読書メーター KADOKAWA Group

イタリア美術愛好会

コミュニティの詳細

イタリア美術を偏愛する会です。

*美術には視覚的表現をめざす絵画・彫刻・建築・映画を含みます。

*イタリア旅行で訪ねた美術館や教会、展覧会で鑑賞した作品、好きな芸術家や好きな作品などについて語りませんか。旅行や美術館等で撮った写真なども是非UPしてください。
(つぶやきだと定期的に消えてしまうので、コミュニティを作成しました)

*イタリア美術といっても、北方の影響が多々あり、周辺諸国との関連は見逃せないので、イタリア美術から派生して他の国の美術や歴史に話が及ぶのはもちろんO.Kです。

*イタリア美術がお好きな方限定でお待ちしております。

*管理人は初のコミュニティ運営ですので、至らない点はご容赦ください。


【注意事項】

◎参加ご希望の場合は、まず管理人にメッセージを頂けると嬉しいです。

◎トピック作成の前には管理人に連絡をしてください(承認制)

◎コミュニティやトピックについてのご希望・ご意見はお気軽におっしゃってください。

◎管理人はイタリア在住なので時差により返信等遅れることがあります。ご了承ください。

◎なにか質問や雑談などあればコメント欄にどうぞ。

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コメント
381

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McLean
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MAKI様

丸紅ギャラリーの「美しきシモネッタ」特別展は12月1日に始まりましたが、新聞に全面広告を出したはいいが、「一枚だけの美術展」とあるのが何だか悲しいですね。この調子だと、次に観る機会が果たしてあるものかどうか。

スプーン
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Mcleanさん、丸紅の情報ありがとうございます☆
冬が待ち遠しくなりますね♪

スプーン
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最近はたまに、上野の西洋美術館の常設展を見に行ってます。
ヨーロッパ古典物充実していて、見ごたえがあります☆
卓越した審美眼の職員さんが多いのだろうなぁ、と想像しています。

スプーン
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まあ日本もっとぐちゃぐちゃですけど(笑)

スプーン
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イタリア、政治動いてますね。

Maki
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McLeanさん

情報ありがとうございます!
今秋に展示とホームページに書かれてあったように思いましたが、延期で12月からなんですね…しかもたった2ヶ月間のみ…もう絶対に無理だ~(笑)

丸紅ギャラリーの常設展示にしてくれない限り、私は麗しのシモネッタに会うことは叶わないでしょうが、お近くの方、または年末年始に東京へいらっしゃる方は是非どうぞ!

McLean
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MAKI様

丸紅ギャラリーの「美しきシモネッタ」特別展ですが、漸く日程が決まったようです。また少し延びて、12月1日からとのこと。ご参考まで。

Maki
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ヴェネツィアさん

そこにこんな大きなキャンバス画(ルーヴルにあるヴェロネーゼの『カナの結婚』よりも大きい!つまり世界でも最大級の大きさかと…しかも2枚)があったことも、その教会区の人以外はほとんど誰も知らなかっただろうし、しかもそれがティエポロ作だなんて!という感じのニュースで、ビックリでした。

その教会のファザードは未完成のままらしく、かなり簡素な教会ファザード。イタリアには珍しく、2つの鐘楼が側面両側についています。ラテン十字の単身廊だそうです。

ここでティエポロは1735~40年頃に仕事をしていたとか。
他にも当時のヴェネツィア派のバロック芸術家たちの作品で飾られているみたいです。ここは来年以降は要チェックの場所ですね!

でもヴェネツィアさんが心配されるほどの人は、幸か不幸か、それほど集まらないでしょう…ミラノでの大規模ティエポロ展も2回行きましたけど、ゆったり鑑賞できたし、年始にウーディネへティエポロ詣でした時も誰もいなかったし、ブレーシャ自体に観光客はほとんどいないし…

でもブレーシャの考古学博物館とか、本当に素晴らしいですよ。人もいないからじっくり鑑賞できます(笑)あとロンゴバルド関連の展示も充実。

それにこのティエポロまで加わって、無敵なブレーシャ!ロンバルディア州へお越しの際は是非どうぞ!オススメです。

ヴェネツィア
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この機会にティエポロの絵の修復が行われ、公開されるのは喜ばしいことですが、その一方でこれらの町に人が大勢やってきて大丈夫かなという懸念もあります。

Maki
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【ティエポロ】イタリア文化首都ブレーシャ

EUが選ぶ「欧州文化首都」というイベントが毎年ありますが(指定された都市で1年間に渡り文化行事を集中して開催するというもの)、それのイタリア限定版「イタリア文化首都」も並行して毎年開催。

今年はプローチダ島で(映画『イル・ポスティーノ』の舞台として有名)すでにたくさんの観光客でにぎわっているのですが、実は来年2023年の文化首都も決定していて、ベルガモとブレーシャの初の2都市同時指定となっています。

なぜこの2都市かというと、コロナ禍で一番の打撃を被ったロンバルディア州ですが、その中でもこの2都市が特に多くの感染者・犠牲者を出し、医療従事者への負担もかなり大きかったこと、そしてそこからの復興を目指し、文化都市として再スタートを切るという意味が込められているのだとか。

色々な準備が始まっているなかで、なによりビッグ・ニュースが「1740年にガンバーラ家が5世紀に渡って所有する地ブレーシャ郊外に、ローマ時代の古い聖堂が残っており、その上にサン・ロレンツォ教会を建設するので、当時最高の芸術家ジャン・バッティスタ・ティエポロに大型キャンバスを2点依頼した」という古文書が!

そして縦10メートル×横5.5メートルという巨大なキャンバス2枚『メルキゼデクの捧げ物』(写真左)と『マナの収集』(写真右)がティエポロによって描かれ祭壇に飾られました。

https://www.bresciatourism.it/cosa-fare/tiepolo-verolanuova/

どちらも旧約聖書から取られた題材。
メルキゼデクはパンの捧げ物を天に向かって掲げ、その右側に徽章をつけた戦士たちが沈黙の中で宗教儀式に従っている様子が描かれています。

『マナの収集』のモーゼは岩山の上で天に向かって両手を広げ、その後ろには陣営の天幕、ユダヤ教の指導者たち、祭司たちの姿。天使が空からマナ(おそらく食物)を注ぎ、そこに天の恵みを求める群衆。

写真はどちらもティエポロの下絵(スケッチ)ですが、下絵は10分の1の大きさで描かれ一切の手抜きなし!という素晴らしさです。

ちなみにこの下絵はアルゼンチン国立美術館が所蔵しています。

こんな素晴らしい傑作があることをブレーシャはずっと放置…つまり修復の資金がなかったんでしょうけど、今回の文化首都指定によって文化省からの資金が得られ、めでたく修復・来年には大公開と相成りました。