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並林
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吉田直哉(2012)「B.バーンスティンの「教育コード」理論の形成過程ー1970年前後の転回に着目してー」(東京大学大学院教育学研究科 基礎教育学研究室 研究室紀要 第38号)

バーンスティンの概念が分かりやすく載ってて勉強になる。1970年代に学校を教育の文脈として認識する視座が形成され、バーンスティンの着眼点が家族→学校へと移行した。ブルデューと違って、学校をコードの再読み替えの場所と捉えているってところに、教育学部としては親近感を湧かずにはいられない。