読書メーター KADOKAWA Group

論文の最終処理場

コメント

並林
新着

桜井芳生「ブルデュー文化的再生産論入門」(現代メディア文化論特講14)

論文ではないが、ブルデューを平易に説明してくれている。ハビトゥスとは慣習の総体であり、個々の行為がプラティークである。また、筆者は「文字階級の再支配仮説」を提唱しており、文字メディアを使いこなせるような人が支配階級になるという論理である。確かに、非文字メディアの急速な発達を考慮すると、無くはない仮説である。