1/18(木)第9巻 P1~P200 アルベルチーヌの機嫌をとるためにバルベック駅からドンシエールまでサン・ルーに会いに出かける。ラ・スプリエールで、ヴェルデユラン夫妻主催の晩餐会に出かける。カンブルメール夫妻は大家として参加。尊大な態度。シェルバトフ大公妃とユードクシー大公妃はヴェルデユラン夫人に忠誠を誓う。生きている息子の顔は亡き母を冒瀆するものであるとは?意味不明。シャルリス氏の不審な態度。人名地名の語源を語るブリジョ氏。
1/10第8巻p341〜p617(最後)
2度めのバルベック、祖母の死を思い出し、実はこれはプルーストの母の死の投影という。 アルベルチーヌとの再会、他14人の娘とのひと夏の快楽を味わう。
心の間歇という不思議な言葉、移ろいゆく人間の心を表して言葉の解読というテーマが潜んでいる。女性同性愛(ゴモラ)についてはソドムの表現に比べて実態がわからぬような表現である。
12/28(木)第8巻p146〜p340(4日間で194p)ゲルトマン大公夫妻での夜会の続き。ゲルトマン公爵、夫人ともに、スワンを避け、オデットとジルベルトにも会うのを拒む。ロベールは、文学と恋愛から目が醒め、ドレフュス支持を後悔しているとスワンに告げる。私はゲルトマン夫妻の舞踏会への誘いを断りアルベルチーヌの来訪を自宅で深夜まで待つ。スワン夫人のサロンの方がオリヤーヌのサロンより人気となる。
12/24(日)第 8巻p1〜145
シャルリュスとジュピアンが同性愛者と知る。当時は同性愛に対して厳しかった。植物の交配から同性愛を考察する。ゲルマント大公夫妻邸での夜会。スワンは大公によって追い出される。大公を紹介してもらえる人を探したがなかなか見つからず、雑学の大家ブレオーテ氏に会い、大公を紹介してもらう。
12/21〜12/23第7巻p441〜p605(3日間で164pシャルリス邸訪問、氏の怒りとわたしに対する執着。分裂気味の氏。ゲルトマン公爵夫妻邸再訪。スワンの持参するマルタ騎士公爵の写真。公爵の従兄『ママ』の危篤。スワンの命は3,4ヶ月。
公爵夫妻は、弔問より大公妃の夜会を優先する。
12/20(水)p240〜440(3日間で200p)
ゲルトマン公爵夫人(オリヤーヌ)の才気や、夫人の名句(からかい好きの傲慢王)
の話が続く。あらゆる常識を覆そうとする夫人の才気には敵わない。
12/17(日)6巻p411〜422最後7巻1p〜238p(249p計)体調が悪く3日間休んでしまった。
アルベルチーヌが突然やってきて、口づけを許し身を任せる。ヴィルバリジ夫人邸で、ゲルマント公爵夫人に会い晩餐会の招待をうける。ブーローニュの森のレストランでステルマリア夫人と愛引きする楽しみは夫人の当日のキャンセルで私は泣き濡れる。サンルーと食事をすることになり、レストランの対応が急変するのを見る。サンルーの貴族たる振舞いを見せられる。ゲルトマン夫人の晩餐会でエルスチールの絵を見せて貰い、夕食に遅れるが
12\13(水)5巻p301〜p410(110p)
祖母が少しずつ、死に向かうのだが、プルーストは、外見上の変化では無く、精神の崩壊に注目する。目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなつても、祖母は公爵としての矜持を最後まで持ち続けようとした。こういう時にこそ、ゲルトマン公爵や、医師の傍若無人ぶりが目立ってしまう。
12/12(火)5巻P240~P300(60P)ロベールと世間のラシェル評価に格差が大きい。ヴィルパリジ夫人は<私>とシャルリュス氏を合わせたくない。シャリリュス氏は<私>に関心があり散歩する。氏は私に社交界の出入りをやめるよう勧める。祖母の体調不良にたいし、コタールに往診を頼み、次にわたしがドクター・ヂュ・ブルボンの往診を頼む。神経症と判断され、普通の生活を薦められる。
12/11((月)第五巻p173〜p239 (66p)
サン=ルー、シャルリュス男爵、ドイツの首相ファッフェンハイム大公到着。スワン夫人到着して、入れ替わりにゲルトマン夫人退出。スワンは気づかなかったふりをする。ノルポワ氏は大公のアカデミー会員立候補を賛成しない。
12/9(土)5巻p326~p428 102P 5巻の終わり。サンルーの恋人に会うのだが娼館であったラシェル・カン・デユ・セニュールであった。ラシェルは男性にほれやすくサンルー(ロベール)は嫉妬に狂い、常に口喧嘩をしている。パレ・ロワイヤル劇場でラシェルはまた若いダンサーに見とれサンルーは嫉妬する。
12/8 第五巻
p178〜p325約150p
今日は慚愧に耐えないリメンバーパールハーバー。
サンルーとドンシェールでの交流.サンルーに恋人からの仲直りの手紙が来る。祖母と電話で話し、パリに戻る決心。パリで祖母に会い変わり果てた姿を見て驚く。ゲルトマン夫人に会うための朝の散歩。
12/7((木) 5巻91〜177p約85ページ
ラ-ベルマの演技を再度見て感動。ゲルトマン大公妃のペニヨワール席での貴人達の駆け引き。ゲルトマン公爵夫人に魅せられ、待ち伏せまでする様になり、サンルーに紹介を頼む為にドンシェールの兵舎に向かう。一泊目はホテルの空きが無く兵舎に宿泊。
12/6水 31〜90p約 60p
ゲルトマン家の交際社会はフォーブール-サンジェルマンでも別格であり、ノートルダム大聖堂の建立前から即ち12世紀まえから、有数の地主であつた。主人公は再度ラ、バルマの演技をオペラ座で観るが社交界の駆け引きも見ることになる
12/5 4巻644p−703p
5巻p1-30約90ページ
アルベルチーヌにキスを拒否され、アンドレイと付き合う様になるが避暑地の花咲く乙女たちとの楽しい遊びも終わる。花咲く乙女たちではなく、花咲く乙女たちのかげに、とかげをつけるところがプルーストらしい。5巻は、祖母の健康を考慮してゲルトマン家の家にすむことになる。
12/4 4巻 484P~643P (159P)三人の少女と遊ぶ<私>アンドレとジゼル。アンドレは文学の造詣も深く、繊細な心使いもできる。アンドレイに少し心が傾く。アルベルチーヌから、グランドホテルに一人で泊まるからと部屋に招待されるが、キスを拒否されて気持ちが離れる。
12/3(日)岩波文庫4巻目283p~483P 約200ページ 平日は100ページやっとだが休日なので倍読めた。 級友ブロックの家にサン・ルーと行った<私>は、ブロックとその父の嘘に翻弄され、サン・ルーに対しても無礼な口をきくブロックに困り果てる。あげく環状線の車内でスワン夫人とパリからポワンデジュールの間に3回も関係を持ったなどと自慢される。サン・ルーの紹介で画家エルスチールと出会い、午後の集いに、念願の海岸で見かけた片思いの魅力ある女性、アルベルチーヌを紹介してもらう。
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