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文春新書『生きる哲学』を精読する。

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別のところで引用した第五章冒頭部分に続き、若松さんは次のように記しておられます。→「事象は認識されることによってはじめて実在となる、とこの頃のショーペンハウエルは考えていた。一方ゲーテは、万物は自然の呼びかけに応じて生まれ、人間の感覚器官は外界に存在する働きに従って生れたものだ、と考えていた。実在は認識とは別な姿で存在する。それがゲーテの確信だった。…」(第五章、P.94)〔私〕理解できたわけではありませんが、若松さんの短い解説で、2人の言わんとするところはなんとなく伝わってきたように感じています。個人的にはショーペンハウエルの感覚に近いものがあります。