読書メーター KADOKAWA Group

9/6 伴名練=編『日本SFの臨界点[怪奇篇]』読書会

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう

イベント詳細

  • WEB
  • 2020年09月06日(日) 16時00分
  • シタン

 お題本についてお喋りする読書会です。今回の課題本は伴名練が編んだアンソロジー『日
本SFの臨界点[怪奇篇]』。
 手に入りにくい著者短編集未収録の作品を中心にしたセレクション(しかも粒揃い)、かつSF初心者向けの親切なブックガイドまで収録しているため、SF初心者からSFマニアまで唸らせるアンソロジーになっています。SFを読みたい人はとりあえずこれ読んでおけば間違いないのでは。
 [恋愛篇]と同時刊行ですが、[怪奇篇]はアイデアが光るものが多く、ジャンルSFの枠を超えた多様性が魅力だと思います。

参加を希望する方は下の説明をお読みいただいた後、【お題本を読む意気込み(or 読んだ感想)、希望する日程(あれば)】をコメントしてください。

定員に達するまで募集します。よろしくお願いいたします!

 ○日 時 :2020年9月6日(日)16:00-18:00
 ○場 所 :Zoom(カメラのオン/オフは任意です。オンの方が話しやすいと思います)
 ○対 象 :読書メーター歴3ヶ月以上のアクティブユーザー、20歳以上。
 ○参加費 :無料
 ○定 員 :7名

恋愛篇のイベントページはこちら https://bookmeter.com/events/7692

【読書会の進め方】
・事前に参加者の皆さんはお題本を読んでおいてください。
・読みながら感じたことや考えたこと、話し合いたいことをメモしておいてください。
・あらかじめ話し合いたいテーマを募集し、当日はそのテーマに沿っておしゃべりします。
・時間が許せば、お題本から連想する本を紹介したりする時間も設けたいと思います(これはオプションなので、特に考えていただかなくても大丈夫です)。

トークテーマ案
・全体的な感想
・好きな作品と嫌いな作品(あてっこ)
・初読作家とその印象
・「笑う宇宙」の解釈
・「ぎゅうぎゅう」のオチ
・もし「地球に磔にされた男」のタイムマシンが手に入ったら
・「雪女」のようなSFはアリかナシか
・各作品のタイトルの秀逸さ
・自分がアンソロジーを編むなら
・日本SFの臨界点 ○○篇
・△△△の臨界点 ○○篇
・ぼくの(わたしの)SF遍歴
・ぼくの(わたしの)怪奇遍歴
・SFとホラーの関係(あるいは別ジャンルとの関係)
・この作品は本当に「怪奇」なのか?
・収録作品と掲載順の考察(伴名練の意図)
・伴名練の作品は読んだことがありますか?
・これが好きならこれを読め

【お題本について】

 伴名練『日本SFの臨界点[怪奇篇]: ちまみれ家族』(ハヤカワSF文庫JA/ 2020年刊)

 ○編者:伴名練(2019年のベストSF第1位(国内篇)に選ばれた『なめらかな世界と、その敵』の著者。「世界で一番2010年代、世界で最もSFを愛した作家」 https://www.hayakawabooks.com/n/n074ba53b3392

 ○収録内容:
・中島らも「DECO-CHIN」
(『蒐集家 異形コレクション』/光文社文庫/ 2004 年刊)
中島らもの遺作。こんな作品を収録してしまうセンスと慧眼。内容はタイトルから想像してみてください……(当たるかな?)

・山本弘「怪奇フラクタル男」
(〈小説CLUB〉1996 年10月号/ 1996 年刊)

・田中哲弥「大阪ヌル計画」
(『ホシ計画』/廣済堂文庫/ 1999 年刊)

・岡崎弘明「ぎゅうぎゅう」
(『SFバカ本 たいやき編』/ジャストシステム/ 1997 年刊)

・中田永一「地球に磔にされた男」
(〈yomyom〉vol.40 /新潮社/ 2016 年刊)
あの有名作家の別名義ですね。

・光波耀子「黄金珊瑚」
(〈宇宙塵 第46号〉/同人誌/ 1961 年刊)
幻の第一世代SF作家の作品。

・津原泰水「ちまみれ家族」
(『血の12幻想』/講談社文庫/ 2002 年刊)

・中原涼「笑う宇宙」
(〈奇想天外〉1980 年9月号/奇想天外社/ 1980 年刊)

・森岡浩之「A Boy Meets A Girl」
(『宇宙への帰還』/ケイエスエス/ 1999 年刊)

・谷口裕貴「貂の女伯爵、万年城を攻略す」
(『進化論 異形コレクション』/光文社/ 2006 年)

・石黒達昌「雪女」
(『人喰い病』/ハルキ文庫/ 2000 年刊)
雪女をめぐる科学的論述と民俗学的神秘。伴名練のある作品に決定的な影響を与えた。

・各著者の詳しい紹介

・編集後記
-あとがき
-日本SF初期と女性作家(新井素子以前)
-古いSF作品を探す方法
-アンソロジーガイド Part2(昔の日本SFが気になりはじめた方へのガイド)
-アンソロジーガイド Part3(日本SFを読み続けてきた読者へ:伴名練は何をしようとしているのか)

コメント

データの取得中にエラーが発生しました
コメントがありません
新着
参加予定
検討中
さんが
ネタバレ