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著者は仏の人口歴史学者、家族人類学者。聞きなれない分野ですが、人口の推移、出生率、家族構成などから社会構造を分析し、その社会に馴染みやすい政策や経済活動などを見出す。それでいえば日本は直径家族社会で内向的といえ、今後の未来を担う子供よりも、社会構造を支えてきた親を支える傾向が強い。そして移民など外部の人間を受け入れる環境が整いにくい。となると、少子化、超高齢化社会の問題を解決しないかぎり国力が弱まっていくという指摘は説得力があります。日本人研究者にはない自由闊達なものいいが心地よい研究者でもあります。
0255文字
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読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/28(2241日経過)
記録初日
2010/09/16(5297日経過)
読んだ本
828冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
211215ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率81.3%)
本棚
32棚
職業
クリエイター系
現住所
大阪府
自己紹介

大学では考古学を学び、その系列の本以外はほとんど読みませんでした。専門家になりたくてフリーターをしていましたが、ふとしたきっかけで食品会社の商品開発として社会人デビュー。そこで工場直営店を設立し、経済とマーケティング、食糧問題、より良い働き方とは?の世界へ。ヘルニアになり足掛け15年以上いた食品業界を辞め、今までの経験から印刷業界へ引っ張っていただきました。いろんな業界を渡る中で、いろいろな本を手に取って読む機会ができ、ここで得た知識や考えを忘れるのはもったいないということで忘備録兼ねてこのサイトを利用しています。

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