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roughfractus02
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roughfractus02
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知るということが言葉でできた意識に限定されるならあまりに部分的すぎることを中世の物語に見出す著者は、さらに弦楽四重奏を例に、多数の思いと一つの言葉の関係を音の重なり全体からドミナントなメロディーを抽出する意識の働きを注視し、クライエントとカウンセラーの関係を諸々の関係の一部として講演の聴衆(読者)にイメージさせる。クライエントとカウンセラーの言葉の背後にある思いを構成する潜在意識の次元を他の本では「たましい」と名づけた。本書では、その次元を構成する身体や意識を超えた連続性の次元に踏み込む態度を宗教に学ぶ。
0255文字
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読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/06(2973日経過)
記録初日
2017/02/06(2973日経過)
読んだ本
3606冊(1日平均1.21冊)
読んだページ
1378311ページ(1日平均463ページ)
感想・レビュー
3606件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
自己紹介

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