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Hiro
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Hiro
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戦前樺太の半分が日本領だった頃、そこで炭田開発をする父とその家族の生活を小学生の次女の目から描いたノンフィクション。今はサハリンと呼ぶ僻地にもかつて何処からか日本人が移り住んで厳しい冬は勿論四季折々に懸命に日本の何処とも変わらぬ豊かで喜怒哀楽に溢れた生活があったのだなと実感される。幼少期から思春期へと成長していく感じやすい子供たちの姿は冷たく澄んだ樺太の風物の中で余計みずみずしく健気だ。家長制が厳しく男尊女卑の露わな当時の風潮や好戦的な社会状況もきちんと押さえられ、今は顧みられない昔を伝える貴重な記録。
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

立花隆のすべて〈下〉 (文春文庫)

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上巻に続いて、本書も高名な作家、ジャーナリストの人となりを明らかにする一冊。フ…続きを読む
立花隆のすべて 上 (文春文庫 編 2-31)

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面白かったのは冒頭の立花自身の書いた二つのエッセイ、一つは勉強法について語り、…続きを読む
末期がん「おひとりさま」でも大丈夫 (文春新書)

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長田 昭二
読みかけ。あまりに生々しくて身につまされるので、冒頭30ページほどだが読むのを…続きを読む
大人の居酒屋旅 (新潮新書 1036)

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太田 和彦
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純情・聖母の軽わざ師・人生の道―フランス名作短編集 (Meiji Books)

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倉田清
ドーデ以下、メリメ、ゾラ、フランス、ジャムという未読の作者のものを読む。文句な…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/26(3085日経過)
記録初日
2016/07/23(3088日経過)
読んだ本
1102冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
328606ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
1076件(投稿率97.6%)
本棚
22棚
性別
年齢
66歳
血液型
A型
職業
無職
現住所
福岡県
自己紹介

最近リタイアし無職になった61歳。30有余年のサラリーマン生活では、生来の怠け心とともに、やはり仕事や付き合いへの執着もあって、読書に十分な時間を割くことができなかった。ここ数年自分の仕事上の帰趨が見えてきて俄かに、読めずにいる、また何年かかっても到底読めそうにないたくさんの本への愛着が湧いてきた。今読むだけの生活に実際浸れるようになって家族はじめ周囲の人たちへ感謝の毎日です。

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