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文春新書『生きる哲学』を精読する。

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9 第7章を読んで 言葉にならないコトバ、沈黙の世界、神の声、死者の声、自然、異界のひびき、天からの声、感覚を超えたもの、これらは第6章に出てきた内なる世界や、第5章に出てきたゲーテの捉える世界と通じている気がしました。そしてこれらはこの世界に満ちて包み込んでいるけど、じぶんのことでいっぱいの私たちには気づかない。全身で受容しようとする者にだけ秘められた意味を開示する。それをじっと「待つ」というのですね。そして訪れた瞬間記録する。そうして知識でなく血で書かれた言葉に最初に衝撃を受けるのは自分。そんな体験を