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挑読会~読むのに負担がかかる本を読む会~

たくさん読めばいいのか?
トピック

koheinet608
2018/03/31 22:55

読んだ本の数を増やすことに、充実感を感じることがあります。

読めば読むほど、読みたい本が出現してきて、自分の読書ライフが充実する感じです。

私の場合は、本を読んで、レビューを書いて、それをアマゾンにUPして、

255字版を読書メーターにUPします。

もちろん、「いいね」をたくさん貰うと、

どこかまた充実感があります。

しかし、最近は、ただ、たくさん本を読んだ気になって、

自己満足に浸っているだけじゃないのかと思い始めました。

「いいね」は、自分の承認欲求を満たしてくれます。

そして、それがモチベーションになって、また本を読んで、レビューをUPする。

こういうことを長らくやった結果は、

「面白そうな本をたくさん読んでいるだけ」の状態になってしまいました。

キンドルがあれば、1分かからずに、面白そうな本を探りあてることがことができます。

サンプルは無料。

面白そうな本のサンプルを、

かたっぱしから自分のキンドルへ送信します。

入浴中や就寝前に、それを読んでいました。

そして、続きを読みたければ、購入です。

「なんて良い、読書ライフをしているんだ」と思っていましたが、

それって、果たして今の自分に本当に必要なことなんだろうかと、

最近、思い始めました。

本当は、今の自分にとって大事な読書は、

読むのを敬遠していた本に、再度、挑戦することじゃないかと思いました。

わかり易い本を書くのは大変だと思いますが、

読むのは、全然大変ではありません。

著者の苦労の100分の1もかかりません。

著者の問題意識の100分の1も、問題を深めません。

しかし、挑戦したい本は、少なくとも苦労します。

著者も読書が苦労するのを知って、書いているかもしれません。

「わかりやすい」という消費者マターでは、あまり考えず、

あくまで、自分マターで考えているかもしれません。

それは、ある意味、著者に挑戦することです。

そういう本に、挑戦することが、

もしかしたら、今自分に必要なことかもしれません。

投げ出してしまった本達は、

自分が読むのを、待ってくれています。

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