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ヘミングウェイにノーベル文学賞をもたらした著名な作品。メキシコ湾にて老いた漁師と巨大なカジキマグロとの格闘。そして獲物を狙うサメとも格闘が描かれる。老いたことでガツガツさは無くなり淡白な心持ちとなるも、本質的な闘争心は喪われていない老漁師が、フェアな格闘技に臨んでいるかのごとくにカジキマグロと対峙し、執拗に獲物を狙うサメと死闘を繰り返し、結果的に大半を喰い荒らされても特に拘泥を見せない。作者が理想とする老境の姿なのかと思う。数十頁の解説が付き、ヘミングウェイ理解の参考になる。名作だと思う。
0255文字
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読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/23(4014日経過)
記録初日
2014/03/26(4011日経過)
読んだ本
2561冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
852670ページ(1日平均212ページ)
感想・レビュー
1423件(投稿率55.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
事務系
現住所
神奈川県
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