第68・69回は久々の推し本『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』を取り上げました。
『人新世の資本論』で一躍有名になった斎藤さんですが、その論調は大きな影響を与えつつも、多くの論客から批判を浴びている一面も。
そのトップダウンで敵味方をはっきりさせるような言い回しは、果たして世界をより良い方向へ向けるものであったのか?
未だ感情的に受け入れがたい部分もある本でしたが、今回はそれとは打って変わったエッセイ本。斎藤さんが様々な仕事を体験したり、現場に足を運んだりしながら、改めてこの社会の実態と、理想とのギャップ、そして自身の無力さをかみしめながら「何ができるか」を模索していく展開。
何をしたいのか?何が足りないのか?
改めてこの星と社会の未来のために動けることを考えてみるきっかけとなった一冊でした。
みなさんはどうだったでしょう?
068. 推しの一冊『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(前編)
https://spotifyanchor-web.app.link/e/GCpyTfwKUxb
069. 推しの一冊『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(後編)
https://spotifyanchor-web.app.link/e/zFtht7ZKUxb
これまでの配信エピソードのトピックにも更新済みです!
https://bookmeter.com/communities/338507/topics/20996
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