森重雄(1990)「教育社会学における理論ー教育のディスコントラクションのためにー」(教育社会学研究第47集)
【要約】教育社会学的な理論は教育学的な理論ー社会通念や常識知に親和的なそれーに打ち負ける。というのも、社会学がある理論を打ち立てても、それは、教育学モデルの不在として認識されてしまい、現状批判へと論点の移行がされるからである。
教育社会学は教育学に従属する「おとなしい」 学問であることを辞めて、ラディカルに理論を構築していけ。そのための方法として 、ディスコントラクション(脱構築)が有用である。教育学が自明視している土台に、社会学な手法で水を流し、液状化させてやろうぜ的な感じ。
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