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挑読会~読むのに負担がかかる本を読む会~

思考強度に関して
トピック

koheinet608
2018/09/03 13:47

身体活動の量を示す国際単位にMETSという指標があります。安静時を1METSとして、
例えば速足で歩くと4METS、ランニングを10METSというように、
運動強度を示す指標としては、国際的な指標になっています。

思考にも強度があるのではないかと思いました。
思考の活動量を示す指標です。
仮にその指標はTHANKSとします。

例えば、仕事をしていない時の思考活動量が1THANKSとして、

3THANKS メールに返信をする

5THANKS やや面倒なメールの対応

7THANKS 提案資料作成、社内会議打合せ

8THANKS 営業活動

11THANKS 案件契約時の一連の活動

12THANKS サービス・案件開始時期の一連の対応

13THANKS イレギュラーの緊急対応に関して

15THANKS 顧客トラブルに対して、謝罪活動を行う

言った感じで分けたとします(それぞれの思考強度に関しては、
個々人違いは、もちろんあります)。

ここで重要なことは、身体活動の一日での限界値があるように、
例えば、ランニングを2時間ぶっ続けで行える人は、少ないと思います。
それは、身体活動のMETS値が、非常に高いからです。
それだけ、カラダにも負担がかかります。

この論理を日常の思考活動に当たはめて見ます。
つまり、思考活動にも、一日の限界値があるということです。
身体活動でいうと、
METSの高い活動を長時間行うことできない。
つまり、必然的に人間は、
身体活動量の高い活動は、時間が短くなり、低い活動は、時間が長くなることです。
この法則を思考活動にあてはめると、
思考活動量の高い活動は、時間が短くなり、低い活動は、時間が長くなることです。

この法則を逸脱すると、様々な害がカラダに影響を及ぼします。
例えば、15THANKSを長く行うことは、人間の思考活動上、できませんが、
リミッターを振り切れて、行うと、鬱病などの精神疾患になる可能性があるということです。
車を120キロを超えて、長い時間走るのと同じです。

車の消耗は、低時速で走る場合に比べて、激しいことからも、
長時間のTHINKSの高い思考活動は、カラダに毒ということです。

いったい人間の一日のTHINKS量は、どれぐらいになるでしょうか?
個人的には、多くて30THINKSだと思います。
この範囲で、思考活動を行うのなら、良いと思いますが、
例えば100THINKSを超えるような思考活動を続けて行った場合、
例えば15THINKSをぶっ続けで7時間、行った場合、
カラダ、精神の負担は、信じられないものとなるはずです。

15THINKS顧客トラブルに関して、
初めて行った場合を想定していますが、体験がある方ならわかりますが、
思考がストップするかのような、ストレスにさいなまれます。
こういう時に、どうすればいいのか?
組織は、職員の生産性を上げるためにも、
職員の思考活動量に注目する必要があると考えます。

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