崩壊を描いていて、直視するのが辛い作品でした。
でも、だからこそ、この作品は存在すべきだと思った作品でした。

じゃくお
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『こころ』 著 夏目漱石 を読み終えました。
名作と呼ばれる作品を読むときは「皆が読んでいる作品を理解出来ないとやだなぁ」と思いながら読んでいます。
くだらないですね(笑)
大した感想じゃないですが、感想も読んで頂けると嬉しいです。

じゃくお
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『行人』 著 夏目漱石 を読み終えました。主人公一家が抱える問題を読んでいるだけで面白い。でも、他人の苦痛劇を傍観して面白く思うのっていいのかな?良ければ僕の感想を読んでみてください。

メルト
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太宰治「桜桃」
太宰治の晩年に書かれた作品で、彼の父親としての生活や内面が色濃く滲み出ている作品です。深刻で真面目くさった空気が苦手で、おどけに走ってしまうという性質を真正面から描いているので「それじゃあダメってことはわかっているんだけど、でも」と、自分の弱いところを突きつけてくる作品です。太宰治らしい、といえばそこまでですが、人間失格とともに読んでおきたい(角川文庫は人間失格と共に収録、集英社、新潮文庫は収録されていない)作品です。

じゃくお
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著 夏目漱石 『門』を読み終えました。
ある夫婦の悲劇的な話です。本人たちが深刻そうに見えないところに現実味があって、物悲しい雰囲気の作品。個人的にはもっとわかりやすく強烈な精神描写があった方が好きですが、夏目漱石は初期ぐらいですよね、そういうの書くって。話の筋も無いようなもので、漱石らしいです。

メルト
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太宰治「待つ」
駅に行っては、何かを待っている女性を描いた作品でした。待っている女性の心の内面をリアルに感じられる作品です。
この作品の初出は1942年。つまり、日本が太平洋戦争へと向かって行っている頃です。周囲の人間や環境に、どこか不穏さが見え隠れするのはそのせいなのかもしれません。
待つという行為は、来るという確信があるから出来ることです。太宰が、女性が何に来てほしかったのか。それは出征した人であったり、ほしいものであったり、自由のような漠然としたものかもしれません。いろんな方の解釈を聞きたいです。

じゃくお
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著 石川啄木 『一握の砂・悲しき玩具』を読み終えました。
生活の中での悲哀な一瞬間を描きだす短歌集です。
小説でも同じことですが、「美」を追求するあまり技術的な文章になり、温かみのない作品よりも、こういった人間的な作品の方が好きです。
「たはむれに 母を背負いて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず」

じゃくお
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著 夏目漱石 『それから』 読み終えました。
主人公は無職で、親の金で生活しています。
理想主義的な考えを持っていて、生活のためだけに生きる人を好みません。
こういった作品を読むとつくづく思うのは、人生に意味を求めて生き、生活のための労働を軽蔑する人間は嫌いだってことですね。
夕飯を豪華にするために働くような人間の方が、僕は好きです。

メルト
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今更かもしれませんが...
夏目漱石 「こころ」
どの一文も実がぎっしりとつまっていた作品でした。特に下の先生の告白文には、衝撃のようなものを感じました。その衝撃は「人間失格」に似ているなと思い、それを少しめくって眺めるように読んでいると、どちらも手記の形式をとって書かれていることに気がつきました。
他の作品で読んだのですが「人間関係に疲れが生じるのは、本当のことを差し出しているから」という文を思い出し、手記とは徹底して自分の本当の姿を描く物だから、この二作はどちらも強い衝撃を与えるのか、と考えました。

じゃくお
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著 夏目漱石 『文鳥・夢十夜』を読みました。
『文鳥』 文鳥の可愛らしい描写が素敵です。
自己批判の念を俯瞰的に見つめる構図が面白い。
『夢十夜』 夏目漱石を研究するという観点から言えば重要な作品なのかもしれませんが、作品単体の面白さだけを捉えるならば平凡な作品かと思います。

メルト
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芥川龍之介『戯作三昧・一塊の土』
江戸時代末期から明治あたりの時代を舞台にした短編集でした。
『一塊の土』や『秋』、『庭』などでは生きることの苦しさを、『戯作三昧』や『舞踏会』、『雛』では苦しい中に少しだけある喜びや希望を丹念に拾いあげているように感じました。
何冊か芥川の作品を読んだ中で、この短編集はお気に入りになりました!

メルト
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芥川龍之介『侏儒の言葉・西方の人』
「侏儒の言葉」は芥川の人生論がまとめられた作品でした。少し、自己啓発書のような感じを受けましたが、文の美しさは本物で、ゆっくり咀嚼しながら味わうのがオススメです。
「西方の人」はキリスト教論で、キリストという人物をより広い視点で見ることができ、良い作品でした。ですが、僕はキリスト教の予備知識がないまま読んだので(僕の家の宗教とは違うんです...)なかなか読み進められませんでした。先にもう少し知っていたら、もっと面白く読めたかもしれません。

じゃくお
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著 夏目漱石 『三四郎』を読み終えました。
物語性よりは雰囲気の方を重視した作品だと認識しました。
熊本から上京した三四郎が近代的な生活に戸惑いを感じていく様が描かれているのですが、彼が自己煩悶や葛藤をシーンは少なく、結果として近代に順応している気がします。
『野分』や『虞美人草』みたいな感じを期待してたけど、そうではなかったです。

メルト
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河童(芥川龍之介)を読み終えました。
或阿呆の一生や歯車では自殺へと向かっていく芥川の姿が克明に描かれていて、読んでいてゾクゾクと体の内部からの震えを感じました。

メルト
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人間失格(太宰治)を読了しました。
主人公が世界に対して抱く怯えが、他人の事とは思えない作品でした。

右が読む用の角川文庫(平成4年‼︎)のもので、左が装丁を楽しむ集英社文庫です!

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