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文春新書『生きる哲学』を精読する。

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4 第3章を読んで 原民喜さんは、最愛の奥様を亡くされ、原爆の悲惨を目にし、人生に絶望した。そしてそのあとはただそれを書き残すことだけに人生を捧げたんですね。何も言えずに亡くなっていった人たちの祈りも引き受けて。それが後世への祈りだったのかなと思います。私たち読み手もこれを引き受けることで、原民喜さんの残された言葉に新たな意味が生まれるのだと思いました。